僕らが待ち合わせるのは
いつも駅前のCD屋で
僕が 君より早く着くと
たいして好きでもないんだけど
難しそうな JAZZを視聴して待つ
*
....
舌先が絡める熱い銃口の鉄の苦みは血の味に似て
約束の指でいざなうライフリング自我突き破る濡れた弾丸
背徳を縛る鎖の錠を撃つ。ふたつの魂(たま)は逝く果てもなく
ライブの逢いは
さようなら
録画の愛に
こんにちは
時を巻戻すのは 解せぬ言葉
時を先送るのは 返せぬ欲望
消えない内に 証明したくて
見えない儘に 軸から外れる
隙間に伸ばすのは 足か手か
糧も枷も得られず 目眩き廻 ....
軽いめまいの横を通り過ぎる晩秋
人々の装いも移ろい行き
迫り来る冬をうっすらと感じる
すました顔をして行く通りの人
こっそり隠した心の凶器を磨く
使われることのないことを祈り ....
優しい国のふもとでは、
テレビのなかで、パソコンのなかで、
夥しいテントが並べられている。
積み木のような高層ビルの森の透き間を埋めて、
資本家の設計した本土総力戦を生きた、
こころに赤い傷 ....
皮を脱ぐのはいいきもち
するっと脱げちゃう するするっ
ちょっと痛いんじゃないかとおもうけど
やってごらんよ するするっ
きれいに脱げるよ するするっ
するっとするところも ....
ユーミンの歌だったと思うけれど
だれかほかの人が歌っていた
サーファーが、
銀行員になった友達と再会して、
お茶するっていう歌
それで、サーファーは、
銀行員の友達のパリッとした姿 ....
美とは
美しいことは
それ一つだけで良い
比較すべきBやCはない
鳩の雛は可愛い
それだけを思うがよい
風に揺らぐ灯芯のように
一つの愛
一つの美が
吹き消さることなく ....
貴方を遠くから見る
瞳にその姿を焼き付け
思いは風に乗せて
貴方が私に気付いてくれなくても
私は貴方だけ見ている
そう、ずっと見てきた…
この思い届かなくても
貴方の瞳の片隅の
....
多くの人におべっか使って
多くの人に愛され
多くの人を愛する
又会いたいと言う
時だけがいたずらに
流れ去ってゆく
ボーットする
何のため生きているのだろう
毎日を苦しみ
毎 ....
白い柔肌にそっと触れるや否や
とつぜん狂った発条みたいな
青白い器官が左右の外耳道から飛びだして
先ずは目玉をふたつ、
声もなくポロンと落とし
詩人である若い女の頭部はみごと分解した
....
誰もぼくを知らないところへ行きたい
優しい人も
厳しい人も
生意気なやつもみんな棄てて
誰もぼくを知らないのなら
ぼくが知っている人たちのところだって構わない
ぼくに関する記憶を消しさって ....
あなたがそんなにつれない態度なら
あたしはどうしたらいいのだろう
顔でも変えてみようか
鼻を高くすればいい?
頬骨は出てないほうがいいの?
二重の目は気に入ってるけど一重の方が好き? ....
わたしは、あなたが思うよりも深く、沈んで、いる。
それは深海のようであり、深遠のようでもある。
あなたはあなたが嫌いで、いつも誰かを、装って、いる。
あな ....
距離を置くことで
心まで離れてしまうと
君の気持ちを顧みずに
寂しさを押し付けていた
愛していたよ
自信は無いけど
傷付けあうために
出会ったわけじゃない
誰も ....
土砂降りの雨の中
目前の車窓にしがみつく無数の水滴
一人にしないで
そんな声がして雫と雫が一つになる
あちらでくっつき
こちらでくっつき
少しづつ重なる
おもみを増してゆく
....
交差点 黄色信号 傘持たぬ二人に細い秋雨の降る
自己判断でゆけと告げている点滅の赤その向こう側
助手席で君の視線の動きにさえ見惚れてしまう我は盲目
怖いと言いながら本当は何も恐れてい ....
きんにくを やわらげるため
首をゆっくり 回す
伸びをして 深い息をついたら
本を読みつつ
心が弛緩して
魂が解放されてる
喫煙喫茶のいつもの席
音楽がたおやかに流れて
集う ....
しらんだ空が
産んだ青い退屈
駄菓子屋の秘密
ゆうぐれのすきま
纏った仮面を振り回す
夏の日の少年
残像の香りはせっけん
ぶんぶんごま
鉛筆を構えるより
丸め ....
窮理の唄
どーん、どーん
どん、どん
賢き童は申し候
賢きの、賢きの童は
拍子とり,一巻のくすしい唄を
うたい候
髭の相者はおわしせば
髭の相者の髭ひとひねり
窮 ....
パンプキンパイにかぼちゃの提灯
{ルビ魔女=ウィッチ}が月を横切って
仮装行列の子供たちは
「Trick or Treat !」
ポッケをお菓子でいっぱいに
今夜は楽しいHalloween
....
夜明けとともに
失ってしまう事におびえて
冬の星座がのぼる前にと
眠りにつくふたりには
体温だけが必要で
かたむいていく、その先に
今日の終わりは信じないのです
夜がきます
恐ろし ....
二人暮らし始めて三年
貴方との縺れた愛の糸
解けないのなら
この手で切ってしまいたい
零れる涙に眼を閉じて
瞼の奥で想い出を探す
もうお互い元には戻れない事
解っているはずなのに ....
子宮から産道を通って思いっきり息を吐いたら
絶望が打ち寄せてきた
だけどまだ、母の温もりを知らないので
知るまでは死なないでおこうと思った
階段を登ろうとしたら
絶望が打ち寄せてきた ....
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秋を絞り採る作業を
定数で合わせようすると
声が出ないことに気がついた
黙っていろ、という事なのかと思い
あめ玉を舐める
れーろ、
....
何処へ飛ぼうとしているの?
キミの羽はもうぼろぼろだよ
いや、ボクのも…そう
おんなじだ
随分と乱暴に扱ってきちゃったしね
時にそれは
徒労で終わっちゃったこともあるし
ごめんね
....
「お前は俺から離れられないでしょ」
冷たい眼で貴方が言う。
まぁそうだよ。認める。
あたしには貴方しかいないし
貴方でしかあたしは満足できないんだ
だけどその瞳にカケラの愛も見当 ....
アダムとイブのりんご(知恵の実、実は神様はあだむとイブにくれてやるつもりだったのでは無いだろうか。しかし、そう教えられていた為に、待ち焦がれ、待てなくて、実がしっかりと熟す前に、蛇の静止を聞かず食べて ....
雨が降り出しそうな匂いがする
風が湿って雲がよぎって
あぁ、絶対に降る。そんな夕暮れ
誰も知らない世界の真ん中で
誰もが気付かれないように泣いていた
生きているだけでもう奇跡みたいだ
....
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