三秒だけ、思った
私は私をやめたいと
三秒だけ
きっと初めて考えた

ひとりでは誰一人抑えられなくて
ひとりでは誰一人助けられない
また人を頼ったから、
その人たちを困らせたか ....
やつらの罠に はまっちゃいけねえ
混乱 欲望 慈愛 浄化

深みにはまればはまるほど
やつらの脳に迷い込む

標識なんてありゃしない
矢印が正しいとは思わないこった

右 ....
機能が完全に停止した僕の体はすでに

冷たい鉄クズでしかなかった

暖かい物を抱え込んでも変化など

当然のようになかった

毎日流した涙の数は

数えきれないほど積み重 ....
                        
そこは、きらめく水筋と、             
美しい堤防の続くところ。             
長い長い弧を描いて、           ....
自らの手で

自らの力で

世界を知り得る

そんな 僕 は 果報者?

そんな 僕 は 不幸せ?


目隠しされていた時の方が
良く 思えてしまう 僕は

愚か者 。
白い夢をみる雨の朝
石畳は濡れそぼって君の靴音を響かせる

風もないのに遠く
赤いアンブレラはくるり

しなやかな求愛みたいに廻る

フリードリヒは終日モルヒネを胸に抱く
 ....
人生とは大きな{ルビ河=うみ}

若い時は船を造る事が出来たが
歳を重ねるとその技量だけが残る
彼の体力は静かに老化した

彼の肉体は思いの他にガタが来て
少しの力で骨は折れて ....
死ぬことで
何かを残そうとする人は
とても とても
寂しい人

残される人の心をを知らないんだ

生きることで
何かを伝えようとする人は
とても とても
美しい人

伝えるもの ....
嗚呼

聴こえますか?

わたしの想いが

強い音を立てて

貴方に

気付いてもらおうとしているのです

わたしの

たったひとつのチャームポイント

色白の肌

 ....
押入に夕闇はつと隠れてる
    「もういいかい」と「まあだだよ」とで


庭先にブランコだけがゆれていて
    昼のサイレン明日はとおく


陽のひかり障子にさせば心痛み
    ....
君の街に雪が降ったとニュースで聞いた
君はどうしているだろう
僕の街にはまだ雪の便りはないけど
日に日に冷たくなる風の冷たさに
雪の気配を感じているよ

君が学校を辞めたと風の便りで聞いた ....
        1

寒さが沸騰する河岸に、沿って、あなたの病棟は佇む。
粉々に砕けた硝子で、鏤めている実像が、
剃刀のような冷たい乳房のうえに置かれる、
吊るされた楽園。
顔のない太陽は ....
蒼い空に貼り付いている木の葉と
舞い散るとりどりの色を眺めていると
あの時の涙の味をほろ苦く思い出す

人の気持ちは葉っぱのよう
一年で様々に変化していくものなのに
あのとき言えなかっ ....
踏み切りを
越えて
交差点を
左に曲がれば
君の家のはずだった

しばらく来ないうちに
ずいぶんと変わってしまったみたいだ

君の笑顔青空に描いた

「また逢いに ....
僕はまるで夜光虫、夜になったら動き出す

決して飛べなくなった夜光虫

羽は折れ、地面を這いずる夜光虫

傷ついた羽を休めたくても

休める場所さえない夜光虫

アルコ ....
私たちはふだん

地球の反対に住んでいるので


会うには 大陸や 時間や お金や

たくさんのものを越えなくてはなりません


仕方ないので


手っ取り早く待ち合わせ
 ....
あなたの電話に繋いだら
あなたが出る
そんな当たり前のことを
確かめたいと思った夜に、いま
窓を開けて出逢いました

複雑な涙ほど
単純な味がして
離れてゆくほど
迫って ....
石と罵声が飛び交うなか
彼女はそっとギロチン台へと足をかける
嵐のような時代を駆け抜け
今は不思議と心は静かだ

ふと
あるメロディが聞こえた気がした

幼い頃の
小さなモーツァルト ....
 忘れさられた涙は
 どこに流れていくのだろう
 
 きっと大海原まで降りて行き
 太陽の日差しに誘われて
 多くの仲間を引き連れて
 天空に昇り
 悲しい調べを奏でつつ
 俺達の住ん ....
声に出して言えば
欲しいとか 欲しいとか
そんなんばっかりになってしまうから
どうしたって
君の事 深く
切ってみたくなるだろうから

嘘ばっかりでいい
音楽とか
洋服とか
そうい ....
今日は丸い椅子には
座りたくなかった

道を失いそうなときには
肘掛けはついてなくて
それ以上はないというくらい
角張った椅子がいい

座るという緊張感が
癒されてはいけない
立っ ....
朝と歌う鳥達と目覚めを奏で
沈んだまま浮いてこれない ガラス細工を
丁寧に 丁寧に 探す
そこが 原点であり真実であるから

朝を歌う鳥達は高い空へと舞い上がり
弧を描きながらもまっすぐに ....
憂う雨しとしと泣いている
身に染みいるような
寄生虫(むし)の様

紛う影あの人が近づく
そして通り過ぎる
それだけの人

夢しんしんと
うるさい雪の様に
積もり積 ....
森を抜けて。ふたりで大好きな
ちょっとしたぬかるみに座っている。
湖がそこにあって。
おしりが少し、ぐちゃってなって、
説明のつかない気持ちよさ。

水面に映ったきみの顔ばかり見て ....
乾いた
木の葉を振り落とし
あなただけが生き延びる

それがあなたに
必要な作業

限られた
冬の季節を過ごすため

信号待ちで
見上げる私の
その
わずかな隙間にも

 ....
みずうみの名は
みどりこ
といいます
その昔、此処は険しい谷で
人も獣も草も水もありませんでした
みどりこは
ちょうど五本指の掌みたいなかたちをした
ゼリィ状のみどりこでした
ひら ....
心をうばわれた


覚悟を感じた


貴女を胸に刻む
ひらひらと黄色の葉が落ちてくる。
それがどこから流れてくるのか気になって
思わず上を見上げた。

「うわぁ!」
イチョウが見事に黄色に染まっていて
それが雲ひとつない空の青と調和して
 ....
お隣の洗濯物も
そのお隣の洗濯物も
そのまたお隣の洗濯物も
ふんわり今日は乾くだろうと
あったかい陽射しに
目を細めずにはいられない
冬だというのに
春の匂いがするのは
あなたの
洗 ....
中目黒。
都会なんか大嫌いで
ましてや渋谷から二駅のこんな駅で
あんたと暮らすこと夢みてたなんて
ほんと論外。

この5年でこんなに苦くなった。
『思い出は美化される』
あの法則はどこ ....
恋月 ぴのさんのおすすめリスト(17882)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
三秒- Rin.自由詩15*06-11-25
ゴダール- なかがわ ...自由詩4*06-11-25
こわれかけのモニュメントの像- こめ自由詩1606-11-24
菊池川____________- ネコ助自由詩2*06-11-24
blind_man- 李伍 翔携帯写真+ ...406-11-24
フリードリヒは終日モルヒネを胸に抱く- 朽木 裕自由詩8*06-11-24
- 海月自由詩3*06-11-24
対称- eris自由詩4*06-11-24
スイッチ- 愛心自由詩606-11-24
押入の夕闇- 石瀬琳々短歌17*06-11-24
祈り〜遠い空から〜- 未有花自由詩13*06-11-24
永遠のむこうにある空__デッサン- 前田ふむ ...自由詩25*06-11-24
*セミの抜け殻パズル*- かおる自由詩8*06-11-24
青空- れるむ自由詩206-11-24
夜光虫- DirectConnec ...自由詩8*06-11-24
キャベツ畑ランデヴー- もも う ...自由詩28*06-11-24
そんな、あなたへ- Rin K自由詩29*06-11-24
マリー_アントワネット- ごまたれ自由詩15*06-11-24
思い出作り- 山崎 風 ...自由詩1306-11-24
友達とかいう、嘘- 自由詩406-11-24
丸い椅子に座りたくなかった- たりぽん ...自由詩15*06-11-24
原点のガラス細工(見崎_光さんとの合作)- ぽえむ君自由詩11*06-11-23
東京- なかがわ ...自由詩9*06-11-23
湖畔- たたたろ ...自由詩7*06-11-23
冬支度- umineko自由詩12*06-11-23
みどりこ- ピクルス自由詩8*06-11-23
創書日和「白」__凜- 逢坂桜携帯写真+ ...8*06-11-23
すばらしい日々- はるこ散文(批評 ...2*06-11-23
so_feel_good- LEO自由詩26*06-11-23
中目黒の馬鹿女- ごまたれ自由詩21*06-11-23

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