{引用=>>壱}

エモーションばかり片手間に
いじってばかりで厭になる
データの海に溺れてる
おしゃまなあなたは解像度低めな顔


ビル街をてららチカってる
深夜パレー ....
僕が背負ってきた物の重さを考えてみた
責任や重圧や期待を何回も踏み{ルビ躙=にじ}ってきたってきたから
今は背中が軽くて何処までも歩いていける

小さな鞄の中を全部出しても大切な物は何に ....
愛しい私の娘よと
かあさま まりひとつ投げました
まりはお空に留まっていつも私を照らします


私の愛しい娘よと
かあさま おべべ掛けました
おべべは山に干したまま季節の色に染 ....
遅れてきた夏があおい空をひらく
零していったのは熱量と蝉の声だけじゃなく
あの時から又一年が積み重なって
封印してきた気持ちが崩れていく
月日が過ぎても消えない物ってあるんだね
いつか、 ....
曇った空の下では
海も鈍い色をしていた
打ち寄せる波の先だけは白く
足元に届けられて

よーく目を凝らして見てごらん
水平線が弧を描いている
停留しているタンカーが遥か沖のほうで
 ....
いろいろな きまぐれで
そらのむこうをおもう

あきのかぜが さわやかで
おさけがおいしい

だれかきてくれれば
とてもうれしい

ひとりでも
なんとなくすぎてゆく


かわ ....
遠く遠くから満々とやってくる波は
飽きることを知らぬ
続く続くその暗い顔をした波は
引くことを知っている

夏の終わりに
交わした約束は
通り雨が流していく

この手に確かにあった
 ....
一人一人が想う
それぞれの秋

赤と黄色の山道を
静けさと侘びの中に
その身を収め
大自然に心を染める
それぞれの秋

一人一人が抱く
それぞれの秋

満月と星々の夜空を
虫 ....
お前はいったい何処から来、
そしてまた、何処へ行くのか?
今だ{ルビ何=なん}にも
僕に答えを 教えてくれない。

知っているのは、今のこの温かさ。
由来は、何処までも遡れる温かさ。
時 ....
死神
鎌 持たず
心 に
囁く だけ
甘く
誘う だけ
チーズになった
わたしとあなた
とろとろ
都会を
とろとろ
地球を
とろとろ
つつみこんでいく

やがて
おなかを空かした
とても大きな
ピンク色した怪獣 ....
砂糖が乾いていく
あるいは溶けていく
運ばれていく
最初からそこにはなかった
かもしれない
舞う風、の風上
私はただ口を開けて
私の中を乾かすことを止めようとしない

追い掛けること ....
最後の窓景色
それは冬だった
初雪が降っていてガラスに露が付いていた
無意識で指で文字を描く

「いってきます。」

落書き塗れのノートや塗り潰した教科書
机の上で埃を被っ ....
質量分析器に入れたんですよね
猫を見張りにしたんですよね
ネズミの餌を与えたんですよね
着た切り雀に貸し与えたんですよね
DNA分析の結果が分かるまでは
なにもしないで居たのですか ....
月が

沈む




やけっぱちでアッパーな呪文で


東京湾へ流れ込む川の底のような
町をそのように歩き始める
僕たちは僕たちの位置を確認する
ニートフルな事情でぬるい現実 ....
かかとが脱げちゃう
つま先が脱げちゃう

溶けそうな足の付け根
そっと触れてみたんだよ

小指が脱げちゃう
親指が脱げちゃう

ほんのりカラメルいいにおい
外で野良猫鳴いてるよ
 ....
草のしないだ後が 私の靴後
手の中にある と思うものだけ
鍵だから いつまでも開かない

ふさぐ風だけ 私を知ってる
つぶれない 心の輪 とじない宇宙

弾く ひくく
触れさせ ....
あ〜わかってるんだ
だからそれは言わないでくれよ

君はいつもそう言うけど
いつだって後回しだろ
僕が言わなきゃ
何にも出来ないんだから

そんなこと無いって
言わせてもらえば
僕 ....
ナイチンゲール 
あの人のためなら
ナイチンゲール 
命など惜しくは無いわ

あの人に出会って心震えたの
高鳴る思いに初めて
人を愛すること知ったのよ
もしもあなたが望むなら
この胸 ....
指先で爪
らしい
爪 らしく
きちり

、血のうずく)。不安定な水晶時計(、
の公転にはなじまないけれど
今日のような雨天では
暗雲にさらされて
爪を)紅くぬる

さっと泳ぐのは ....
春のおだやかな日溜りの中
土のにおいがわかりますか

春の息吹で
緑の香りに隠れた
土のにおいがわかりますか

あなたが今
しあわせを感じずに
春をむかえているのなら
この土のにお ....
虚ろな目をして

君は空を見ている

幾分か暖かくなった風に

お辞儀をした

鼻の奥で微かに感じる微笑み

心は癒されはしないのだろか

永遠に


「絵具で描 ....
 季節の変わりめに僕の脳髄の残り火
 景色の変った街角で
 あの娘の姿がふわふわ浮かび上がる
 若いことは罪なこと

 まだ世間のけがれた雨に打たれてなかった頃
 太陽の日差しが僕に向 ....
古典的な
駄洒落を一発
ぶちかまし
挨拶代わりにしている男
何年ぶりかで会った男
洒落た男のつもりで居るのか
駄洒落た姿を見せつけて
脚の曲がった椅子に腰掛けて
背筋を伸ばして
ボー ....
夕暮れ時になると
ふと考えることがあります
群青色の空と
蓮華色の太陽が交差するのを眺め
吐き出す吐息は
苦しさというよりは寂寞感に似ています
もう少しで夜の帳の降ろされる空に
伸びてい ....
地面には 
ぺちゃんこのかまきり 
おどけた鎌を振り上げて 

お前は偉いな 

踏みつぶされても 
踊ってる
雨の夜はささくれていくよ
言い訳なんかはごめんだ

頭蓋骨がきしり

水音は止まない断罪のようで
息が出来なくなるよ

雨垂れ
死体
仮装行列

そこを行くのはだぁれ?
自転車を転がして遠くに向かう
行く当てなんてありゃしないさ
僕が足を止めた場所が目的地

長い長い一本の線路の横を漕ぐ
電車はどちらから来るのだろう
僕の前から来るのだろうか?  ....
この世に生まれたときから
自分という列車が動き出す

時間というレールの上を
一秒ごとに走り続ける

過去は思い出
振り返ることはできても
戻ることは許されない

未来は追いつけ ....
{ルビ鉱=いし}は水に落ち
布になり
底へ底へ
飛び去ってゆく


名前は流れ
誰もいない日
空を映して
さらに流れる


影をなぞる影がいて
壁のそばから道を見 ....
恋月 ぴのさんのおすすめリスト(17882)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ネットゲーム@東のヒキコモリ- 木賊ゾク自由詩306-9-11
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おとぎばなし- ひじり自由詩5*06-9-11
*魂、魂、降って来よ*- かおる自由詩7*06-9-11
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きまぐれ- 日朗歩野自由詩706-9-11
波は知っている_______- さくらほ自由詩14*06-9-11
それぞれの秋- ぽえむ君自由詩9*06-9-11
30、命_【いのち】- 雨宮 之 ...自由詩2*06-9-11
4_13- FUBAR未詩・独白3*06-9-11
ふたりの愛は果てしなく- 壺内モモ ...自由詩7*06-9-11
舞う風- 霜天自由詩806-9-11
言葉旅- 海月自由詩3*06-9-11
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ワン- モリマサ ...自由詩1406-9-10
脱げちゃうナイト- アサリナ自由詩11*06-9-10
星雲巡航- 砂木自由詩16*06-9-10
- ささやま ...自由詩1*06-9-10
ナイチンゲール- 未有花自由詩9*06-9-10
再生- こしごえ自由詩16*06-9-10
_大_地- 沢村 俊 ...自由詩706-9-10
静寂の彼方- れるむ自由詩206-9-10
秋風吹く街角を- 山崎 風 ...自由詩406-9-10
小粋な男たち- あおば未詩・独白7*06-9-10
ゆふぐれはくものはたてにものぞおもふ- AKINONA自由詩106-9-10
標本_- 服部 剛未詩・独白11*06-9-9
雨垂れ- 朽木 裕自由詩3*06-9-9
小さな唄- 海月自由詩2*06-9-9
自分という列車に乗って- ぽえむ君自由詩8*06-9-9
ノート(昼と羽)- 木立 悟自由詩306-9-9

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