指先で爪
らしい
爪 らしく
きちり

、血のうずく)。不安定な水晶時計(、
の公転にはなじまないけれど
今日のような雨天では
暗雲にさらされて
爪を)紅くぬる

さっと泳ぐのは ....
春のおだやかな日溜りの中
土のにおいがわかりますか

春の息吹で
緑の香りに隠れた
土のにおいがわかりますか

あなたが今
しあわせを感じずに
春をむかえているのなら
この土のにお ....
虚ろな目をして

君は空を見ている

幾分か暖かくなった風に

お辞儀をした

鼻の奥で微かに感じる微笑み

心は癒されはしないのだろか

永遠に


「絵具で描 ....
 季節の変わりめに僕の脳髄の残り火
 景色の変った街角で
 あの娘の姿がふわふわ浮かび上がる
 若いことは罪なこと

 まだ世間のけがれた雨に打たれてなかった頃
 太陽の日差しが僕に向 ....
古典的な
駄洒落を一発
ぶちかまし
挨拶代わりにしている男
何年ぶりかで会った男
洒落た男のつもりで居るのか
駄洒落た姿を見せつけて
脚の曲がった椅子に腰掛けて
背筋を伸ばして
ボー ....
夕暮れ時になると
ふと考えることがあります
群青色の空と
蓮華色の太陽が交差するのを眺め
吐き出す吐息は
苦しさというよりは寂寞感に似ています
もう少しで夜の帳の降ろされる空に
伸びてい ....
地面には 
ぺちゃんこのかまきり 
おどけた鎌を振り上げて 

お前は偉いな 

踏みつぶされても 
踊ってる
雨の夜はささくれていくよ
言い訳なんかはごめんだ

頭蓋骨がきしり

水音は止まない断罪のようで
息が出来なくなるよ

雨垂れ
死体
仮装行列

そこを行くのはだぁれ?
自転車を転がして遠くに向かう
行く当てなんてありゃしないさ
僕が足を止めた場所が目的地

長い長い一本の線路の横を漕ぐ
電車はどちらから来るのだろう
僕の前から来るのだろうか?  ....
この世に生まれたときから
自分という列車が動き出す

時間というレールの上を
一秒ごとに走り続ける

過去は思い出
振り返ることはできても
戻ることは許されない

未来は追いつけ ....
{ルビ鉱=いし}は水に落ち
布になり
底へ底へ
飛び去ってゆく


名前は流れ
誰もいない日
空を映して
さらに流れる


影をなぞる影がいて
壁のそばから道を見 ....
ああ、あの恋はもう消えてしまったのだろうか
真夏の空の向こう側に
冷たい秋の風が連れ去っていってしまったのだろうか
空の彼方へと
螺旋の様に落ち葉が舞い上がり
夏の名残をかき消していく
留 ....
「今日はプールに行くぞ」
「ぷーる?」
私が浴衣を持ったまま聞き返すと
夢月はコクリとうなずきました
「とりあえず浴衣置けよ紅香」
私が足元にたたんで置いたとき
もう金魚の模様は消えていま ....
秋の公園には

白いベンチが

木漏れ日を浴びて

鎮まつてゐる



桐の葉がひらりと

ベンチにのる

どうぞ私を敷いてくださいな

またひとひら ふた ....
冷たい体を擦って温めて
冷たい心を抱きしめて溶かして
貴方だけが私の命で
貴方だけが私の居場所
壊れるなんて赦せない
壊れるなんて理不尽すぎて

あと、少しだけ

私の姿をさらけ出さ ....
明かりの消えた教室で、
ひとりふたりと、
席につく。

学籍のないぼくたちは、
幽霊みたいにゆらいでて、
いつも不安で不安定。

黒板のかすれた数式は、 ....
夏の熱を切り裂いて宵闇に咲き誇る花火は
彩りと音の仲の良い双子の兄弟で
光と影、それぞれの役割をちゃんと心得ている
江戸の粋を三尺玉に詰め込んで
街のイルミネーションに負けずにきらびやかに ....
太陽となりて君に熔ける
太陽となりて君に混ざる

荒がうな

爆ぜるな

太陽となりて君に焼かれる

それはとても熱く
それはとても狂おしい

あぁ今日は雨が匂う
太陽にはなれない
耳奥で焼き増しされたセミの音が我を迷宮入りにしている




デフレーション起こす八月森の血は居眠り空は高く冷えゆく




ヒグラシのサイレン、夜の上澄みに震えて詩集をよむ手も止 ....
まだ9月が始まったばかりなのに
「サンタクロースがやってきたよ」
と、ばあちゃんが言った

耳をすませば

りーん
りーん

鈴虫の鳴き声

りーん
りーん

サンタクロー ....
 絶え間無く巡るめくサークルの中で
 僕達は出会ったり別れたりを繰り返しながら
 約束の地までの道程を喜怒哀楽を共にして
 地平線の向こうまで歩いていく

 小鳥がさえずり
 朝焼け空 隣 ....
葡萄の葉陰に{ルビ抱=いだ}かれて
青い果実のひとふさは
日ごと重くなりました

花びらのかわりに
熟れた種子をいっぱいにして
向日葵は皆うなだれました

高い空
すうと流れる
赤 ....
曇天の空に
はりつめる夏気の
清らかなうとましさ
そして
むらさきのむくげ


気付くなという忠告
それが聞こえる胸のうち
そう、もう気付いている
それでも気付くなという忠告
 ....
今日、ひょっこりアイツが死んだ

クラスでお調子者でリーダー気取りの奴だ
いつも馬鹿なことばっかりしていた
だから、いつか何かあると思っていたが
いくらなんでも死んでしまうとは思わなか ....
ほっといて
ほっといてほしいの

そっとしておいて

君って絶対
僕の視界に入ってくるよね

今 
今TVみてるの
君のことは いつも見てるし
いつも好きだよ

でも…

 ....
(ヴァンサン)


窓の外に君の姿が見える
やわらかい草を裸の足裏で踏みしめて
君はこれから川へ泳ぎに行くという
もう透き通った水は冷たいというのに
君は白い歯を見せて
{ルビ銀葉=ぎ ....
私のノートには白い文字で
フラットに似た記号ばかり並んでる

決して声に出してはいけない約束が
一番目に載ってたはずなのに
白すぎるせいで見えない

知らないで言葉にしてしまうと
「ん ....
近所の家で飼っている
犬が「ふぁんふぁん」と吠えている

ふぁんふぁん、ふぁんふぁん
ふぁんふあん、ふあんふぁん
ふあんふあん、ふあんふあん
不安不安、不安不安

こんな静かな秋の夜は ....
今日も名前を落しました、と
誰かがその部屋へ駆け込んでくる
それではあなたを何と呼べばいいのか
振り向くと君の支えは薄いものでしかない


ついに君も名前を落して
誰か、の一人になってし ....
輝くものはいつも
はるか遠くに置かれる
届かないとわかっていても
暗闇の中で
求めてしまう
温もりのない光とわかっていても
そこで燃えているものを知っている
そして永遠を誓ったりする ....
恋月 ぴのさんのおすすめリスト(17833)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
再生- こしごえ自由詩16*06-9-10
_大_地- 沢村 俊 ...自由詩706-9-10
静寂の彼方- れるむ自由詩206-9-10
秋風吹く街角を- 山崎 風 ...自由詩406-9-10
小粋な男たち- あおば未詩・独白7*06-9-10
ゆふぐれはくものはたてにものぞおもふ- AKINONA自由詩106-9-10
標本_- 服部 剛未詩・独白11*06-9-9
雨垂れ- 朽木 裕自由詩3*06-9-9
小さな唄- 海月自由詩2*06-9-9
自分という列車に乗って- ぽえむ君自由詩8*06-9-9
ノート(昼と羽)- 木立 悟自由詩306-9-9
あまつそらなるひとをこふとて- AKINONA自由詩106-9-9
金魚の時間(三日目)プール- 愛心自由詩406-9-9
つれない秋- 杉菜 晃自由詩7*06-9-9
ナカセテ- 桜木 ハ ...自由詩106-9-9
「_放課後の回遊魚。_」- PULL.自由詩15+*06-9-9
*双子の花火*- かおる自由詩7*06-9-9
希望の朝だ- プル式携帯写真+ ...13*06-9-9
サイレンス・サイレン- まほし短歌16*06-9-9
秋のジングルベル- 壺内モモ ...自由詩5*06-9-9
新たに記す詩には- 山崎 風 ...自由詩706-9-9
カラコロクル- 紫翠自由詩12*06-9-8
晩夏- フユナ未詩・独白506-9-8
今日、ひょっこり- 海月自由詩5*06-9-8
ポチ- しいこ。自由詩4*06-9-8
ヴァンサン、夏の終わり- 石瀬琳々自由詩13*06-9-8
音楽- 夕凪ここ ...自由詩11*06-9-8
犬の鳴き声と秋の夜- 壺内モモ ...自由詩5*06-9-8
無名- 霜天自由詩406-9-8
今夜、輝くものは遠く- たりぽん ...自由詩1606-9-7

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