瞳の岸辺に
釣り人がやってくる
かなしみの主を釣るために

まつ毛が雨に濡れている
湖水が溢れて川になる
大地の鼓動が震えている

釣り人は帰っていく
明日もまた来るだろう
かなし ....
 古株の女性シンガーソングライターだけど、僕にとってはまったく馴染みのないミュージシャン。でも今、僕はこの人の『BEETLE』という新曲の虜と化した。

 昨日、車の中で昼飯を食っていて、ラジオで ....
美味しそうな楽しみがあったので
夫と半分こして食べた
牛乳パンのようにほんのり甘く
甘いものが大好物の夫は
半分になった楽しみを
美味しそうに食べている
その頬が幸せを含んで
ぷくり、と ....
ねぇ、死んじゃったら 
なにも見れなくなるんだよね? 
なにも伝えられなくなっちゃうんだよね? 

そこには、なにもなくなっちゃうの? 
なにも残らないの? 
天国にいくの?   ....
おぼろな 三月

見晴らしのいい 場所で
遠く 帝都を仰ぎ見たくなる

両腕を広げると
風に 翼

東京タワーまで
フワリ フワリ 飛んで行けそうだ

春 霞
飛行の航跡に
 ....
型破りの性格も

意外ともろい

パイのようで


十円玉は丸じゃなく

横からみたら

長方形だって

国語の先生

言ってたっけ


大きな体の

おっちゃ ....
電車の好きな少年だった


窓のそとを
いつも景色を走らせていた
乗客はいなかった


やがて彼は
景色のなかを走った
走りつづけた


いくつかの景色をつなぐと
電車にな ....
毎日働いてると 
なかには 
いろんなボールを 
投げてくる人もいる 

前のぼくなら 
しかめっ面で 
乱れ飛ぶボールをそのままに 
取ろうともしなかった 

これからのぼくは  ....
4年は乗っているバイクのNランプがつかなくなった
あれ?と思っていたらブレーキ灯もウインカーも
つかなくなってしまった

バイク屋のお兄さんが云うには
何処かの線がぷっつり切れているらしい
 ....
著者より

 相手の立場に立ってものごとを考える。ということは、よりよい人間関係を形成する上で非常に大切なことである。しかし、こういうことは日ごろから意識しておかないとできないものであって、時とし ....
眠れる彼に口づけをすれば
凍てついた私の身体は溶け出して
彼の中をゆらりと満たす
戸惑いにも似たうすべに色の吐息に
待ちわびた生命たちが歓喜する

みずみずしく謳歌する
すべてが覚醒をす ....
ひやり 
頬にひいやり
まばたきをしたら
お日さまのこぼした泪は
空にひろがって
くりいむ色の野に
しろい花が咲いた
ぽつぽつぽつ 

鳥が落ちて
風がめくれあがり
足音がかけて ....
不器用なピエロは
今日も笑っていた
不細工な熊さんは
今日も笑っていた。

造花って何?
ゾウかシカ?
くだらない事しか
言えない。

太陽のない地球なんて
ミソ汁のない朝飯のよ ....
いつもより少し
上を向いて歩いたらば
いつもなら見えない
遠くの空が見えた

いつもより少し
胸をそらして歩いたらば
いつもは気が付かない
人の笑顔に気が付いた

いつもの道
い ....
家に入ると
音をたてて雨が
降って来た日
僕は心を失くし
愛情の伴わない
告白をした

東京6時41分
金沢6時51分
大阪6時51分
広島7時2分
那覇7時6分

深夜のタ ....
七色の恋


虹のように
綺麗でいたい
あなたの前で
形があるようで
触ることの出来ない
そして
何処まで
追いかけても
実体が掴めない
謎の多い
ミステリアスな
そんな存 ....
きみのもと 光届ける 配達夫 エッチラオッチラ 銀河を超えて


約束の 証にあずかり 君の名を 帰ってこいよ Astronaut


Universe ぼくのpieceが 散らばりて ぼ ....
私は流れてゆく
水のようになめらかに
時には{ルビ滔々=とうとう}と
時には穏やかなせせらぎになり


私に映るのは雲の流れ
陽のきらめきがいくつも反射する
あるいは透過して泳ぐ魚の群 ....
僕が生きる時間は決められている
その間にどれだけの幸福を
この手で捕まえる事が出来るだろうか

恋はいつしか愛になり
それも不変ではないと知り
散ってゆく心の破片を
誰かが受け止めてくれ ....
 、の入口に従えたのは、その言葉が正しいと思えたからだ。

だから不安と向かい合って椅子に座った。
クッションに針が仕込まれているなどとは思いませんし、仕込まれていても構わない。
この言葉が真 ....
{画像=080305010357.jpg}
くるしくともなんともない
あたまがからっぽなひは
いったいなにをやればよいのか
わらってよいのか
ないてよいのか
ただなにがなにやらわからない
 ....
終電近い電車を降りて 
人もまばらなさびしい道を 
今日一日の労働の 
汚れた作業着つめこんだ 
きんちゃく袋をぶら下げて 
今夜もおいらは{ルビ闊歩=かっぽ}する! 

思い出すのは  ....
指先ひとつでクリックするように
リセットボタンを押すように
ある日突然
消されてしまったワタシ


ひりつく喉の渇きも
どんより重い胸の疼きも
置き去りにしていってしまう
アナタは
 ....
遠くから
貨物列車の轍の音が響き
耳元まで包まった毛布の温もりは
夜への抵抗を諦める

暦が弥生を告げて
色づき始めている、
翡翠を纏った木々の芽吹きを
さくらいろの気配を
止めたい ....
君に明日会えるのが
楽しみ
で そりゃもう
君に明日会ったら
嬉しみ
で そりゃもう

なんて
どうして言えないの

楽しい
にミを着せて
嬉しい
は裸のまま

うっ 寒 ....
お月様のうしろで
キスしよう

誰からも見えないよ

真っ暗な中で
ふたりきり

荒涼とした大地から

地球を見下ろして

ふたりでキスしよう

笑いながら
じゃれあいな ....
そんなふうに
春が眠り 寝息が聞こえて
やすらって いたなら

霞むんだ

高雲の桜色の空に やってきた
風にほんのりと

春の靄は大きな体を
この地にあずけきって
眠っている
 ....
自分らしさ
本当の
自分らしさとは
そのままの
自分で
ありのままに生きるってことなのかな

政治家だから
フリーの
芸術家だから
それらしく
振舞うのは
ちょっと疲れるかもね ....
春には夏を
夏には秋を
秋には冬を
冬には春を
人の小さな思いが降り積もり
世界を塗りかえて行く
明日にはきっと
幸せが降り積もり
自分の指からではないのだ

髭も
悪くはない
唇から
私の味がかすかに

それがなによりも
恋月 ぴのさんのおすすめリスト(17882)
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