ちびたいろえんぴつのしんを
なめながら
おえかきをするこどもがいた

あたらしいいろえんぴつ
かってあげると
ぶんぼうぐやへさそっても

ぎゅっとそのこは
えんぴつをにぎりしめたまま ....
名前のあるものを信じない
だからまず、二人
 名前を捨てた

形のあるものを信じない
美しさだけを模倣する
 {ルビ仄=ほの}かな{ルビ星行灯=プラネタリウム}をとざして

境界をつく ....
背なか 背なか
もたれかかった珪藻土の壁には
真昼の温みが宿り
後ろから
春の衣をふうわり掛ける

あし
足もと
埃だらけのズックの下で
蒲公英は蹲り
カタバミが少し緑を思 ....
君はもう見えなくなってしまった

昨日までいつでも手の届く距離にいたのに

なんでかな

今では君はどこか

遠く遠くに行ってしまっているように

感じ取ってしまう

今聞こえ ....
ねえさみしいの
今すぐにこのさみしさをなんとかしてほしいの
あなただけがあたしのさみしさを取り除いてくれる
たったひとりの人なの

僕は君のさみしさを今すぐにでも失くしてあげたい
だから君 ....
   1
   ・
閉ざされた
扉の中にふたりきり
彼女もしらない
わたしだけのきみ
   
   2
   ・
きみの為
何もできないわが身ゆえ
泡となれる
人魚を羨む

 ....
  切り絵(題材)
   「少女」



ただ真っ白い紙でした 私たち

切り絵師は 無を有にする
柄に美しい細工を施した
銀色の先端鋭いハサミで
すんなりと手足の伸びた
可 ....
海辺で 少年と 会った
少し 会話をした 少年は はにかんだ
笑顔を 浮かべた

遠く かすんだ あの 向こうには・・・
いかずちが 見えるんだよ

少年は すぐに 顔を 曇らせた
嫌 ....
ぼくの肩に乗るピパは
足が一本かけている
だが ときおり
大声で泣くほかは
そこ等の蛙と大差は無い

ただ 知り合いの目利きによれば
それは伝説の金蟾(きんせん)なのだと
だから大事に ....
白日の世界に跪くわたしに
昏々と降り注ぐ言の葉は
もう
何も見なくてすむようにと
眩く光る

泣きたくはない
あの人の笑顔を焼き付けるため
でも
言の葉も 涙も
それを許してはく ....
ふと気が付き

腕時計を見ると

もう5時

公園で無邪気に遊んでいた子供たちは

母親に手を引かれ

友達とバイバイをして

自分の家へとかえっていった

ぼくにも昔は帰 ....
大好きだったあなた

まだまだ幼い恋心だったけど
ずっと忘れられないひとになるって知っていた。

片思いだから愛じゃないっていわれても
それでも愛してた

大好きだったあなた ....
そして石橋さんは
いつまででも女だった

組んだ足から少し見えちゃった
レースのシミーズは
夕方飲まれるべき紅茶の色をしていて

まるで時間なんて関係ないわ 

というばかりに

 ....
知ってた。

ぁたぃのくちぐせが
「どーでもいい」ってこと。

知ってた。

そうやって
すべてのものから逃げようとしていたこと。

今も、逃げようとしていること。
私をかたちつくる
わたしのかたち
私はわたしのなかにあって
手を持ち指を持ち唇を持って
君を抱きしめる

でも
私を入れたわたしを
あたしが包み隠して
誰かとの距離を調節もする

 ....
今日も何にもなく

サプライズが来るわけでもなく

いつもの風景を見て

いつもの夢を見て

ぼくはまた明日の朝日と

挨拶を交わした

マフラーを首に巻いて

パーカーを ....
指先の凍えるのも忘れ
口唇の乾くのも忘れ
午前二時は月明かり

爪先はいつしか
その方へと向かい
消えて浮かんで
また消えて
巡らす想いは
蒼白い夜の膜を
揺らしながらも
冷たさ ....
ふと 家並みが途切れると
東の空に かの旅人が姿を現した
美しい金の灯りの燈る
いつも変わらぬ 微笑みをたたえて

毎晩毎晩 同じ時刻に
太陽の沈むのを待ってから 現れる
謙虚な旅人
 ....
恋とは
 自分にないものを
 求めることなら

愛とは
 自分にあるものを
 抱きしめることでしょうか


「愛し合う」とは
 言うけど

「恋し合う」とは
 ....
ある人が君に言った
愛というものはダイヤの原石
諦めずに磨き上げなさい
今投げ出せば
唯の石ころ


そして君は
僕にこう言った
愛は綺麗で美しくなければ
誰も価値を見出さない ....
陽炎ゆらめく金の砂子
彩雲は海風に吹き乱れ
てのひらに燃え立つストレリッチア
放った水際 横なぎにさらわれる

あの辺を転がってく
サクラ紙みたいな柔らかいの
さっき2人で食べた
カッ ....
永遠の愛、が
刻まれていた
赤い鉱物顔料で飾られて
二千年の地層の中
地中にしみこんだ月の光で
風化した言葉だったから
秘密が解かれるまでそれは
王の名
呪い
花の名前
祈り
そ ....
キミを見つけた。

あの時、ふんわり笑ったキミにボクの胸はときめいたんだ。

確かにボクに笑ってくれたね。

でもボクは知っているんだ。

キミの瞳がいつも前を向いていたことを ....
何も考えられません
何もわかりません
何もしたくありません
何も思い出せません

きっと私は健全で
きっと世間は穏やかで

何も考えずとも
生きられるからなのですが
 ....
雪が降る道で

ぼくは初めて孤独を知った

いつもならぼくのすぐ横に

肩を並べていた君は

いまはぼくじゃない

男と肩を並べて歩いているのかな

しょうがないね

ぼく ....
人間は生まれてきて一番最初になにを覚えるかしってる?
それはね、
泣くことなんだ。

赤ちゃんは生まれてすぐに泣くんだ。

それはね、
人生の中で、涙が大事なんだって、
赤 ....
悲しみを慈しむ
それは

生きてあることを悲しみ
老いてゆくことを悲しみ
病に倒れることを悲しみ
死に別れることを悲しむ

その悲しみに
打ち震える人を
慈しむこと

そして
 ....
宵闇は
切り子細工の紅茶に透けて
紫紺も琥珀の半ばでとまる
グラスの中では
流氷が時おり
かちり
ひび割れて
薄い檸檬の向こうから
閑かに海を連れてくる


壁の時計は
ゆるり ....
あぁ、なんて小さいのか

拳一つ分の命は
ワンポンドにも満たないと

その儚さに反する温もりと
ズシンとくる重さにおののきながら

まばゆいばかりに輝く微笑みに癒され
見守る ....
君のすべすべとしたほっぺたに触れると
僕のとがった気持ちが滑らかになる

君のきれいなひとみを見つめると
僕のよごれた気持ちが透明になる

君は何もしなくても
僕の嫌いなところをいつの間 ....
恋月 ぴのさんのおすすめリスト(17833)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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はかない思い- こめ自由詩406-2-14
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片恋連歌- 北乃ゆき自由詩4*06-2-14
少女は感情移入する- 千月 話 ...自由詩14*06-2-13
いかずち- 奥津 強自由詩306-2-13
劉海戯金蟾- The Boys On ...自由詩7+*06-2-13
白い悲劇の果てに- アマル・ ...自由詩7*06-2-13
今も昔も変わらない- こめ自由詩206-2-13
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そして石橋さんは- むらさき自由詩3*06-2-12
くちぐせ- まなみ未詩・独白2*06-2-12
銘菓マトリョーシカ- たりぽん ...自由詩8*06-2-12
小さな春- こめ自由詩10*06-2-12
今日のおわりに- LEO自由詩8*06-2-12
金色の旅人- 秋月 笑自由詩206-2-12
恋愛- まほし自由詩9*06-2-12
対話篇- アマル・ ...自由詩8*06-2-12
汗の匂い- とうどう ...自由詩19*06-2-11
記念碑、月に埋もれて- たりぽん ...自由詩8*06-2-11
ふんわり風がふいて- スモモ自由詩206-2-11
絨毯- 燕(ツバ ...自由詩4*06-2-11
むなしさだけ- こめ自由詩406-2-11
涙の場所- スモモ自由詩2*06-2-10
慈悲の白蓮- アマル・ ...自由詩5*06-2-10
早春- 銀猫自由詩18*06-2-10
*きろ、つきはなし*- かおる自由詩6*06-2-10
今よりも多くの- とびまる ...自由詩1*06-2-10

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