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 目を刺すような光
 烈しい熱風
 体中が針で刺されたような鋭い痛み
 何が起こったのか分からない

 さっきまでのいつもの日常が生活が人生が
 まったく変わり果てていた

 焼け果て ....
 走り去る季節の鼓動を
 少しためらいがちに聞いている
   
 

 窓の外に浮かび上がった満月
 なんだか憂いを帯びたような朧月

 

 いつもこの季節
 なぜか やりのこ ....
 胸に映る青空の輝きは
 いつか
 あなたがくれた
 暖かなやさしい気持ち

 呼吸が止まるほどの
 まっすぐなあなたの笑顔に
 出会ったときから
 僕の時間は始まった
 
 空回 ....
 愛されたい
 
 愛されたいと
 
 愛されたいと叫び続けた

 寝ても覚めても

 愛されたい

 愛されたことがなかった

 
 どんな季節の中でも

 どんな街に ....
 心を撫でる光景

 美しいものばかりじゃない

 思いのほか 裁判官が多いので

 不器用なコメントには要注意

 
 怪我してみて 初めて分かる痛み

 経験してみて 初 ....
 悩むことは苦しい
 出来たらいつも美味しいもの食べて
 美しい衣装纏って仲間と愉快に
 愛情に囲まれている方がいいに決まってる

 あえて悩むことなんかない
 悩む力を持っている人は ....
 もう子供には戻れないのだから
 一人目覚める部屋には今日の予感は転がってない
 でもだいじょうぶ
 もう子供には戻れないのだから
 いつもの気だるさといつもの痛み
 もう理由を探すことをや ....
 右肩を叩く理想は音符
 左肩に寄りかかってくる現実は数字
 ベッドの下には欲望の雑誌
 頭に被るは理性の帽子
 風が靡くだけで揺れる心よ咲け咲け
 
 大志を抱えて出たはずの旅路
 強 ....
 赤紫の記憶は消せないみたい
 でも時は流れていて
 曇り空が晴れて今日神聖な今日晴れていて
 
 囲いから出たなら
 監視が怒るのは無理もない
 望みを絶つ言葉を塗りかえる言葉
  ....
 人は寄り添い歩くもの
 でも頼りになる人がいつもいるとは限らない
 知らない街を一人歩いた青春時代
 守られ守り強くなり弱くなり
 繋がっていると信じることこそ本当の強さ
 
 目に ....
 思い違いで吐いたせりふに
 独りの夜が寝られない
 震える心は何故なのか
 
 人が恐い 人の悪意が恐ろしい

 人を信じることを諦めた時
 生きてることは痛々しい
 人の心は季節の ....
 やすりで刻まれる心をあの手この手であやす日々
 救いを求めてちっぽけな独り旅
 白い視線はいつものこと
 無邪気な少女達と柔らかな風
 目の前にひとひらの桜の花びらが舞い落ちる
 
 ....
 振り返ってみれば
 なんてことないことばかりに
 すべて姿を変えていく

 自分に嘆き 自分を責めて
 他人に嘆き 他人を責めて
 
 ため息まじりでも
 騙し騙しここまでやって ....
 精神を病んで手がつけられなくなった男達が
 運ばれる精神科閉鎖第一病棟

 初めに医師の診察が体を鍛えた看護師2人の監視のもと施される
 それから逆らう意思を麻痺させる注射を打たれ
 無力 ....
 零れ落ちた想いが過ちのシミを残す
 責める人ばかりで
 生きていく資格が奪われていくようだ
  
 人はそんなに強くない
 独りで生きていくにはこの社会は冷た過ぎて
 いつか心は凍死 ....
 言葉が言葉を飲み込む
 信頼のない無意味なやり取り
 なんの創造もなかったりする
 そこにあるのは反応する神経のみ
 
 そうなるのは
 やはり信念が希薄なせいだろう
 人が人らしくあ ....
 ここまで歩いてきて
 残してきた足跡
 その中で犯してきた過ち
 一人幸せになるのは虫がよすぎるかもしれないね
 
 でもね
 いつまでも君のゲームに付き合ってられないんだ
 
 ....
 考え事が一人歩きして
 寒空の下 僕は震えている
 
 耳にこだまする罵声
 退いては返す波のような苦痛に戸惑うばかり
 
 僕は弱い
 限りなく弱い
 
 たまらなくて叫べた ....
 暗い部屋
 止まらぬ思考
 眠れぬ夜

 どうにも本能のみに生きている人が多いな
 僕は突きつけられたベクトルを
 どう処理すればいいのか 分からずに
 途方に暮れている

 時間 ....
 小さな詩を書こうと思う
 微生物のように
 ゾウリムシのように
 ミジンコのように
 誰にも目につかないような小さな詩は
 きっと誰の胸にも届かないだろう
 この大きな世界に
 小さな ....
 窓から覗くのは人の気配の消えた通り
 街灯が暖かい
 自分の部屋にキャンドルを灯す
 それは神聖な時間
 それは私だけの時間
 誰からも邪魔されず
 深深と心の奥の細道に踏み出して行く
 ....
 雨が降っている
 今は夜中
 過ぎ去る日々は音もなく


 ないものねだりの心に雨音
 一人の夜
 決して寂しくもないけれど
 それもどうしたものなのか
 ただ、日常に麻痺している ....
 さまざまな想いが込められた街角に
 熱を帯びた顔をさらして
 過ぎ去った日々を懐かしく思う
 
 若さ故の過ちは多々ある
 それは顔を背けたくなるような
 恥ずかしいこと
 それで ....
 ノイズを避けて通れない街で
 君だけが星 
 君だけが太陽
 
 今日も君の真中を目指して
 起きあがる
  

 忘れてきたものは多い
 これから手にいれるから
 知らぬ間に傷 ....
 仏教の教えに、十界論というのがあります。生命の境涯の世界を十に分けたものです。下から、地獄界、餓鬼界、畜生界、修羅界、人界、天界、声聞界、縁覚界、菩薩界、仏界と上がっていきます。日本の仏教では、死ん ....  人は死ぬ
 人はいずれ死ぬ
 人は間違いなく死ぬ

 この現実をあなたは消化しているか

 俺は死ぬ
 俺はいずれ死ぬ
 俺は間違いなく死ぬ

 日々の煩わしさの中で麻痺して ....
 冷たい壁に背をまかせて
 愛しくある月日を
 思うがままに流してく

 いつの日か
 ここから去るだろう
 
 そして
 いつの日か
 出会うだろう

 新しい一日 
 まだ ....
 空に浮かぶ雲を指で描く
 走馬灯のように煌く
 すぐそこには楽園
 もうすぐ、闇を超える

 人が待っている 
 誰しもが繋がるはずなのに
 誰しもが他人の顔をする
 寂しさに酔 ....
 さぁ、耐えねばならぬ季節がくる
 木々は余計な葉を落とし
 迫り来る冷たい冬に
 まるで清楚なクリスチャンが祈るように
 凛として空を仰ぐ

 煌きが冴える季節でもある
 人々は暖炉あ ....
 軽いめまいの横を通り過ぎる晩秋
 人々の装いも移ろい行き
 迫り来る冬をうっすらと感じる

 すました顔をして行く通りの人
 こっそり隠した心の凶器を磨く
 使われることのないことを祈り ....
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タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
B29- 山崎 風 ...自由詩709-8-6
あなたの声が聞きたい- 山崎 風 ...自由詩208-10-12
あなたがいる- 山崎 風 ...自由詩108-10-10
一緒に- 山崎 風 ...自由詩208-7-12
僕には分からない- 山崎 風 ...自由詩408-6-11
ほっとする時- 山崎 風 ...自由詩2+*08-5-19
戻れない- 山崎 風 ...自由詩408-5-11
タンポポ- 山崎 風 ...自由詩308-5-10
今日晴れていて- 山崎 風 ...自由詩708-5-1
地中の根- 山崎 風 ...自由詩108-4-24
あなたの中に咲く光- 山崎 風 ...自由詩308-4-15
桜散りゆく- 山崎 風 ...自由詩408-4-12
優しさの点数- 山崎 風 ...自由詩208-4-10
精神科第一病棟- 山崎 風 ...自由詩2*08-4-8
- 山崎 風 ...自由詩308-4-3
君とはずっと続けたい- 山崎 風 ...自由詩3*08-2-1
不幸になってたまるか- 山崎 風 ...自由詩1+*08-1-31
草花のように- 山崎 風 ...自由詩2*08-1-27
ちょっと_寝られない- 山崎 風 ...自由詩208-1-26
小さな詩- 山崎 風 ...自由詩7*08-1-18
月はすべての人に優しい- 山崎 風 ...自由詩2*08-1-15
哀愁の雨傘- 山崎 風 ...自由詩1*08-1-12
北風の街- 山崎 風 ...自由詩108-1-9
迷子のおとな- 山崎 風 ...自由詩308-1-5
よいお年を。- 山崎 風 ...散文(批評 ...307-12-29
死んでも- 山崎 風 ...自由詩207-12-28
ドアを開き放て- 山崎 風 ...自由詩407-12-11
まるで- 山崎 風 ...自由詩107-12-8
冬への幸せチケット- 山崎 風 ...自由詩307-11-8
晩秋の星- 山崎 風 ...自由詩307-11-3

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