真新しいブラウスの
短い袖がまぶしいね
軽やかにステップ踏んで
夏の扉に飛び込もう
光の娘たちが踊る夏の道で
いつも空を見上げていたね
湧き立つ雲の{ルビ眩=まばゆ}さに心魅かれて
....
あぁ、そうか
僕は僕だったんですね
気付いてしまいました
つまり僕は今まで
僕を演じていただけで
なんていうのか
僕自身が勝手に
ありもしないドラマを
でっちあげて
存在もしない ....
は
じ
ま
り
は
ひと振れ
蝉の声かな
とおい町外れの
森林から
あたかも
きみとは
まったく
かかわりあいが
ないっていう
そんなふうに鳴いて
そのまま ....
気付かないうちに
たくさんのアンテナを伸ばしてしまって
雑音だらけ。
頑張る事は大事。
けど、
無理をするのは良くない。
少しずつ
音をクリアにして ....
だれかが泣いている
ぽたぽたと
落ちてくる涙
ぽたぽたと
悲しいのではない
うれしくて
土が若さを取り戻し
草木がはしゃいでいるから
だれかが泣いている
ぽたぽたと
落ちて ....
低くなる光
黒に見え隠れする温度
埋み火のいろ
仄かに消えていく
ぬくもりだから
だきしめて
あと十分間
ぬくもりを
大切なものは
ときどき儚くて
握り ....
生きて
死んで
(産まれて)
(消えて)
少年は灼熱の路上に蟻のように群がった
焼けた手足は剥がれた世界と同化した
生きて
死んで
(産まれて)
(消えて)
....
あたしは、
綿のスカートを翻して逃げる。
誰もいない、
....
長く続く階段の上
不可思議な夜の海辺で
泳ぐ魚の背びれを掴み
果てしない街灯りに照らされて
泳いでいたんだ
無くしてしまった言葉の代わりに
表情とかジェスチャーとか泳ぎ方とか
色んな ....
記憶の中でざわざわとゆれる
届かない手のひらを裏返す
もどかしい程に幼い記憶
それはいつまでも声になる事無く
心を刈り取って行く
まるで古びたロープが
音も無く千切れゆく様に
静かに
....
荒んだ感情に とがった心で
向き合えば互いに傷ついていく
しょせん人間はこんなもんだよ
エゴでヒトを傷つけていく
戦のない平和な世界を 望めど叶いそうもない
いつの時代も 戦 ....
南部鉄がチリリン
梅酒を飲んで
うちわを扇ぐ
タマがすり寄る
ヤキトリのお兄さん
今日は疲れてないよ
と言う。
客が少ないのだろう
友だちはお前は
自由だから良いと言う。
....
「さざなぐ海へ」
Runaku Masaki* Zakuroishi* Fujko*Rin Kazanagi
蒼低く岸辺に寄せる夜想曲(ノクターン)傷みをけして、染める ....
「赤い兵児帯」
Musako * Yui Hasuno * Runaku Masaki* kaz * Issey Azusa * Rin Kazanagi
夏祭り心そ ....
また 再び
戦われるべき イクサ
事の正邪が明確に映る
天かけて 空
巨大都市 驟雨 イカズチ
記憶の彼方
正邪 境界面にすっきりと分け
また 戦われるべき ノロシ
天変 ....
ばびゅーんと飛行機で
鹿児島県へ行ってきました
鹿児島県の姶良町というところでした
すこし山の方へ上った周りは農家ばかりのところ
坂道多し
ダンナのおばあちゃんちにお世話になりました ....
犬は閉ざされた窓から外を見上げ
うごめく棕櫚の森に耳をすませていた
そこに勝手な押しつけや創造はなく
素直な発見に頷くまで
あるいは発見がないと悟るまで
心を離すことはないのだろう
犬 ....
夢で逢いたいと願った/だけだった
薄暗い小路に狼はいない
木漏れ日の森に
明日は雷が降るから
煙草に灯を点けて歩いた
擦れ違う蝶の
乱れた花びらを焦がして
二度と繋がらない電 ....
なんとなく
名前を忘れたら
気持ちが楽になった
苦しみもなくなって
痛みもなくなって
しがらみもなくなって
名無しも悪くない
まるで自由みたいだなって
思えたのは束の間
....
我だけが幸せになろうとする
はたしてそれが幸せだろうか
僕達は不思議な力に護られてる
命尽きるまで人との交流は続く
その中で成長していくもんだ
理不尽な運命に翻弄されても
生 ....
薄い煎餅よりもさらに薄い布の上で
夏草を眺めている
ごろんとした四角い窓から
うっとおしい青がてらてらと笑ってる
堪らない蝉の大合唱は
まるで夏の少年だ
"甲虫 ....
1*
小さい頃の夢はなんだっけ
でも君に逢えたから
もう いいや
それほど君が
大好きなんだよ
2*
大好きといわれて
それじゃ足りないなぁ
....
そりゃあ、権威を罵るやつが まさか
舞台ウラでは権威にペコペコしてたなんて
あー 嫌だ、嫌だ、たまらねぇ。
(もう終わりだナ、早く忘れちゃおう
酒美味し祭鱧佳し夕べかな
――ゴ ....
貴方の呼吸が掠めるだけで
私の芯は熱を増す
もどかしい想いに
指先が悩ましげ
貴方が瞬きをする瞬間で
私の奥は影を作る
はやりだす想いに
唇が熟して
....
自然の中を吹き抜けてゆく風は
循環している
その中で生き物は同じ場所で
絶えず同じ命を繰り返す
街の中を通り抜けてゆく風は
まっすぐに流れている
その中で生活する人々は
絶えず便利さ ....
いのちは
大観衆に埋められた
ステージの上で
歌いたがっている
鳴り止まない拍手を浴びたくて
いのちは
気を失うほど
ビールをとことん
飲みたがっている
みんなを笑わせ
喜ばし ....
多い茂る木々に
心地よい風
私は今でも穏やかに生きています
貴方の優しさは
私を突き放すことでした
本当に愛するということは
一緒にいることではないと
....
夏の真昼、それでも橋は
向こう岸へと道を渡していた
橋は境界を渡っていくという
意志の名前だ
それはいつも不器用な放物線で
あなたと わたしや
世界と そうでない世界と
あっちと こ ....
梅雨明けを待てずに
空は青に切り開かれて
ホウセンカの種が飛び散る
新しいサンダルが
小指を破って
滲んだ痛みは懐かしい夏
種の行方を見つめ
きみがいない、
そんなことをふと思 ....
高く留まっている小鳥は
降りて来ない
輝く羽を守りに入る
汚れた手で失うなら鳴く事は無い
誰が為に地球は回っていると感じる
私かも 僕かも あなたかも
そんな高くに ....
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