{引用=(自動筆記の試みとして)}
薄っぺらい靴底を通してアスファルトが足裏を焼く。
体温と等しい大気の中、人は噴き出す体液で白い布帛を半透明にして抗えもせず、
仕事に炙られ夏にじっと茹でられる ....
みえるもの
触れるもの
ゆれるもの




遺された体温が、シーツの
皺にまぎれ
薄くひかっていた
指で掬って、軽く混ぜて
水の匂いのような
ものと遊びながら
何 ....
まっさおにしろいくも
絵に描いた様な夏の朝だ
裏の戸を開けつつ
ひたすら上を見るのだけど だめだ
いつもの場所にいつもの死体
蟻に狩られて頭から胴体の途中まで
ミイラ化した子蛇が
巣穴に ....
※アメリカのライト・ヴァースの経緯については「ライト・ヴァース雑感2」をお読みください。→https://po-m.com/forum/showdoc.php?did=215625


こちら、 ....
角砂糖ひとつ分のダリで歪んだ
そんな私の記憶の個室
父が一杯の水を差し出す
母が一輪の花を差す
それがかつての始まり
最後に望む光景

角砂糖ふたつ分のダリで歪んだ
そんな私の記憶の個 ....
 眠らないバスにのった
 眠れないぼくは
 あの野性化した雲といっしょに
 あかるい夏の海辺をどこへむかっていたのだろう


 写真でみただけの
 マリアナ諸島の鮮やかなブル ....
手拭を汗ふきとらむと思いてや万葉の歌涙をぬぐう

蕎麦食めば妻の与えし千円の中よりいでしそのそばの金

物乞いをなすと思わじ今朝の妻の与えし何がしかの金

芸術によって何をなさんやただ表面 ....
あれだけ涙を流したのに
今日もまた溢れ出す涙

小さい頃の思い出はアルバムの中
大きくなってからの思い出は心の中に

貴女の寝顔を見て
ひと時の安らぎを感じる

別れの準備をする為に ....
何も考えずに済む   静かな日々が待っている
それが望んでいたこと        筈だった

月明かりの下を歩く      潮騒が流れ込む
満たされた音を抱え    胸の奥に滴る情動を
なぞ ....
お晩でがんす

むじな似のおんな魚選る夜五つ
閉店後精肉売り場よぎる牛頭
三叉路で人待ち顔の地縛霊
お嬢さん背中に手形ついてます
タクシーが女客拾わぬ上り坂

ウシガエル田んぼあぜみち ....
古本をさがしに
町に出たのですが

足をひねって
歩くのがつらく

花屋の前に
すわりこんでしまい

どこからか来た
蜂の羽音に

彼の目的が
花だと思いながら

か ....
かごからあふれ出たものを、ひとつ、ひとつ取り出した。
白と、黒に、わけながら、それらをバッグにしまいこむ。

どちらにも行けないもの。

たとえば、グレーのTシャツ。
黒ほど着&#3024 ....
ひとめぼれをして買ったお護り代わりのパレッタが
一年程見当たらなかった
こどものゴムや100円ショップのクリップで間に合わせていたけれど
落ち着かないので 誕生日の自分へのお祝いに
昨日 新し ....
崖っぷちに建つ古びれた館のまえで、サイボーグの首なし馬車を降りた。
死神博士の案内でオーロラの門をくぐったとき、人魂ならぬ様々な色形のプラズマライトが宙を舞い、そして仄かに灯って私の足元を照らした。 ....
蛾が舞う
びいどろ焼けた肌
今日は木曜
粘性の雨
水あめ

甘い茎を廻る
二十ニ色の蛾
電信柱の骨
涙浮かぶ川ふたつ
中洲の向こう


ひとさらい


手も足も
舌の ....
ある真夏の日
万障繰り合わせの上
故郷の川で
友釣りを始めた

はじめに私を鼻に掛けて
流心に泳がせていく
すると懐かしい
あの顔とあの顔が
あの顔のまま針に掛かって
 ....
おばちゃんに先導されて何気ないビルをエレベーターで五階にあがった
ほそい通路をニ度ほど折れておばちゃんがドアをあけた
そこがコピーショップだった

数分のうちに千元のブランド時計が五百元になっ ....
         ︱{ルビ淡々=あわあわ}と、それはとおく


ほうほう
紅いろ帯びた西域は灼け
あれは記憶に薄れゆく
旺盛なる高温期の名残りか
あるいはまた
時の{ルビ ....
十年、こもった
もう良いかと思った十一年目の春
伸びた髪の毛が邪魔だった

二十年、こもった
意を決した二十一年目の夏
世界の熱量に敵わない気がした

三十年、たった
重い腰をあげた ....
 狂女の独白

いつもそれは夕刻よりも暗い夜明け
一日は、東の地底で死んだ胎児のように
いつ迄も、紫色の胎盤にまみれて
暗黒の硬い産道に引っかかっている
胎児の頸には硝子のつららが刺さって ....
濡れた藪の陰には
ヤスコちゃんがもう膝を抱えている
色の変わった大きな樽の中は
トシユキの指定席だ
横木の折れた狭い入り口に
クモの巣は長くぶら下がって
すでにだれかが小さな手足の跡を
 ....
夏の朝は早く
蜩の話し声が聞こえていた

雨上がり
入道雲は悠々行進

忘れ去られて行く毎日
モチベーションは何処へしまったかな?


窓ガラスに映るのは
揺れる二本の電線だった ....
 随分と前に上演は終わっていた
 ビラビラと焼ききれたフィルムが背後で回って
 煙を上げる端くれをクロールするように回転させながら
 真っ白い幕には無数の砂粒が踊る

{引用=(お楽しみ ....
自分の
決めたことを
やり通すのに
実行に移すのに
正しいことなのか
正しいことじゃないのか
私は
時々
考えます

社会のルール
今は本当に
役に立っているのか
どうなのか ....
私の大切なもの
人の心です
私が
宝にしたいもの
ほんの
ささやかなものと言うのなら
人や
自分を思う気持ちです

優しい人の
笑顔と
暖かいメッセージ
他者とのかかわりから
 ....
まあるいおわんの底で
くるくると回っている
ガラス玉のように
くるくると回っている

ゼリーの雨が
ぽとぽとと降ってくる
服がぬれると
かなしみ
したたり
冷えた体が
憂いを
 ....
雲が白く山肌を覆う
そんな雨が途切れた夕方に
幻を見たような気がした
むせかえる夕立の後で
耳元で囁いた
その柔らかい息づかいが
脳裏に焼き付いて
繰り返すフラッシュバック
目眩の底に ....
夏の朝
水蒸気の味

浜木綿の花が
手を繋いで作った
輪っかから

ヤマトシジミ
ヨロヨロ
飛び立つ

夏の雲
薄荷の匂い

忘れかけていた
青臭い記憶が
鼻先で弾けて

夢遊病者の影
ジワジワ
溶 ....
乗馬パンツを試着する
膝に白い羽毛を見つけ
これにファルコンの綴り
を刺繍してもらう

*

まわるまわるルレットの
太陽
を日付変更線で切り取り
新しい布地と縫い合わ ....
三角方眼定規で
下くちびるを切った
風が薫って
夏草が
指から
ほどけていった

立体裁断で
ドレスを裁つ
いつだって
晒されぬままの布に
踊り
今はおそらく
泣いている
 ....
恋月 ぴのさんのおすすめリスト(17833)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夏の奴隷- salco自由詩6*10-7-23
スライドアウト- ねことら自由詩510-7-22
狩る_断末魔- 砂木自由詩2*10-7-22
ライト・ヴァース雑感- ふるる散文(批評 ...20+*10-7-22
記憶の個室- 瑠王自由詩9+*10-7-22
うつつと夢の間を縫うバスに乗って- 石川敬大自由詩1910-7-22
汗と涙- 生田 稔短歌3*10-7-22
別離…- @ショコ ...自由詩110-7-21
何も考えずに済む/静かな日々が待っている- kauz ...自由詩4*10-7-21
金鳥の夏_…- salco川柳7*10-7-21
反応- まひ自由詩5*10-7-21
せんたくもの- chick自由詩1*10-7-21
imac(イマック)- 鵜飼千代 ...自由詩6*10-7-21
死神博士のお化け屋敷- atsuchan69散文(批評 ...5*10-7-20
失火- しべ自由詩310-7-20
友釣り- 小川 葉自由詩8+10-7-20
洞窟にかける鍵- 吉岡ペペ ...自由詩610-7-20
遠山- 「ま」の ...自由詩610-7-19
WC- プル式自由詩5*10-7-19
黎明- salco自由詩9+*10-7-19
かくれんぼ- オイタル自由詩6*10-7-18
夏休みは、- 中原 那 ...自由詩210-7-18
ニッケルオデオン- 錯春自由詩210-7-18
正しいのか?正しくないのか?- そよ風さ ...自由詩4*10-7-18
宝物- そよ風さ ...自由詩4*10-7-18
- within自由詩6*10-7-18
梅雨明け- ミツバチ自由詩7*10-7-17
7月17日_土曜日_朝- nonya携帯写真+ ...8*10-7-17
立体裁断(連詩)*夏野雨、渡ひろこ、他- たちばな ...自由詩13+*10-7-17
立体裁断- たちばな ...自由詩10*10-7-17

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351 352 353 354 355 356 357 358 359 360 361 362 363 364 365 366 367 368 369 370 371 372 373 374 375 376 377 378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 391 392 393 394 395 396 397 398 399 400 401 402 403 404 405 406 407 408 409 410 411 412 413 414 415 416 417 418 419 420 421 422 423 424 425 426 427 428 429 430 431 432 433 434 435 436 437 438 439 440 441 442 443 444 445 446 447 448 449 450 451 452 453 454 455 456 457 458 459 460 461 462 463 464 465 466 467 468 469 470 471 472 473 474 475 476 477 478 479 480 481 482 483 484 485 486 487 488 489 490 491 492 493 494 495 496 497 498 499 500 501 502 503 504 505 506 507 508 509 510 511 512 513 514 515 516 517 518 519 520 521 522 523 524 525 526 527 528 529 530 531 532 533 534 535 536 537 538 539 540 541 542 543 544 545 546 547 548 549 550 551 552 553 554 555 556 557 558 559 560 561 562 563 564 565 566 567 568 569 570 571 572 573 574 575 576 577 578 579 580 581 582 583 584 585 586 587 588 589 590 591 592 593 594 595