あめのなかに
ゆきのまじる
ぶーげんびりあの
かねのねの
音のあまつぶ
しらゆきまじる
むすめはやらない
むすめはやらない
{引用=三つで病に
五つで迷子 ....
今
車のタイヤが雪を
ぎゅう
と踏む音が聞こえて
それはあなたの
今の気持ちの音
なんじゃないかなんて勝手に考えて
いつもは気にしない時計の
針の音が
良く
聞こえました
希 ....
生きてるよ
生きてるよ
腹のそこから
寒くも無いのに身体の芯が震えていて辛いよ
冷たいものから暖かいものに変わる瞬間
暖かいものが冷えていってしまう瞬間
どうしてどうし ....
あの日
砂利道で蹴り上げたものは
小石 なんかじゃなくて
はっきりしない哀しさだった
どこかに行けそうな気がするのに
行くべきだと思うのに
どこにも行けない自分だった
何 ....
こわいのです
この果てしない草の海が
どこまで行っても地平線しか見えて来ない
この世界が私はこわいのです
風がびょうびょうと吹き荒れる草原のただなかで
私はひとり立ちすくんでいます
絡 ....
何杯も
何杯も
インスタントコーヒーの素を
カップに入れた
別に勉強するつもりなんてない
ただ私の胃をおかしくしたいの
そうしてその痛みで
私の感情を
全て消し去りたいの
感 ....
君が『日食』と『月食』が欲しいと言うから
ビーカーの中の液体に『日食』を取り込んだよ
見えなくなる前に
慌てて摘み取ったから
太陽を失った『月食』が見えなくなってしまったんだ。
....
雨だか雪だかが降ってて
でも、そんなことどうでも良かったんだ。
流れる音も聴こえない。
触れることもできない。
冷たいとすら思えなくなって、
もうなんか、降ってるのが雨だろう ....
タイトルだけは過激で、やたらと顰蹙買う。
おかげで僕らの楽しみが減った。
ひとの命を軽く扱うのは得意だったのに、
雨の日、新聞を届けるのはひどく骨が折れるなぁ、と思った。
人生 ....
夢よりも一歩、現実に近かったから
振り返ることはたやすかったはずなのに
もうお風呂にはいった?
という彼の、決して難しくもない問いに
眠りに引き込まれるにまかせて
わたし、答 ....
瑠璃、瑠璃、瑠璃、瑠璃、
瑠璃色の
海、海、海、海
海の下
珊瑚はお手手をいっぱいに広げていたい
広げてお日様を集めていた
お日様を集めて花嫁の衣装に
花嫁さま
しずしずと ....
同じ東京の 同じ空の下
鼓膜を揺らす
君の声
君の声
同じ東京の 同じ空の下
微かに混じる
....
ぎゃーの一声
なぜだかわからないが
奇々怪々奇人変人唐変木が
根本から折れた
分析的な言辞を読むと
考える過程が分かる
楽しい思考過程を
記憶して
その喜びを
永遠にしたいと願う ....
保育所に通っていた頃
家で、積み木を積んで遊んでいたっけ
積んで、積んで、積み上げて
だけどそれは、バベルの塔ほどではなかった
小学校に上がって
年を重ねることを覚えた
それからアタマ ....
こたえがわかりました
もとめてるもの、したいこと、わかりました
きいてきたあなただけど、つたえられません
とてもとてもとおくなってしまいま ....
1
鎖骨のようなライターを着火して、
円熟した蝋燭を灯せば、
仄暗いひかりの闇が、立ち上がり、
うな垂れて、黄ばんでいる静物たちを照らしては、
かつて丸い青空を支える尖塔が ....
夜、
左の肩甲骨に
小さな傷が生まれた
羽根でも生えてくるのなら
わたしはきっと毟り取ろう
朝、
柔らかい霧雨が降ってきて
わたしは傘を捨てた
強く責めるなら抵抗もしたけれど
....
「メイク・ラブ唄」
然し其れ即ち
恋する乙女の
啼き声夢の如し
操り操られている私
何処に行つても
此処好きと云ふ
御好きでせう
夢に狂う
少女の ....
自分にとって大事な物
試してみないと分からない
自分の中に何が埋まっているか
すくい取ろうとしないと分からない
本当に大切なもの
自分の心の奥底に
静かに静 ....
みなさんどうしてそんな顔してるんですかと
もう猫も言わない
電車はいくつもの死体を引きずって走る
国民みんなにワライダケを月一回配給すればいい
ついでにあんこにくるんで北朝 ....
俺が欲しいものは 見付かった
お前には何が欲しいのか分からないだろ
理性も感情も空っぽだな
世俗を認める決意をした歳の俺
風呂場の排水溝を見詰め
「どうせなら楽しめたらいい」と思った
....
たとえその花が
どんなに綺麗であったとしても
どんなにあなたが好きであったとしても
だれもが知っている
だれもが持っている
どこにでもある花では
だれもあなたらしさが見出せない
人は ....
ブランコの順番を並んで待っている
子ども達の笑い声が響き渡る
傍らで親達は井戸端会議
夕飯の献立で頭がいっぱい
この場所にミサイルは届かない
滑り台で横入りしたと
些細な事で喧嘩が ....
浅はかな哀しみを
どこまでも赦してしまうので
慕っています、
ひとの背を
重ねるような
重ねられるような
だれのものとも知れぬまま
だれにもどこにも
辿り着けずに
ひ ....
目はこころの窓っていうけど
窓からみる眺めはいつもと一緒
あたしの気分次第で色を変える
太陽が燦々と降り注いでいても
なんか白々しい感じがして
底抜けの青空のせいで
自分までからっぽに ....
螺旋階段の
回転の
向きを
途中で
変えてごらん
逆さまになった
コバンザメみたいに
張り付いたまま
落下して
こんどは
地面にへばり付いて
いくら言っても
顔を上げようと ....
まるで拭う事を忘れた涙が
頬を撫でる指と錯覚するように
幾度も呟いた愚痴や寂しさが
いまいち消化できない感情と共に
過去を奪って 未来を閉ざしている
奇妙なほど暖かい冬が黙々と過ぎて ....
どうしようも ないくらい
しがらみに 迷いこんで
どうしようも ないくらい
くらい 底のほうへ
いって しまって
ただ ただ
グラヴィティ を ふりきっ ....
しまうまがいました
冬の夕方に現れるしまうまです
縞模様は、冬の夕方の青と電燈のオレンジ
わたしはその背に乗って、冬の夕方の匂いを嗅ぐのが好きです
小さくひかりました
冬の夕方にいた三日 ....
お先が真っ暗だからこそ
心に鮮やかな火を灯そう
頭に絶望の花がさくのなら
希望の詩を綴り続けよう
社会の歪に負けてしまった友達の
生贄なんかにならないように
目に ....
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