UFOニサラワレテミタイ
そんな事を考えながら
グジグジと鼻の脂をティッシュでふき取り
ぼんやりとした
雨に霞んだ夜の街に手を伸ばしながら
ああ、雨
なんて当たり前の見て判るような反応しか ....
銀色のマストに映るまるい月甲板上に舞う{ルビ四重奏=カルテット}

月と地の逢瀬は今宵ひとたびのカレイドスコープ闇は緋色に

紅い海ガレオン船が進んでく鞭打つ波に叫ぶ号砲

 ....
今の手持ちあんまりないけど

この半年を乗り切るには十分

かたまりのような不安は

津波のように押し寄せて

飲み込まれそうになるけど…

それでも後悔は、しない。そう決めたから ....
届かない、ところへ
ささやく
あきらめではなく
染め抜くように
静かに
いちばん遠い胸の奥で


  月夜をおぼえているかい?
  欠けた鏡のまぶしさではなく
  影の地平から昇っ ....
勢いベンツのSクラスで
裏通りのちっぽけなパーキングへ
恥も外聞もなく突っ込んだ
そこに無人契約機「むしん君」がある

「むしん君」は大切なトモダチだ、
たった今も20万円を引き出した
 ....
雑踏のあちこちで発生する
ポップな着メロ
それぞれの手のひらの中
ぽろぽろとカラフルな
想いをつかまえる


まるでゼリービーンズのよう
人工着色料かけたみたいな
絵文字やコトバが
 ....
私が持っているパーツと
あなたが持っているパーツ


これが合えばいいんだよね?
まるでシンデレラを探す王子様のように
あなたが小さなパーツを持って


「このパーツと合う人を探して ....
近づいてゆく
風が乾いた草の匂いをはこんで
近づいてゆく
滅んでゆくものの気配を
怖がらないで足をのばし
サンダルを遠くに飛ばして
近づいてゆく
秋のサテンのやわらかな手触り
私はこの ....
きらきら きらきら
シルバースター
しんしん しんしん
夜の音
ぴかぴか ぴかぴか
イエロームーン
ぴこぴこ ぴこぴこ
空飛ぶ円盤
朝はこくこくと
近づいている
ニコニコと笑う君も 好きだけど
口とがらせて怒る君も 好きなんだよ
怒った顔も可愛いから
ついつい怒らせちゃう


僕を信じてる君も 好きだけど
僕を疑ってる君も 好きなんだよ
安 ....
真っ直ぐな棒は
水面に
真っ直ぐに写らない

水は集められた檻の中でも
ゆらいでいて
少しの風にも
ついて行く

熱さがよれば熱くなり
冷たさが触れれば冷たくなり

真っ直ぐだ ....
いつもの遊歩道

いつも駅

いつもレール

いつも本屋

いつものコーヒー

いつもの世界

それで満足のはずの見慣れた景色




けれど
僕らの知らな ....
君の、何だか灼けにオヤジ臭い微笑い方が
ポーカーフェイスのこの僕に見事に感染したのはそう、あの夏が終わり随分と時間が経ってからだった。
会社の上司に、年の割に老けているだとか破棄がないだとか、そん ....
☆ ∴..☆ ∴.☆ ∴..☆ ∴...☆
キラキラな魔法使いに
なれるなら

星空に煌めく
あの月に 魔法を架ける

星つぶが 散らばり
キラキラな 花火のように

夜空へち ....
正しい人は
どこにもいないけれど
正しさを求める人は
たくさんいるね

むずかしい顔はやめにして
軽く、
答のようなものを
肩に乗せてみるのは
どうだろう


きみの知 ....
太陽が沈んでゆく
そこが西の空だ
そして今日は下弦の月
だからすぐには
月を見ることができない
真夜中までじっと待て
そうしたら
太陽が沈んだ反対側を見ろ

今日の理科で習ったばかり ....
青や緑の絵の具を
うすくのばして
あの透明をあらわそうとして
さっきから
なんども失敗している
{引用=
手をひいて
石を渡る
ぬらりとした光沢に滑らせた足を
からだごと、ぐいと引き ....
午前の陽が
空間に満ち満ちて 
こぼれそう

木々の緑に
この陽光は 留まり
深い瞑想の光合成が
効率よく 静かに浸透して
一葉は重く 沈む

地球の裏側で
ラプラタ川のほとりで ....
{ルビ鈍色=にびいろ}に濁るかつての青空
そっと思い出してみて
君の笑顔はそこに在る

見つけたものは、既に死んでて
どうしようもない現実に、
涙はどうせ流れては来ない

鈍色が私の銀 ....
愛について
優しさについて
僕は何もいえないし
本当の事なんて何も知らないから
僕は君を抱きしめたんだよ

伝わればいい
ただ
僕のぬくもりとか
それだけでいいから
君に伝わればい ....
 この病んだ時代に咲き誇る花
 その輝きは時代を超える

 傷つきやすいガラス細工の心
 その心は昼も夜も
 霞のかかった丘の向こうを見据えている

 飛び出したい衝動を抑えることは
 ....
たくさんの子供の叫ぶ声が
ほら
街頭にこだましている
 
さかなの呼吸を繰り返して
瞬き三回
反転する
 
こっちだよ、

手を叩く
 
未成熟な足が
悲鳴あげてる
素知 ....
いくえにも
かさなった
ゆらぎ
輪をかいて
后は
たおれる

フラッシュに焼かれ
切り花が飛び散って
できるなら
このまま
目覚めたくないと
願っても

民が呼ぶ
夢 ....
お盆に実家に帰ったら
なつかしい扇風機が居間にあった
こどもの頃に足でスイッチを入れたり切ったりして
かなり邪険にしていた扇風機が
とてもモダンで今っぽく
おしゃれな感じに見えた

お墓 ....
*
澄んでいく記憶の端から
水色の汽車が走り出します
ため息や欠伸といった
水によく似たものたちを
揺れる貨車に詰め込んで
透きとおる空の下
滑らかなレールの上
どこまでも
どこまで ....
雨音が
逝く夏を囁くと
水に包まれた九月

通り過ぎた喧騒は
もう暫くやって来ないだろう


踏みしめた熱い砂や
翡翠いろに泡立つ波も
日ごと冷まされて
さみ ....
ー圏外ですー


見えない壁に阻まれて
打ち砕けていく
想いの断片


わたしの中で
バラバラ散らばる
感情の鋭い破片


拾いあつめようと
無造作に触れて
斬ってしまっ ....
君は 今
自分がどんなふうに立っているか
知っているかい

言葉は 心をあらわし
表情は 心を語っていると
そう 思うだろうけれど



本当に
今 ある 自分を
本当に
 ....
そ だ あ 照 声
ば か な ら が
に ら た さ 聞
居   が れ こ
て   笑 る え
く   え と る
だ   ば   と
さ     あ 
い   嬉 た 優
 ....
優しさに包まれて
フワフワしていて
気持ちが良い
体の力が抜ける

心の傷も
今日の辛さも
皆聞いてくれる
正しいんだ、と分かる

風呂に入り、汗を流し
ビールを晩酌
体が痛い ....
恋月 ぴのさんのおすすめリスト(17882)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
1_g_の_マトンにかける夢- プル式自由詩3*07-9-6
■共同作品■_大航海時代編- Rin.短歌10*07-9-6
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忘れたくないから- たりぽん ...自由詩1107-9-6
大切なトモダチ- atsuchan69未詩・独白6+*07-9-5
ゼリービーンズ- 渡 ひろ ...自由詩10*07-9-5
赤いパーツ- 森下 流 ...自由詩2*07-9-5
秋のぶらんこ- 石瀬琳々自由詩33*07-9-5
夜明け- 未有花自由詩9*07-9-5
ごめんね- 北大路京 ...自由詩23*07-9-5
水面の棒- 砂木自由詩9*07-9-5
出発どきの黄昏- 瀬田行生自由詩607-9-5
。が打てない僕がまた、を打つ日- 未詩・独白207-9-4
魔法- 鈴鈴自由詩5*07-9-4
ライト、ライト、ライト、- 千波 一 ...自由詩6*07-9-4
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夏のあとがき- 佐野権太自由詩28*07-9-4
秋が・・・ラプラタの詩人へ- アハウ自由詩607-9-4
鈍色が私の銀色- 桜木 ハ ...自由詩407-9-4
銀の鐘は空に消える事が出来るのか- プル式自由詩5*07-9-4
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成長- ゆるこ自由詩3*07-9-3
王妃のめまい- 美砂自由詩5*07-9-3
扇風機- 小川 葉未詩・独白5*07-9-3
水色について- Tsu-Yo自由詩1407-9-3
九月のみずいろ- 銀猫自由詩28*07-9-3
圏外- 渡 ひろ ...自由詩5*07-9-3
立つ- さち自由詩607-9-3
だから- 北大路京 ...自由詩15*07-9-3
夏の日の終わりに- ペポパン ...自由詩4*07-9-3

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