子供頃よく夢に出てきた町

そこは名前もない住民はほんの少し

僕だけのパラレルワールド

ぼくはそこであの人にあった

美しい人でなんかテレビに出て来そうなくらい

美しかったこ ....
空から音も無く降る雪の
つもる速度のいじらしい熱

ちょっとまえの流星は
乾燥した鋭い声で失礼のないように
(絶望はできない。
と軌跡をのこし消えていった
このとき雪はしゃららららん
 ....
もうすぐぼくは旅にでるよ

何にもなく

宛先も書かれていない

手紙だけを頼りに

ぼくは昔のアナタを思いだして

排気ガスにまみれたこのどぶ臭い

町を今日でる

古ぼ ....
人は何のために
生きているのでしょうと
涙する君に

指で一筋
零れる心を
そっと拭う

こんな僕でも生きていれば
一粒くらいでも
君の涙を
拭ってやれるから

そう
囁い ....
気にしても仕方がない
の精神で
逃げようとして
結果はいつも残酷だった

結局は繰り返すことで


黒い円を描いて
同じ場所に戻りながら
落ちていくばかり


小さな幸せを
 ....
とうとう雪が降ってきて
あの人をさらってくるチャンスがやってきた
今朝あなたは外へ 出られない
今すぐそこへ
生霊をとばすわ 
雪がとろけてしまわぬうち

わたしの体からいま
切り離 ....
いつ、気付いたんだろうね
いつ、気付いてしまったんだろうね
温度差に。

知らなければよかったね
知りたくもなかったね
こんな気持ち

全く同じ気持ちでいることなんて無理で
全く変わ ....
わたしが

うまれてから

なみだを

 このてで

  ふくまで

ちちははは

どれほど

こころを

 ぬらした

  ことだろう


いきていく

 ....
青い壁は膨らみ私は身動きがとれない
東側の大きな窓は下向きになる
広場に立ち並び仰ぐひとびと

ぎーよんぎよんと振り子のように
揺れている世界
上下に左右に動きたわんでゆく風景
危う ....
雪だるまの背中に続く足跡に「おうちに帰ろう」白猫が鳴く


去る音がしんしんと行く雪道のはなせない手のさすらう体温


欠けていく月に答えを見失う車窓にゆれる横顔抱いて


午前三時 ....
あてはめてみて、はまらなかったら向きをかえてみればいい

そしたら意外にはまるものだよ

理想と現実が違ったら、見方をかえてみればいい

そしたら意外に理想に近づくから

君と僕が違う ....
君のことが大切なんだ
それを伝えたいのだけど
僕はいつもその理由ばかりを考えてしまうんだ

なんで大切だと思うのだろうとか
大切って思われるのは重たくないのかなとか

大切なんだよと ....
http://www5.ocn.ne.jp/~kzt/toudai/sekiguchi-ouhuku.htm

フランス在住の関口涼子さん(昭和63年度現代詩手帖賞受賞)によるフランス現代詩事情の ....
あったかい
ふわふわ

どこからか やってきて
みんなの前で
楽しげに浮かんでた


とげが刺さった
けれど
ふわふわ

気にしない


雨が降って灰色
それでも
ふ ....
ジャケ買いしたの
ひとりになった帰りだったの
きのうはふたりだったの
犬は鳴いていたの

踏み切りがゆざめのように
夕日にまどろんでいたの
新鮮なたまごをトラックで売りにきたの
だけど ....
ゆっくりとぼくの心臓は音をたて

ぼくの生きている証明になる

苦しいときも悲しいときも

ぼくは何かにしがみつくわけでもなく

何かに助けを呼ぶわけでもなく

嗚呼落ち葉を拾い
 ....
ひそひそと 魔物の 小さく 懇願する様よ
魔物 こそ 鞭に 打たれ 小さく 懇願する様よ
私らこそ 水の滴る 場所で 魔物を 嗜虐しなくてはならない
うそをつけ

石を 打て モーゼの十戒は ....
街に吹く薄汚れた上昇気流
舞い上がる鳥たちは
自由に見えても
危うい乱雑な流れで
時に墜落する

それは風が裏切ったのか
その美しく夜色の翼を
暗闇の代理人は
タールで固めた道が
 ....
{ルビ依=よ}る事の無い
貴方が存在する事に
だから 私の腕の中で少しずつ 少しずつ
羽根を休めてくれないかな
静かに月の下で
眠るように
 今は只貴方を安らかに
 今は只貴方を安らかに ....
それら
捨てなきゃいけない
ときがある

大事にして
自分を
上手に騙して

どうして
こんなところに
わたしの足が

わからないんだ
振り返っちゃいけない
もう泣くな ....
花が咲き乱れ
緩やかに風が渡る高原を
想うのはもう やめた

  飛べないのではなく
  飛ばない虫

穏やかな海に向かう
明るい窓を
開けるのは やめた

  鳴けないので ....
夕暮れ
男は空を見ていた
世の{ルビ何処=どこ}にも{ルビ属=ぞく}さぬように
草原に独り立ちながら

{ルビ只=ただ} {ルビ暁=あかつき}色に染められた雲が
宵闇に流れて姿を消してゆく ....
夜と昼間のあいだには
真っ暗闇の泪川

ほんの些細なひとことで
抜き差しならないドツボに嵌り
この頃の寒さも張り付き凍えてく

あまい言の葉に ほだされて
安眠毛布のクモの糸
 ....
どうも気に食わない奴のような気がして

嫌味の1つも言ってやりたくなる奴で

いちいち突っかかってくる奴で

会った日は一日不愉快で

どこにでもある平凡な顔で

むしろ「ええぇ〜 ....
 すこしずつ
 色を足し
 
 気づかれないよう
 形をかえて

 満月を
 あとふたつ数えたら
 「春」になります


北風の止んだ空に
雲の声がした
癒着する襞の呟きに
「寂しからずや」
と夜が往く
薬指は今宵も夢を見れず
「あな哀し…」
と月に憩ふ

胎動することと
何ら変わりは無し
女が腐食してゆく
何のへんてつもない 布切れや流木が 才能のある人に手を加えられ 素晴らしい服になったり オブジェになったりする。 そしてそれは とても気持ちのこもったもので
温かい。人間も出会う人によって 素晴らし ....
君の目の前にいる僕は
君のためにいる僕なんだと
教えてあげたい

君に楽しい事があったときには
両手で君の頬を包んで
よかったよかったと言ってあげる

君はにこにこしながら
僕に ....
熱砂の道を歩こうと
踏み出す先に砂漠はなく
求めた強さだけ
葡萄詰みの唄は遠ざかる

星座を大地につなぎ止めるもの
{ルビ哈密瓜=はみうり}の蔓、祈りのこえ
流れ星の落ちる果ては
岩と ....
銀色の髪

明るい瞳は緑

ささやく指先は桃色

つま先はあるの?

ライラ

君はしかめっ面で花という花をみんな摘んでしまい
眩しい朝が広がるに任せる

深い深い森で
夜 ....
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