07/07/02



で。
パート。
あ。
パート。
アッバウトな挨拶
奪われた空の
コバルト
不足する金属のコインを紙で代用
紙コイ ....
雨 そして静かな脱力
歩道は しみじみと 打たれ
灰のあでやかな 輝きが増す

商家 商家のイルミネーションが
反射し 歩道を潤し

曇天の薄ピンクに 街は灰
唸る都市は 午後へと突入 ....
その花には名前はなく


道の隅に ひっそりと咲いていた





それをみつけた きみは

その花に名前をつけた




その花は、あたらしい「いのち」を与え ....
遊ぶ為の毎日と
働く為の毎日と
どっちが人間として
あるべき姿か?

自分の事は何もせず
人のやる事には文句を言う
ハタから見ていて
醜い

働く事は辛いけれど
社会的認知度は高 ....
星月夜

銀河の 煌めく季節

いくつもの星が連なり

架る星の橋
星二つが結ぶ恋

澄みきる空を見上げると

星達が祝う

恋の物語

星降る夜の ファンタジ〜
 ....
層になった雲が
ゆっくりと、重さを増して
僅かに酸を帯びた
涙を流す頃
 
私は
地に足をつけながら
それを、一粒ずつ
掬いとっている
 
 
指で跳ねる雫に
唇を寄り添わせる ....
雨 しゃらしゃら降りて

{ルビ樋=とゆ}を伝い

渦巻きながら  

かいしょに 落ちる天水


雨音 それは地に当たる音にあらず

ただ降る雨に音がある

そう言ったの ....
安らかに眠っていた牛が
Mooッと一声高らかに鳴いた

月には一文字足りないけれど
無知蒙昧で顔をまんまるに膨らませ
危険を回避する為に電化していく家の隣で
しれぇっと天然ガスを汲み上 ....
高野悦子さん

わたしの二十一歳の原点は
あなたの『二十歳の原点』だった

孤独さは ともに生きる ひとが いる今は
あの頃とは 少し違うけれど

「未熟であること」
それは 今も  ....
自分以外の人の詩に
絵をつけている
だいたい2ヶ月に1回
描いた絵は
却下されることなく
必ずネット上で
公開される
1ヶ月の間
描き始めた頃よりは
多少ましにはなってきたが
詩を ....
あった方がよかったのか
なかった方がよかったのか
考えはじめると夜を越えてしまって
ますますひどい顔になる

手と足があって
布団の中でいつまでも冷えている
眠気を待ちながらすりあわせて ....
雨が世界を 洗い流す間だけ

全てが僕達から 目を逸らすから

君の手と 僕の手の間に
一滴の雨粒さえ 入り込まないように
強く 握り合ったら

落下を始める あの曇天を突き破って
 ....
電車
向かい合って座るくらいなら


タバコの煙交換するくらいなら

いくらだっている
人の中

一番いっぱいの
感情投げつけた
あなた

離れること
あれば

あた ....
                   一
 
 どことなくうすぼけたひかりのてらす、砂浜だった。
 ここには、風のふくけはいがない。うち寄せる波もない内海がひろがる。海は、あるいは死んでいるかの ....
愛し君の面影は
絶えず目蓋の裏に
笑顔のままに時をとめ

溢るる想い出は
柔らかき棘と
甘き疼きを伴って

遠く滲む記憶の端より
はらはらと溶けて
やがて淡く淡く  ....
The world owes me nothing. I didn't ask for beauty and I wasn't expecting it. But there it .... 白い粒が膨らむ 弾けて落ちる 鈍くハネル

 -ポップコーンの散らばった並木道

白い粒が膨らむ 弾けて落ちる 鈍くハネル

 -ソーダ水のつぶれる気泡みたいに

白い粒が膨らむ 弾け ....
 夏が玄関口まで来てベルを鳴らした
 
  こんにちは、私、夏と言うものです!

 元気一杯の挨拶
 その声だけで俺をいらつかせた

  帰ってください!
  間に合っています!
 ....
靴をはくくらい自然に恋ができたら良いのに、と思う。
たとえば右と左を間違えた、と言い訳ができる。
きのう雨で濡れてたんだって思いだせる。
今日は見栄を張りたいと自覚できる。

もう少し大人び ....
祝福のことばには
飾りたがりの
性分があり

僕はまだ
あこがれの盛り


 あなたの階段が
 あたらしくなった日も

 僕は
 初夏の匂いだっただろう

 あいも ....
うずくまる腕に ひざこぞう、ふたつ
私の体に わんぱく坊主が 
ふたり

そっと「膝小僧…」って 呼びかけると
ひとりだけじゃあないことに ふと きずいたよ

どこかになにかを預けて い ....
夏が来る
とりどりの宝石が波うつような
きらめきとあざやかさを纏って夏が来る

いつもはただのフェイクとしか思えない
この生命にもすべての感情にも
夏だけは流し込んでくれる――本当だと思え ....
暑くなる世界に嫉妬して
独りアスファルトに
水かけごっこ

あんあんあんなんて
地面から聞こえてくるのは
僕の性欲のせい

(あんあんあん)

きゃっきゃ騒ぐ人間どもと
短い命の ....
レコォドの針がぐるぐると巡回する
たちまちこの部屋に横溢する
とめどない狂おしい優しい旋律
作者不明の名曲だ
長い瞬きの後で
果てしない音の海に
ダイヴする

息もできない
雨のよう ....
夏の朝
とうもろこし畑の中に溶けてみた
一直線に並んだ黄緑の
甘い匂いが夏だった
気づけば夏の中に溶けていた
黄色の穂先から見上げる青空は
水を見ているようだった
土から湧き出る水蒸気が ....
コンコンチキチン
コンチキチン
コンコンチキチン
コンチキチン

祇園祭が始まるよ
祇園祭が始まるよ

祇園囃子の音がすりゃ
京都の夏も本番さ

コンコンチキチン
コンチキチン ....
星を見た

いつもと違う場所から見た

自分んちの方向を見た

明るくって夜なのに昼間みたい

でも

私は毎晩、あそこから見える星をキレイって

眺めているんだなぁ

都 ....
君は咲くシャインシャワーを跳ね返しこの瞳(め)に映る空を抜き取る


トリップは三秒前にも戻れないホワイトアウトに踏み外す足


陽炎のウラ見え隠れする噴水は見慣れたはずの街の ....
鍵爪のような細い三日月の夜
ある人妻は魔王メフィストと約束を交わしました
禁断の恋の成就を願い
その代わりにメフィストの言うがまま
魂を売ることにしたのです


ただ一つだけ月の出ない闇 ....
体に雨があたり続けると
冷えていく寒さに
体内に取り込めば力となる水の
私とは相容れない歩みを知る

宿り木のような両手の指を暖め
握りしめる手の甲を濡らす雨と
向かい合っている体内を巡 ....
恋月 ぴのさんのおすすめリスト(17883)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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星月夜- 鈴鈴自由詩4*07-7-2
梅雨空- 山中 烏 ...自由詩907-7-2
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ニワカアメ- ウデラコ ...自由詩3*07-7-1
最後には_帰ります- つちやし ...自由詩507-7-1
夏の骨- 今唯ケン ...自由詩7+*07-7-1
君ありて幸せ- あずみの自由詩607-7-1
愛して- 水在らあ ...自由詩19*07-7-1
ポップコーンの木- 未詩・独白5*07-7-1
訪問- 山崎 風 ...自由詩507-7-1
つたう- 吉原 麻自由詩807-7-1
未完成- 千波 一 ...自由詩14*07-7-1
膝小僧たちの歌- るるりら自由詩907-7-1
夏と私- 塔野夏子自由詩8*07-7-1
サマーサンデーロンリネス- ゆうさく自由詩2*07-7-1
レコォド- おるふぇ自由詩807-7-1
とうもろこし畑- ぽえむ君自由詩22*07-7-1
吉符入り_〜祇園祭が始まるよ- 北大路京 ...自由詩11+*07-7-1
お空と大地と- 美由自由詩2*07-7-1
白昼夢- Rin K短歌13*07-7-1
月夜の逢瀬- 渡 ひろ ...自由詩7*07-7-1
水の唄- 砂木自由詩11*07-7-1

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