コーヒーカップの横に、本がある。
『「待つ」ということ』 そう本がささやいている。
私の心に問われた。私は何を待っているのか?
コーヒーをかきまぜてみる。
耳が頭がカラダがざわざわしている。
 ....
三丁目にある教会のマザーがこう言った
私だってファックって言いたくなるのよ
なぜってドキドキするからよ
女の内側が燃えてきそうになるの

ブレイクファーストを運ぶ彼女はいつだって
 ....
霜葉ふむ皮のブーツの小気味よさこのままいつか見知らぬ冬に


窓ガラスくもる吐息にだまりこむ人のしぐさのその残酷さ


冬{ルビ薔薇=そうび}あかい棘さす指先の血のにじむ{ルビ孤悲=こい} ....
  忘れられない絵がある。
  いつ見たのか、どこでだったか、覚えていないが。
  思い出す、絵がある。

  大きな窓から夕暮れの赤い陽が射し込んでいる。
  中年にかかった初老の男女 ....
あ どこで鳴っているのだろ
悲しく響くパンの笛
空の上から高く低く
木々の間から遠く近く
誰が吹いているのだろ
森に木霊するパンの笛
謎 謎 謎の響き
僕はその日いつまでも
謎の響きに ....
北の大地では六花を呼び込む灰色の空が
重く色づいた樹々を
このまんま押し花みたいに
空に繋ぎ止めてしまえば綺麗なのに
芸術家気取りの冷たい風が
ハラハラと色を零していく
どうせなら ....
唇噛んできみは
嘘つきだね
本当は泣きたいくせに

街灯りに雨は白く煙って
アスファルトに伸びた
影を揺らしてる

黙ったまんまで
何を見てる
何を探してる
言葉に出来ない
夜 ....
こぼしちゃった
こぼしちゃった
ママに叱られちゃうわ
怒るとパパは止めやしない

あらやだあらやだ
あれもこれも
全部
こぼしちゃったわ

つなぎ合わせののりはどこ ....
 さえない毎日はグレー
 北風吹く財布の中
 年の終わりに振り返る
 まだまだ先の見えない生活
 やり残しの多き課題
 雑踏の中に消えていく個性
 まばらに見え隠れするのは
 等身大 ....
美しい花で満たされた花束
それを手渡す時に
その人との架け橋が築かれる

しかし美しさだけで作られたものを
手渡すのが怖くなる時もある
これで築かれた架け橋は
実は幻ではないだろうか?
 ....
壁を自在に移動する窓
持ち歩き可能な窓

心臓に取り付けるための窓

蜃気楼だけが見える窓

窓硝子に詩を書くための窓
叩き壊しても何度でも再生する窓

脱け出すためだけの窓
忍 ....
パンをちぎる
その手で私は
鶴をおる

鶴をおる
その手で私は
猫をなでる

猫をなでる
その手で私は
ページをめくる

ページをめくる
その手で私は
小銭をかぞえる

 ....
あんたがおる所は
雨やろ?

うちがおる所は
綺麗すぎる青空やで

明日くらいには
あんたの所も晴れるんちゃう?





さびしくなんかないで


空は万国共通やもん



あんたとうち
空でつなが ....
蠍の あかい 目玉が

海のむこうへ と 落ちて

時折 のぞく

スピカ に

こんばんは と挨拶 。

オリオンの べるとが

空を 照らす なか

シリウス の待 ....
そこには廂のない
木々を見下ろすような
建物ばかりが並ぶから
欠けない月は
皮膚の下
脈打つ鼓動までも
見通す

懐で熱を吸い上げる
母から貰った
裁ち鋏は
銀色の筋をつけながら ....
きれいな心の人が書いた
きれいな詩は傷つく

死ななきゃいけないって言われてるみたい

あいしても
濁らないひとがいるのはなんでなの

何が違うの


心のきれいな人が作る詩
 ....
「…rapid eyes movementだね」

「なにが、」

「最も深い睡眠状態で、覚醒には強い刺激が必要であるが、脳波は覚醒時と同様の振幅を示し、開眼時のような速い眼球運動がみられる時 ....
休園中の
誰もいない遊園地で
ひときわ大きく
一本のレールが
空に向って伸びている

カタカタカタ
カタカタカタ

レールの上を
ジェットコースターが
空に向ってのぼり始めた
 ....
どおぉーんとした夜明けには、
ゾンビがどんどん生まれて死なないのデス。

もしもーし。
死んでるデスか生きてるデスか。
もしかしてゾンビさん、
デスか。
 ....
「一度だけ
 本当の恋がありまして
 南天の実が
 知っております」


本当の恋は一度だけでいい


むくわれなくても


そっと思い出す


たったひとつ ....
そこに空がある
今にも吸い取られてしまいそうな
大きくて濃く
そして深いこの空の中から
風の音が聴こえる

そこに花がある
今にも崩れ壊れてしまいそうな
小さくて淡く
そして可憐なこ ....
器の底に僅かに残る水を
飲む頃に 雨の平原
遮るもののない近さに
後ろを振り返る
遠い山々から
無秩序な強風が
長い旅を続け
軽いものを巻き上げた
道の跡に午後の
どこか沈んだ退色
 ....
失ってから知る大切な物
後引く現実に戻れ無い心

先は見えず転びそうになっても後ろ歩き
過去は戻ってこない
やり直しの効く事なんかあるわけ無い
そんなこと、知っていたはずだった  ....
苦労なんて、
無料配布のものだけで
結構です
さらさらと零れていったわ
貴方
あんなに細かくちゃ
骨も拾えない


きっと
暖かな夢を見ていたのでしょうと

自分を甘やかす
凍えて死んだ
少女が擦った
マッチ棒の先
夢 ....
なんということ
こんなにもきれいな
瞳をしているのに


のに


祖母は私の瞼に触れて
また少しちいさく
かすれてゆくかのように
そう言ったんだ
薄い皮膚で感じた
あなたの ....
今日のデートで僕が言った「好きだよ」に
君は期待通りの反応はしてくれなかったけれど
今晩君が眠る頃一人でニヤニヤしてくれたなら
ベッドの中のそんな君はそれはそれで僕の作戦通りなんだ
愛してる

 愛してる



   あいしてる




陳家な言葉だと、笑わないで
そんな事、誰にだって言えると
逃げてしまわないで


あなたならわかるかもしれない
 ....
身長、体重、性格、なにもかも違う人間ではあるけれど



人間が好きな人間でいたいね



文化、歴史、背景、なかなか分かり合えない人間ではあるけれど



人間が好き ....
自分の名前を
忘れてしまいそうになる
遠いとおい旅路なのです
だけれども
決して忘れない
名前もあるのです

あの月と星をいただく塔の上で
そらに吸い込まれる
ただひとつの呼び名のよ ....
恋月 ぴのさんのおすすめリスト(17833)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
昼下がりのテーブル- 石川和広自由詩12*06-12-18
ファック&マザー- なかがわ ...自由詩6*06-12-18
【短歌祭】見知らぬ冬- 石瀬琳々短歌19*06-12-18
創書日和「紙」__へだてるもの- 逢坂桜自由詩10*06-12-18
パンの笛- 未有花自由詩10*06-12-18
*落ち葉*- かおる自由詩11*06-12-18
song- LEO自由詩22*06-12-18
おこぼし- なかがわ ...自由詩2*06-12-18
それしか出来ない- 山崎 風 ...自由詩1406-12-18
花束と架け橋- 紀ノ川つ ...自由詩8*06-12-17
窓のカタログ- 塔野夏子自由詩15*06-12-17
リンゴ- 松本 涼自由詩806-12-17
あいたい- 愛心携帯写真+ ...7*06-12-17
天空回廊- 李伍 翔携帯写真+ ...406-12-17
終末は白く光の中に- 自由詩5*06-12-17
フェンス- とうどう ...自由詩13*06-12-17
レム- 朽木 裕散文(批評 ...2*06-12-17
ジェットコースター- 沢村 俊 ...自由詩406-12-17
「_しんでるいきてるデス。_」- PULL.短歌7*06-12-17
この恋は- 逢坂桜携帯写真+ ...8+*06-12-17
風の命が聴こえる- ぽえむ君自由詩9*06-12-17
雨舞踏- 及川三貴自由詩2*06-12-17
「欠けた心」- Taka★Hajim ...自由詩106-12-17
つぶやき- FUBAR未詩・独白2*06-12-17
さらさら- さき自由詩906-12-17
なみだのつぼみ- Rin K自由詩34*06-12-17
太陽は昨日より早く沈んで、君はマフラーを巻き直してまた明日と ...- K+A自由詩6*06-12-17
あいしてる- ことは自由詩3*06-12-17
『人間が好きな人間でいたいね』- しろいぬ自由詩7*06-12-17
誓い- たりぽん ...自由詩18*06-12-17

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351 352 353 354 355 356 357 358 359 360 361 362 363 364 365 366 367 368 369 370 371 372 373 374 375 376 377 378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 391 392 393 394 395 396 397 398 399 400 401 402 403 404 405 406 407 408 409 410 411 412 413 414 415 416 417 418 419 420 421 422 423 424 425 426 427 428 429 430 431 432 433 434 435 436 437 438 439 440 441 442 443 444 445 446 447 448 449 450 451 452 453 454 455 456 457 458 459 460 461 462 463 464 465 466 467 468 469 470 471 472 473 474 475 476 477 478 479 480 481 482 483 484 485 486 487 488 489 490 491 492 493 494 495 496 497 498 499 500 501 502 503 504 505 506 507 508 509 510 511 512 513 514 515 516 517 518 519 520 521 522 523 524 525 526 527 528 529 530 531 532 533 534 535 536 537 538 539 540 541 542 543 544 545 546 547 548 549 550 551 552 553 554 555 556 557 558 559 560 561 562 563 564 565 566 567 568 569 570 571 572 573 574 575 576 577 578 579 580 581 582 583 584 585 586 587 588 589 590 591 592 593 594 595