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昔カナリアを飼っていたことがあります。それは入社して2年目くらいの時でした。私が入っていた独身寮はもちろん動物厳禁なわけですが、金魚や熱帯魚のようにこ ....
久しぶりに
酔っ払っている
宙に浮いている精神
河北の地では
いつも風が流れている
大地を流れる風
風の音に耳を澄ませて
煙草に火をつけて
ニコチンとアルコールが
身体を巡る感覚に
....
裁判所の待合室から
開港記念館の塔の屋根
クイーンの塔と
港に入った船から愛された目印も
今ではたくさんの灰色のビルディングに埋もれ
往時を偲ぶには上陸して裁判所の前に立つしかない。
....
ピンクの薔薇が
いっぱい咲く
街角にある
知り人の家
雨上がりの板塀に
枝垂れて
うす桃色にそろった
花が笑っているように
川端の知り人の家
今日は留守 ....
恋だ って自覚したら
たまらなく楽しくなって
今日は朝からうきうき
うきうき
どきどきするから顔は見ないけど
挨拶が返ってきたりとか
目の端に黒い服が映ったりとか
たまらなく 嬉 ....
毎日は平和です幸せですとりたててやるべきことも無く平凡です
起床時に布団を畳むことが面倒なので、昨日からベッドの購入を検討しています
重くのしかかる頭で考えることといえば
....
生きるとは呼吸、そして死は眠りだ。
エマージェンシー、イマージェンシー、イマジネーション。突如音のない世界に放り込まれ、治まらない耳鳴りに首に心臓が上がってきたかのような動悸がする。
....
山が燃えております
勢子が駆けております
楽しいばかりで得た物は帰り道におきます
あんたなんと思いよ
私の運ぶものよ
稗粟を炊いて帰り道で食べます
病が流行っております
人も死ん ....
昼下がりにお弁当を持って出かけよう
どこまでも続く碧い草原で
スコップを持って半歩先を進む
木の下に何かが埋まっていると信じているのだろうか
あるいは花の下に
机の下で小さく丸まって眠っ ....
昨日が楽しすぎたから
今日こんなに寂しいわけじゃない
嘘をつくのだって
ほんとうのせいじゃない
雲が浮かんでいるのではなくて
空が高いだけ
そうやって
そらをはみ出していく
そうだろ ....
なぜ詩なのか
面倒臭くて つい
手軽な言葉を投擲してしまった
口淋しくて つい
甘ったるい言葉を咀嚼してしまった
<優しさ>の優しくないアクや
& ....
丸い海岸線の向こうから はたまた山の背後から
満点の星空に向け 数秒の誤差を生みつつ
絹で編まれた 綺麗なレースが 開かれていく。
アーチを描いて 向こう側に消えていく。
北半球から南半球ま ....
ひえいざんで
やかれたこどもも
いたのだろう
ゆうふくすぎるということは
まずしすぎると
おなじくらいつみなのだ
おかねはひとが
いきるためのどうぐ
そのちから ....
ぼくが寝付けないのは
すこし飲んだアルコールのせいか
食後のあとのコーヒーのせいか
それとも 今日を終えたくないのか
・・・・
眠れるように 君に おやすみを
眠れるように ....
臍ではない
あなたの中心
にむかって
水平なのに
ピアノに載せた
しゃぼんが滑りおちるのは
ふぞろいな黒鍵のせい
です、
が
です、を手焼きせんべいのようにぱちぱち ....
スポーツ整形でこの地区では少しは名の知れ
た診療所だから混んでいるのは覚悟していた
が診療所の自動ドアを抜け二階に上がる途中
で待合室から溢れんばかりの患者に迎え入れ
られると圧倒されながらゲ ....
錆びた釘 カンの切れ端 木屑をめくれば虫
雪で潰れた物置小屋の腐らない破片をさらう
小さなスペースに散らばっている小石
両手で包み バケツに集める
土台と共に 捨てられる礎
....
細胞は古くなる
からからに渇いて
白い皮膚が覆う
脱皮できないあたしは
留まる罰も知らない
誕生日ごとに新しくなる
「おめでとう」の一言に
どれだけの意味があるのか
わからないまま ....
{引用=南の男}
慙愧の塩漬け
塩を汲みに塩湖へ踏み込んだ男は
深みに足を取られてずぶずぶ沈む
攣るほど力を入れ右足を持ち上げたが
反動でひっくり返ると
もがくほど結晶に沈んで行った
....
揺れるカーテン
蝉の声を溶かした生温い風
ドアの向こうの足音
吹奏楽部が奏でるBGM
部屋を満たす
石鹸と消毒薬の匂い
勘違いさせたのはアナタだから
熱に浮か ....
思い立ったが吉日で
溢れた本をのけて 本棚を見つけて 本を出す。
手前ものから出すに連れ 過去へと戻ってく。
奥にあった 表紙がボロボロで 何度もめくった特別の本。
ざらざらする表紙をなでて ....
最近じゃ 市場も不景気なもので いくら水揚げが日本一だなんていってもね
今は こんな体
さりとて さいわいにも 右の手足は 丈夫なもんだ
午前3時には 目がさめちまうんだな 習慣って ....
借りたてのアパートの
白い壁の
ざらざらした
感触に
うつろな視線を投げかけている
手のひら
からはじまる
小さいメソッド
何時間も壁ばかり見つめています
することがないので ....
傘は蛇の目で
クルクルクルクル 柄を回す
ソラ見たお天道さん 目を回し
空に渦潮・鳴門巻き
腹が減っては戦が出来ぬ
エプロンおばちゃん ガバっとナルト一掴み
狙った的は ラーメンど ....
夜がうごいた
なまぬるく
あかい月のためらい
翅をひろげる雲たち
思い思いに
駐車場わきで
黒猫がスーパーの袋かじってる
貧相でうすよごれて
でもどこか清楚
みずみずしく香るけだ ....
ああ、
世の中には
99対1くらいの
理不尽なこと、あるよね
あんたの作るカフェ・オ・レ
牛乳と珈琲の割合
99対1
それってほんとにカフェ・オ・レ?
某テレビ ....
初夏の明るい光の中
陽光に照らされた新緑の並木
聖橋から下る通りに
暗さは無い。
明るく振る舞う表情の裏
怠惰と絶望が無い交ぜになった
深く刻まれた皺を持つ老人の横顔
溌剌とした声の ....
女教師 と 女学生
『 遠足前日 』
* : * : * : * : *
先生:ってことでね、おうちに帰るまでが遠足です。 なにか質問がある人ー
生徒:はーい! ....
希求する
鼓動
呼吸
何を望んでいる。
何が欲しい。
誰とどう、生きていきたい。
希求する
こだま
ことだま
希求する
夢
うつつ
希求する
確かな
明日を ....
きいてね。
きいたこと、あってもね。
うるさいだろうけど、ね。
ねぇ、きいてね。
きいてね。
その耳たぶでね。
もっと奥のほう、
まごころ ....
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