噛んだ乳房の
そのむこうにあったのは
金色の花でありました


時も音もない闇を愛して
腸を潰す手は僕のもの
そこに見えた
金色の花でありました


瞼を開こうと閉じようと
僕 ....
 すべてが無に帰ろうと一方通行している
 俺は震えて世界の端にぶら下がっている
 
 いつか見た
 そして凍えた思い出は
 風に乗って北から流れてくる
 自分であり続けることの難しさを
 ....
君の 香りが残る枕に 顔を埋めて
今日一日の 奇跡を祈る

僕の ささやかな ささやかな 儀式

遠く遥か向こうにいる 君の笑顔を
神様どうか 守って下さい

僕にはまだ 全部を守る力 ....
「 生れ落ちた その日から 
  へんちくりんなこのかおで 
  わたしはわたしを{ルビ演=や}ってきた 」 

という詩を老人ホームで朗読したら 
輪になった、お年寄りの顔がほころんだ。  ....
羽根のはえた指で
不透明のやわらかい
やわらかい虚無を撫でながら
ゴウゴウと吹きあげる
おおきな風を
待ってる


やあ、とか
ほう、とかって
羽根のはえた指で
お前 ....
父がくれたブタさん貯金箱に
思い出を詰めていく

新しい家に
わたしの部屋はない
巣立つ準備を婉曲に促されて
寂しさの余白が
無愛想なブロック塀で隠されていく
その白色は
この手で汚 ....
その水、に違和感を覚えて
やみくもに辺りを手探りすると
両手(否、ひれだろうか)は
ぬるい水を掻き混ぜながら
うっすらと視界を灰緑色に濁らせた


朝の慣例に従い
唇に色を挿して
黒 ....
荒んだ感情に とがった心で
向き合えば互いに傷ついていく

しょせん人間はこんなもんだよ
エゴでヒトを傷つけていく

戦のない平和な世界を 望めど叶いそうもない
いつの時代も 戦争や殺人 ....
あなたが 今
辛いのは知っていたけれど
私の涙さえ見えないほど
辛いとは
知らなかったのです
愛情さえ苦痛になるほど
辛いとは
知らなかったのです

ならば
今からの 私は
 ....
人がいなくなって
街はしばらくざわめいてあきらめて
そうして日が暮れた 
ある冬の日

おれはおまえを探している
茶色い瞳は星と月だけを頼りに
上を向いた鼻はおまえの匂いをた ....
たとえば
晴天で
海沿い
海岸線
僕はモーターサイクルで
あなたは一艘の舟
並行して走る
僕は大陸を飛び跳ねるが
海原に出られない
あなたは七つの海を越えられるが
陸では乾いてしま ....
鳥は
自由に羽ばたく姿こそ美しい
私如きが
その軽やかな{ルビ踝=くるぶし}に絡みついて
ともに堕ちてはならない
いつか
大きな空になりたい
そんな、さよなら


相反する不確かな ....
危ないから
ちゃんと
つかまってて

そう、
しっかりと
そう、
強く
もっと、
強く

君の夏蜜柑が
その形を
変えてしまうぐらい
私が今どこにいるのか
あなたには
分からないかもしれません

でもいつか私は
一つの灯台となり
私の存在を
あなたに知らせることでしょう
広大な海をも超える
確かな力を手に入れて
 ....
始まる
始まるよ
パレードが

人を愛し
言葉を生み
血を
絶えることない血を伝い
パレードが始まるよ
笑ってる
笑ってる
いじめられっ子のあの子も
 ....
通りゃんせ 通りゃんせ

ほそ道に咲く梅が香に
思い出づるは幼き日
祖母に引かれて踏み初めし
天神道の梅まつり

通りゃんせ 通りゃんせ

赤き兵児帯祖母が手で
結びて咲かす梅 ....
昨日までの鬱屈を
雨が洗い流したのか

カーテンを開けると
底抜けの空のあおさが
広がっていた

一週間の汚れを
一緒くたに
洗濯機にぶち込んで

ガラガラ回しながら

 ....
 広い空の見えない街角
 電線に雀が止まってさえずる
 地を這いつくばる俺達をどう見ているのだろう
 
 擦り切れて勢いのなくなった魂は
 春の暖かな太陽を切望している
 透き通るよう ....
煙る午後に
まどろむ陽光が
研磨された鋏刃の隙間
さわさわと開放し行儀良く
沈静し少し乱雑に
定着する


鼓膜を突き抜け
仄暗い床板の軋みに
胡坐を掻いて青い影を落す
女の ....
午後1時がかたどる窓の光線
電子ジャーのふきんに居て
お茶の湯気
キラキラとたちのぼり
しゃべりまくる徹子
テレビの中で2時を待つ

宇宙の果てのむこう側
むこう側にも果 ....
いさかいなんて どこにでも あることで
うつろなんて 小石みたいに ざらだね

かえすがえす なおざりに うらがえる
そうじゃないだろ ほんとうはなんなのかの思い

ただずまいは  ....
逢いたいと、口に出してしまえば簡単だけど
わたしは自分でブレーキを踏む

逢えないこの時間も、恋の一部だと思うの



逢いたい
逢いたい
逢いたい



たくさんの逢いたい ....
なかなか歩かなかった
かいちゃんが
とうとう歩き始めた

まだよちよちだけど
少しずつ歩く距離ものびて

もう少し歩くのが上手になったら
まあたらしいくつをはいて
お外をいっしょに散 ....
稲妻でみんな酔って終われるって言うから此処に来た
だから早くそれを出せばいい
そう言いながら手を傷つけて血を流しながら
貝殻を握りつぶしている友達を笑って見ている
俺たちはライトアップ ....
一人の罪人とすれ違う
一つでいいから
俺の罪を背負ってくれ
心清き青年は
一つくらいならと受け取った

二人目の罪人と出会う
もう一つくらい背負っても大して変わりはないよ
 ....
 よわい月の光をとおした色のないおぼろげな雲が涙ににじんだ恋文のようにせつなく空いちめんをおおっていました。
 真下には黒くふかい森がひろがり木々の葉はじっとうごきを止めて緩やかな風に「さや」ともゆ ....
あなたの指し示すその方角へ

私は黙って歩を進める

あなたの見上げるその空を

私も黙って見上げる

あなたのすくったその水を

私は黙って飲み干すだろう

あなたといる限り ....
残業の仕事につかれて夜道を歩いていると、
遠い空の下にいる君の声が聞きたくなり、
携帯電話を持たない僕を、
闇に光る電話ボックスが声も無く呼んでいるようで、
僕は今夜もガラスのドアの中 ....
ねぇ、キャロライン
僕らは何の為に物を作っているのかな
僕らが作ったものたちは
いつか消えて
見えなくなってしまうのかな

ねぇ、キャロライン
僕らが作った物たちをいつか
次の時代 ....
窓際で、本を読んでいる
風がさらさらと長い髪にふれている
春の香りがあたりに漂う
時々体の位置を変えるたびに
自分の存在に気づいているのかと不安になる

こんなにも後ろめたいことなら
い ....
恋月 ぴのさんのおすすめリスト(17882)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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スペシャルディズ- 山崎 風 ...自由詩807-2-24
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「_透明人間_」_- 服部 剛自由詩16*07-2-23
- はらだま ...自由詩15*07-2-23
ブタさん貯金箱- 士狼(銀)自由詩14*07-2-23
ふゆのさかな・3- 銀猫自由詩13*07-2-23
ヒト- 北大路京 ...自由詩13*07-2-23
秘_想_曲- さち自由詩17*07-2-23
巡礼- 水在らあ ...自由詩20*07-2-23
トマト- 水町綜助自由詩13*07-2-23
鳥の唄- 佐野権太自由詩17*07-2-23
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大灯台- 三条麗菜自由詩11*07-2-23
Parade〜パレード〜- なかがわ ...自由詩3*07-2-23
通りゃんせ_★古語の宴参加作品★- Rin.自由詩17*07-2-22
*シチューを煮込む鍋の隣で*- かおる自由詩16*07-2-22
せめてため息は- 山崎 風 ...自由詩807-2-22
色彩- はらだま ...自由詩6*07-2-22
木に登る- 七味とう ...自由詩9*07-2-22
うどん- るるりら自由詩13+*07-2-22
逢いたい- ことは自由詩2*07-2-22
かいちゃんと春- 未有花自由詩14*07-2-22
稲妻でみんな酔って終われるって言うから此処に来た- 水在らあ ...自由詩46*07-2-22
罪人- なかがわ ...自由詩2*07-2-22
王女メリサ- atsuchan69散文(批評 ...3*07-2-22
自信- yoshi自由詩207-2-22
また一つ、愛が終わった。_- 服部 剛未詩・独白7*07-2-22
キャロライン- プル式自由詩2*07-2-21
窓際- 暗闇れも ...自由詩3*07-2-21

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