寝ても覚めても
と言ったら嘘になるので
覚めているときに話は限定されるが
覚めているときは
いつも
同じことばかり考えている

眠る私はきわめて自由で
木製の魚にまたがって
月まで飛 ....
空は 晴れて 
緑が 萌えて 
鳥は 唄う 

どうしようもなく 
春で 
朝で 
まぶしくて 

どうしようもなく 
私は
女で 
せつなくて 

風が「る」のような ....
ないものねだりばかりしているんだ

今までずっと、僕は。


そこにあるものに、どうして満足できないんだろう
僕の手の中にあるものだって
当たり前に存在するわけじゃないのに

君を見 ....
 
雪の聲がした。


急いで玄関に出てみると
吐息が 曇天を埋めるように、
真綿のような牡丹雪が
くるくる廻りながら白く染めていく。

庭先の物干し台を。
ヤツデの木を。
向かいの家々の屋根を、白く ....
主な行動:
なでて、くちづけて、ひっぱって、つねって、
かんで、なめて、たたいて、にぎって、かいで、
たべて、いれて、かいて、ふいて、もんで、
みて、きいて、すって、おして、つまんで、
とっ ....
悲しかった

ただ悲しかっただけだった

人を恋することは良いことだが

恋をしてどうなる

その恋がみのるみのらないは

運任せ

恋は本当に自由気ままに

舞っている花 ....
鍵のかかった時計の針から
音だけしている

止める事で
生かされるものに
従った

まざらない光だと
闇に ゆだねた

けれど 痛みは
あなたの
手におえないだけの
窓まで  ....
夏に金魚を掬った。
冬に金魚は死んだ。
悲しかった。
八本目のアイス棒が庭に立てられた。

剥げかけた朱色の腹を浮かべて水に浮く、浮く。
元から死んだような目はさらに光を失い、失い。

 ....
笛吹き男が
こちらを向いてにこりと笑う
(愛は劫初のくびき)

青ひげ侯爵が
やさしい言葉を投げ掛ける
(言葉の虚構の投網)

ついでに
市役所勤めの桃太郎が
たまった市民税を督促 ....
しょっぱいスープにつけられた
エビのようにうずくまって
昨日の再来を待っている
明日なんて一つもいらない
歪んだギターになりたくて
誰かを傷つけたくなくて
歌った端から消えていく
言葉の ....
夢を見ていた
都合の良い夢を
倒れた案山子

そこが滅びた都市の枯畑であろうと
雪積もる冬の崖の上でも
倒れぬ案山子

秋の稲穂は脱穀を終わり
副産物の藁で人型を編みこ ....
見知らぬ小鳥が
甲高い声で
空にむかって告げたので
今日は見知らぬ春

葡萄の一粒が、私の中の
行ったこともない場所で
裂けて、流れ出す
見知らぬ季節

もう二度と会わない風が
 ....
天上から
光の粒がおりて
みち満ちてゆく
ときは、春

天から与えられたのは
生きる力と活かす知恵

朝露を唇に
 目に触れない透明な息
両の手で
 肌に感じる柔らかな息
目ざ ....
桜よ
あの人を包んでください
黒い古木にもたれて
胸の傷に手を当てる
あの人の背中をさすって


夜空の花となり生温かく散って
ほのかな明かりで目隠してください
ひとひらひとひら
 ....
春風にそよぐ{ルビ枝垂桜=しだれざくら} 

青空に響く{ルビ鶯=うぐいす}の唄 

{ルビ我等=われら}は{ルビ童=わらべ}

肩を並べてさくらを唄う 



  * 第一詩集「 ....
この日頃
心に映ったいくつかの言葉たちが
モビールになって
中空に
揺れる

長椅子あたりに
たたずむのは
けれどもう溶けて消えかかっている
誰かの
不在の
かたち

陽射し ....
あんなにとんがっていた
風が柔らかくなると
空の蒼さも淡くなる

宵闇の中に
花の甘さが混ざり

夜気がねっとりと
絡み付いてくると

春は恋の季節

だから

あ ....
人生で失望するようなことが起きると 不眠が続く・・・

世の中には自分の身体を痛めつけて 心の痛みを少しでも軽くしようとする人も居る。

私でも時には そんな衝動に駆られたりすることもある。
 ....
光と暗黒の中間点には
雨の差し込む隙間もない
密閉された空間があって
そこから
たった一本の セイタカアワダチソウが
吹いてもいない風に
反応、それを折り取ろうとしている
いっぽんの 手 ....
あぁ、今日も朝日が昇る
坊さんがひとり佇む
ガリレオ・ガリレイを吸って吐き出した
今は三時三十三分
ルンルン留守番上手な瑠璃カケス
なんだ坂こんだ坂
苦労ばかりが張り付いて
ろくでなしを ....
黒い布が飛んできた
ふわりと落ちて
黙って泣いた
風の吹くのを待ちきれず
騒いで泣いて
踏んづけられて
ずたずたに
黒い布が死んだように
横たわる
風呂敷包みのお姉さん
見ない ....
軽業師
ビルとビルの間のロープ

バランス



 く
   ず
      し


{引用=

砂時計ははかないものの象徴のように
いつも扱われていたのに嫌気がさし ....
華美な言葉ハかびな言葉
詩なる言葉ト死なる言葉

あん心あん全あんあんやらしい
いやんばかんなかばんなか

どいつどどいつどっちらけ
じぃくハいるじくハいる

べつにサバ煮とさばよ ....
春を待ちきれず
同棲を始めたと喜んでいた貴女は
近頃、思い悩んで
すっかり痩せてしまっていたという
(僕が、よう怒れへんかったからかなぁ
お父さん、つぶやいて
肩を震わせる

一週間前 ....
きっと白に近くあり


霧雨を含んだ夜のなかに
咲き急いだ桜がひとつ
白く闇を破る

陽射しを浴びて
咲き競うのは
きみ
きらいですか

こんな湿った濃紺の中で
意表を突いて ....
蛍光灯の下に籠を置いた
中にはキミの好きだった花を入れて
黄色いガーベラ

あの日からキミを失って
戻ってくるはずもないキミを
毎日こうして待ち続けている
いつでもキミを
すぐに受け入 ....
私の中で何かが眼を覚まし
それは動き始めている
それは触れられるものではなく
であるのに、つられて鼓動も高鳴る

長い冬を越していた
寒さに耐え、眠っていた
今、スイッチが入り
眼を覚 ....
赤い花を摘む男の指に見惚れてしまった
ゴボウ色に染まっている自分の指先を見つめながら女は赤い花を積む男を見ていた
男は何事も気にしないまま赤い花だけを摘んでいる
ゴボウ色の指をした女は自分に向け ....
窓辺に置いた花が
枯れてしまって
悲しむわたしのもとへ
風が
山の裾野を渡り
あなたの窓を
こつんとひとつして
わたしの窓にも
こつんとひとつして
風の
通り道が出来たことを
知 ....
愛なんて恋なんて

人にとってやっかいな存在だ

邪魔なだけの何にでもない

人は人を恋をして

愛すしかしそれを実行できる

人間はごくわずか

結局現実ははかなく

切 ....
恋月 ぴのさんのおすすめリスト(17833)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
安全剃刀- 佐々宝砂自由詩3*06-3-28
春愁- 落合朱美自由詩3506-3-27
ないものねだり- ことは自由詩3*06-3-27
友待ち雪- フユキヱ ...携帯写真+ ...406-3-27
他人の身体への愛情表現方法- むらさき自由詩1*06-3-27
花粉も恋も大流行!- こめ自由詩606-3-26
終わらない冬の終わりに- 砂木自由詩13*06-3-26
金魚- 時雨自由詩4*06-3-26
私的プロメテウスのアリス的逃走- The Boys On ...自由詩4*06-3-26
僕の手- ピッピ自由詩506-3-26
案山子の魂- 麒麟自由詩406-3-26
見知らぬ、春- たりぽん ...自由詩1206-3-25
みどりの子- LEO自由詩6*06-3-25
桜よ- まほし自由詩12*06-3-25
幸福。_- 服部 剛未詩・独白7*06-3-25
水栽培- 塔野夏子自由詩11*06-3-25
*_ドイタドイタ!(‾ε‾(☆\(‾ー‾)/☆)‾3‾)トウ ...- かおる自由詩4*06-3-25
未来への道- renchu自由詩106-3-25
天女- 阿麻自由詩13*06-3-25
*あーがいるなくろこだいるはころもがえきぼう*- かおる自由詩6*06-3-24
黒い布- あおば未詩・独白5*06-3-24
静止- ふるる自由詩5*06-3-24
えごうた- アマル・ ...自由詩506-3-24
早春のレクイエム- 佐野権太自由詩9*06-3-24
桜に- 銀猫自由詩17*06-3-24
ガーベラ- AKiHiCo自由詩206-3-24
春の悪魔- 麒麟自由詩106-3-24
アケノ花- 未詩・独白406-3-24
風の道- LEO自由詩8*06-3-23
愛する、愛されることは人間の本能- こめ自由詩306-3-23

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