雪の上に残る
踏みしめた足跡
一つ増えるごとに
私は素直な心を
取り戻していきます

小さかった手が
だんだんと大きくなるにつれ
大きな愛情から
逃げるように
離れた強がりの私は
 ....
もしもし
あけましておめでとう
お元気ですか

留守電を再生して
聴こえてきた声は懐かしかった
携帯電話越しに冬の吐息がただよう
新しい年のはじまりに
あなたの声はふさわしく、 ....
みのむしが
細い糸を
必死に
上っている

何度も
何度も
上っている

今日は
風が
強く吹いていた

北風が
みのむしに
向かって
吹き付けてくる

くるくる
 ....
「牡羊座」

恋したら猪突猛進どこまでもちょっと待ったは無しの恋なの

「牡牛座」

石橋を叩いて渡るこの恋をゆっくりそっと見守っていて

「双子座」

あの人も好きだけどこの人も ....
■罫線

歩くことなんか出来ないってわかっていても
真っ直ぐに続く道を知りたかった
言葉はあまりにも無防備すぎて崩れそうで
その柔らかさを利用して思い切り固くした


発しては、ほろほ ....
暖かくなったら簡単に
咲いてしまうから花は
ぴたりと閉じた夜
冷気に凍れもしないで
焼けて朽ちるよ

ともし火は枠のほこりに
つもりまみれて居残らない
腹が立ちすぎて鬱

揚げ足ばかりとられて、
見過ごされてる形のないもの
つぶされていくものの多さ
自分以外の人のことでも
木の幹に守られた樹上の猿みたいな
生活が必要だ
 ....
世間では今枕絵が熱いらしい

見たことのない景色みしてよ

わがままだけどいいじゃないか

こんな広い宇宙の中なら一つくらい

夢物語りの世界が合ってもいいじゃないかな

通り魔は ....
ため息まじりの雪が
音もたてずに降り積もってゆく

そうよ
ため息は空気よりも重いのよ
あなた知っていたでしょう?

でも変わらず
雪は何も語らず
ただ街を白くする
白くする…
 ....
浴槽に声を浮かべて
その上澄みから
綺麗なものだけを選んで
束ねたあと

それを
誰かの届く距離より
少しだけ、遠いところに放る


そして、わたしは
誰かがそれを追 ....
割れた指先に機械油が染みて痛いという
まるでヒトゴトにそれを聞く

吹き荒れる風は私の首筋を叩き
ごっとりと前のめりになる背中になる

ふと
目の前にあのひび割れた指先が現れた
びしゃ ....
今日 はじめて夜の中に潜っていたのです
コルトレーンに導かれて
  深く
  深く
街並みを彩る光の その 奥へ
ほんの少しの明かりと薄くて広大な黒
 を
見たのです
ケータイも忘れ
 ....
夕日を見ながら

夕日を見つめている

ぎらついた川面に

純情を吐き出してしまいたくなる

実体とはどこにあるのだろう?


月みたいだ、とひとりごちる


月はかたちを ....
ちいさな声
まちがいでなく
そんな
気がしたのです

さくらの木の下で、
ぽつんと
咲きほころんだ
黄色いクロッカスの花に、
そこだけ、せっかちな春がやってきていました

“Ye ....
汚いワンルームのアパートに逼塞する
筋金入りのジャンキーで
しかもアル中
詩を書く痙攣性のケルアック
自己嫌悪を嫌悪する C31

シャワールームのパイプは錆びていて
壁はそこ、ここ ....
ぼくの部屋が
放課後の基地でした。
屋根裏部屋みたいになっていて
そこで
よく自分の声を録って
友達に聞かせていました。
毎日布団をベランダで
干していました。
ぼくはいつも
おねし ....
踏みしめる音が心地よいから
麦を踏んでいるわけではない

やがて来る冬を越して春を迎えるために
僕らは強くならなければと
強がっている

強がることでしかゆるされないと思い込んで
差し ....
その人は穏やかに時間を過す。

あたしの持つそれとは全く違う過し方をする。

今日が何日で、何曜日かも関係ない生き方をしてる。



今日が何日で、何日が勝負日で、とか

何時に会 ....
産んでくれて ありがとう
絶望と悲しみの淵で
私もろとも沈まないでくれて
ありがとう

あなたのお陰で
今 私は生きています

生きていると
哀しいこと辛いことが多々あるけれど
生 ....
残していったのは
着古したシャツだけ

映画のように泣いてやるつもり、だったけど

「馬鹿言ってんじゃないわよ」
思わず笑っていた

こんなシャツ一枚に
すがりついて泣くような間抜け ....
{引用=



月曜日
欲望の匂いがしてオンナノコちゃんは目が覚めた
窓辺に刺したガーベラは9ヶ月前からとっくに枯れてしまっている
乾燥した花びらは触れると粉になって
オンナノコちゃん ....
綺麗を飾ればコサージュのような言葉
オーガンジーにシフォン、ローズの多重層
華やかなだけならば、脈がなくても事足りる

赤褐色の壁の向こうへハンマーを打ちつけて
さあ腹の底から泣いてみなさい ....
『ちょっと、相談があるんですけど』
から始まった会話。

あなたにぺったりとくっついて尋ねた内容は


『どうしたら背が伸びるんですか?』


もっと深刻な話を予想していたあなたは
 ....
春の兆しであたためてあげるよ
川沿いにみなぎるさくらの木々たち
さくらの紅のような ほんのりとした色づきで
水のあるところには命が溢れるんだ
溺れてもいいよ
溺れてもいいよ

わたし ....
机の引き出しのなか
右の白い封筒には
レポート用紙が五枚
三つ折りでたたみ込まれていて
真ん中の一枚が
初夏の居間、
線香の香りのように
鼻の奥に
ひびき
ねじれて
横たわっている ....
隙間の空いた小さな窓辺に
虹色素敵な貴方がいるの
こんなに歪じゃなかったのに
貴方が括った鎖のせいで

凍えそうな真昼のお天気でも
傘は要らないの
雨が降って私を濡らしても
傘は欲しく ....
{引用=銀色の月を砕いた細雪
虚飾の街にも、しんしんと
上野発カシオペアはふるさとゆき
すれちがう旅人のなつかしいアクセント


耳の奥では遠い遠い子守唄
かあさんの声、 ....
ただいま おかえり
今日は給食おかわりしたよ
そう言いながらニコニコ笑う
愛しい笑顔を抱きしめた

ただいま おかえり
今日はクジラ山に登ったよ
そう言いながらニコニコ笑う
 ....
君がはらはらと はらはらと泣くから
僕はただ おろおろと おろおろとするしかない

君がほろほろと ほろほろとこぼす涙に
僕はただ ふわふわと ふわふわと夢ごこち

あやまったってゆるされ ....
サラリーマンだった父の背中は
遠くて近寄りがたかった

自営業を始めた父の背中は
なんだかわからないオジサンだった

年老いた父の背中は
丸く小さくなったが
ぐんと近づいて
いろんな ....
恋月 ぴのさんのおすすめリスト(17833)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
足跡- ミツバチ自由詩22*10-2-2
したためて- かんな自由詩3*10-2-2
みのむし- そよ風さ ...自由詩7*10-2-2
恋占い- 未有花短歌16*10-2-2
ノートのおと- あ。自由詩12+*10-2-1
破られた季節- 砂木自由詩5*10-2-1
木の幹に守られた樹上の猿みたいな生活が必要だ- フミタケ自由詩5*10-2-1
枕絵- こめ自由詩1210-2-1
雪の白とため息の白- 麻生ゆり自由詩3*10-2-1
上澄み- 山中 烏 ...自由詩3*10-2-1
ひび割れ- 朧月自由詩710-1-31
night_dive- 伊織自由詩3*10-1-31
月のたとえ- 吉岡ペペ ...自由詩6+10-1-31
- 月乃助自由詩14+*10-1-31
ジャムセッション- ……とあ ...自由詩11*10-1-31
クスノキに逢うための習作(2)- 長岡瞬自由詩3*10-1-30
踏みしめる音が心地よいから- kauz ...自由詩6*10-1-30
HOME- 高杉芹香自由詩410-1-30
ありがとう- 綾瀬のり ...自由詩1210-1-30
想撮空間「映画」__「馬鹿言ってんじゃないわよ」- 逢坂桜携帯写真+ ...5*10-1-29
オンナノコちゃん、さようなら- 手乗川文 ...自由詩9*10-1-29
break_reform- 瑠王自由詩6+*10-1-29
30cmとちょっと- 空都自由詩7*10-1-28
春の兆し、夏の兆し- たちばな ...自由詩11*10-1-28
よわいほね- 佐藤真夏自由詩5*10-1-28
葬列の夢- 智鶴自由詩110-1-27
Sonnet_菜の花- 夏嶋 真 ...携帯写真+ ...24*10-1-27
おかえり- 仁惰国堕 ...自由詩4*10-1-27
僕の罪は僕の胸に- 朧月自由詩710-1-27
背中- 綾瀬のり ...自由詩810-1-27

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