好きな男の子が悲しんでいるというのに
わたしは何もしてあげられない
せいぜい裸になってあげるくらい
好きな男の子はわたしが好きなだけで
わたしを好きではないから
あまりうれしくもないだろうけ ....
都会の街に充満する廃ガスよりも
前方歩く男がふかすタバコの煙が喉を刺す朝
横断歩道の欄干へ両腕広げて立ってみた
隣には数珠繋ぎのカラスの一群
最左端の僕は異端の新参者
道路の川を下る自動 ....
つくんと
ときおり胸で感じる痛みを
悲しみのせいだとは
思いたくないから、僕らは
うたおうとする
好きな歌を
思い出せないフレーズで
立ち止まってはいけないと
覚えてるとこ ....
左腕に刺青がある。
16の冬に自分で入れた。
自傷って奴に夢中になっていた。
自分を傷つけて、
汚れた血を流したら、
綺麗になれる気がしていた。
穢れ腐ってゆく日々 ....
緋色の風が吹く
光は虹を放つと共に 大地の色を塗る
黒い影を一つ、また一つと丁寧に塗りつぶして真っ白な霧に包まれる。
柔らかな綿毛に光を通す蔦のカーテン
暗闇にもがく私を優しく ....
屋台では、
キンタマが売られている
夕方、あぜ道を通ると
牛はがたがた震えた。
そのあとで
顔も上げずにえさを食べる。
まひるに
月が笑いながら
堕ちてゆくのを
見とどけてしまった
罪
サルビアの
紅が憎くて
泣き叫ぶのもかまわず
摘み取ってしまった
罪
こめかみが
痛くてたまらない
や ....
3匹目の獏は道端で
へたりこんでるところを拾った
小さな獏は虚弱体質で
夢はもちろん秘密も嘘も受け付けず
今にも消え入りそうに震えている
私は必死で噂とか言い訳とか ....
愛してるだのなんだのかんだのと言ったところで
結局はどれもこれも同じような事でしかない
と言う事には随分昔から気づいていて
仕方無いので、10ページくらいにわたって
ずっと「好き」とだけ書いて ....
明日もし君が壊れたら俺は君を殺して逃げて最期には野垂れ死ぬでしょうよ
カカトの削れたラバーソールを履いて足を引きずって
顔中の穴と言う穴から体液を垂れ流して泣きながら君の名前を呟くでしょう
....
「っしゃー!今からやります!」
そう言うと
駅の痰壺を持ち上げ口にあてがい
飲み干す男が親父の知り合いにいたそうだ。
凄まじい。おぞましい。
っつーかその度胸と気合いがすげぇ。
酔ったらや ....
ビョーキ
薬
アイデンテテェ
狂気
喜び
エデン
楽園
地獄
個別
ツナガリ
孤独
精神的恋愛
肉体的恋愛
アキラメ
希望
絶望
暇
空白
白濁
煙草
珈琲
....
果たされなかった約束の面影や
叶えられなかった願いの欠片達が
光の飛沫になってとび
漂い
空気に溶けて香る
夏の夕べ
深呼吸すれば
また私の中に戻ってくる
今 ....
私小説というものがほぼ死に絶え、小説はエンタテイメントとして書かれ・読まれ・消費されるものになって久しい。それに対して、詩というものは、未だに“私詩”とでも呼ぶべきものが大半を占めているように思える。 ....
街の外れに人工的な自然空間がある
コンクリートの楼閣の変わりに
樹齢重ねた大木のビルが押し並ぶ
針葉樹に広葉樹に
シダにツタに
一年草に多年草に
アジアの繁華街の看板のように
無造作 ....
そうやってであいました。
かぜのあとをたどってきたみたいに。
そうやってであいました。
はじめてほっとするように。
そうやってであいました。
ことばがうつくしくな ....
悪気などないのだから
だから尚更
優しいあなたは嘘つきになる
誰をも騙せなくて
自分を騙すことではじめて嘘つきになる
それがたとえ取り繕いの仮面であっても
優しいあなたは
....
まどろむ中での浅き夢
霞んで見えない霧の先
つかもうとしてもつかめない風のように
貴女の影は空へ空へ
消えた
夢の狭間で現実がせまる
貴女の好きな夏の浜で夢を語ったあの時
先へ先 ....
貴方は確かめるように
探るように
ゆっくりと私をなぞる
私はささくれた棘が
貴方を傷つけないかと
息を潜め身構える
何かあったの?と
問うような瞳で見つめる貴方は
髪に触れ ....
とても寂しそうに立っていたから
声をかけられなかった
檻の中
100センチの
ペンギン
タイミングが全て合ったら
結婚しましょう
氷の上で
夕方の風は冷たくはないの
ぬるいの ....
青い血管にハサミを入れて
肉と筋を離す感触で
君がぷつりと途切れた
昨日までの二人は
キラキラと
朝の睫から毀れる光の色
目覚めたら
赤黒く腐乱した血の色へ
どろりと染まって行 ....
そっと 寄り添って 楽しげに 泳ぐ花びら
波の切れ間から錆び付いた 憶い寄せて
白い影の街 夕闇に落ち 温度上げる
定期入れに忘れた ほのかな香りごと 共にあげる。
....
夜明け前の世界
コツコツコツ・・・・
昼間にはあまり聞くことのない音
空間に響きわたるこの音は
自身の過去や思い出、不安や考えを
頭の中によぎらすものだ
でも考える ....
想い出は
いいものばかりで
ときどき
あなたの名を呼んでしまうけれど
聞こえたら
ごめん
答えないで
想い出が
更新してしまうから
海の世界は
しらない
だから海に
身を投げて
底深く
沈んでみよう
青い空も
頬触る風も
友達にも
なったけれど
次に逢う時は
知らん顔なのさ
....
迷子のように
くもの雨だれから
ぬれる ぬれてゆくね
僕からも君からも
何もつないでいけるものが
ないような気がして
みしり、ぱちり、と
ただ おちているだけに
かぜに吹かれた ....
夢を見なくなった今の世界
資格資格資格資格資格資格資格資格・・・・
学歴学歴学歴学歴学歴学歴・・・・・
就職就職就職就職就職就職就職・・・
それで何が楽しいと?
自分の人生に満足 ....
叫びが聞きたい
地上のどの声にも似ていない
見えない波長の叫びを
午前零時
どこかで叫びがあがった
均された街の
よく似た通りと通りのあいだのどこかで
どこかで叫びがあがった
....
自分がさらけ出されるものであって、
自分をさらけ出すものではない。
今日は雨雨の一日でした。いやもう昨日か。セブンまで買い物いっても膝から下がびしょびしょです。風邪ひくわ。
ほんと、漫画みたいに、自分の回りだけ傘で空気が保たれていて、あとは円形に雨が囲んでる。そ ....
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