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走る子の背中に笑ってふと真顔 きっと見ていたわたしの{ルビ両親=おや}も
{引用=

育ててもらう子供の頃は、親に不満を持つこともあった。

いま、自分の子供を育てながら、思い出す。
 ....
いちばんつらい、いちばんいたい
きみがいたのは、そういう場所

わたしたちにできるのは
もはや最期のひとつだけ

そしてきみは、だいすきなご主人に抱かれて、永遠の眠りについた

お ....
手を伸ばす {ルビ片栗粉五〇〇=かたくり五〇〇} 大袋 初の感触 ぐずりもおさまる


{引用=
先日の買い物の帰り道、歩いていた息子がぐずって、立ち止まってしまった。
なにか気を引 ....
修繕済み絵本びりびり笑う子に 「無理ね、ばいばい」途端に泣き出す
 
   あなたが望むことを言えない

   あなたが喜ぶことをできない

   「こういうの、平行線だね」

   適当でもいいかげんでもなく

   真摯にまじめにじっくり考え

 ....
ぽつぽつと 肌荒れ 卵アレルギー 一進一退 希望は捨てない  色づいた葉が

 風に流され

 舞い落ちるのを

 ただただ見ていた

 十九の秋

 {ルビ翻=ひるがえ}るばかりの心に

 よく似ていた
   どんなふうにしあわせか、というと

   晴れの日も雨の日も

   あなたのうでをむねにぎゅっとして
   
   おしゃべり楽しく散歩する

   おうちで二人ごろんとし ....
去年はきみの

寝返りや寝顔ばかり見ていた

今年は本当に歩きだすなんて

いっしょに歩きながらも

きみの成長に追いつけない母は

つい手をつないでしまうよ

10月の日差し ....
日光がじりじり焦がすグラウンド あの夏の日がよみがえる熱



突然の訣別の日は当然で 気化して消えた二人の熱さ
いつだって {ルビ別離=わかれ}た後に 視る夢は

      遠すぎる過去 触れぬ思い出



思い出の 箱に封じた ただひとつ

      「言えばよかった 声の限りに」
とてもとても遠く離れた

それは
距離であり時間であり
近づきも交わりもしない

見えていても決して届かない月のよう

離れ離れのふたりの思い
奇しくも重なるふたりの思い

離れ ....
だいすきなシフォンケーキ

だいすきだから2つ買った

いままでは1人で2つ食べてたシフォンケーキ

2人だから、分けあって食べるの

あなたがくれた、ケーキよりあまい喜び

シフ ....
天気予報を鵜呑みにしたら、雨に濡れていた

流したいことなんてなかったはずなのに

晴れの日、雨の日、

あたたかさ、つめたさ、

よろこび、かなしみ、

次から次へと降りつも ....
カラフルなラップに包まれたおむすび

ころんとまるく

どこまでも行ってしまいそうなカタチ

「食べないの?」

いぶかしく、心配そうな声音で、顔を覗き込まれる

「もったいな ....
「神の定めに従って、わたしはあなたを妻とします。
 今から後、
 幸いなときも災いのときも、
 豊かなときも貧しいときも、
 健康なときも病気のときも、
 あなたを愛し、あなたを敬い、あ ....
もうスターバックスに行けない

愛しのカフェモカ

とっておきのキャラメルマキアート

「疲れたなぁ」と思う時は

追加ホイップになぐさめられ、チョコチップに元気をもらう

で ....
生まれてからいままで

幾度桜を見上げただろう

 青空の下 雨の降る中 夜の空

 あるがまま咲く花は いつも私を一人にした

  今年の桜はしずしず歩み ぱーっと咲いて 誇らしげ
 ....
寒くて月が綺麗な夜、

魅入られたようにつぶやいた

「あなたのこと、すきじゃなかったわ」

男は煙草のけむりを面倒くさそうに吐き出した

「知ってたよ」

見つめあって苦笑し ....
友人との待ち合わせは、いつもの喫茶店だった。

呼び出されたのは久しぶり。

この1年、電話やメールばかりで、顔を合わせることはなかった。

先に着いたので、入り口の見える位置に座って ....
大安の日曜日、姉のために桜茶の用意をした。

5年越しの恋人が、婚約者となったのだ。

いつもおっとりした姉だが、この日もおっとりとしていて、

父親が迷ってばかりのネクタイを、一緒に ....
   祝・誕生

   祝・入園

   祝・卒園

   祝・入学

   祝・卒業

       入学&卒業が数回あり・・・

   祝・就職

   祝・結婚
 ....
   夫が言った。
  「今年のバレンタインは、なしでよろしく。
   おかえしが面倒だから」
   とてもとても、落ち込んだ。

   色恋とは無縁に生きてきた。
   友チョコが流 ....
残していったのは
着古したシャツだけ

映画のように泣いてやるつもり、だったけど

「馬鹿言ってんじゃないわよ」
思わず笑っていた

こんなシャツ一枚に
すがりついて泣くような間抜け ....
     その人を見て

     わたしはぼんやりほほえんでいた

     はじめて会ったような気がする

     だが、あたりまえにほほえんでいた

     「お迎えです ....
おっちょこちょいのあたしは―

   道を歩けばつまずいて、

   待ち合わせは早すぎて、

   座れば荷物を置き忘れ、

いっしょにいる彼に、謝ってばかりだった。

何度 ....
   コーヒーを飲んで、ふと思った

   抱きしめればよかったのか

   抱きしめて、抱きしめられて

   そうすれば

   ふたりの間のなにかを埋めることが、できたかもし ....
「ひさしぶり。元気だった?

 こないだのアレ見た? すきだったじゃない。

 じゃあ雑誌は? ずっと買ってたよね。

 突然バックパッカーになったりしてさ。

 ・・・え? あた ....
わたしたちの手が

結びついて

新たな命に触れた

あたたかい

しあわせ
 きみが言う「愛してるよ」は うすっぺらい

      「ごめん」と言わない 心ないきみ
恋月 ぴのさんの逢坂桜さんおすすめリスト(148)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
きみの背中に- 逢坂桜短歌211-8-29
創書日和「淋」_ありがとう、生きてるよ- 逢坂桜自由詩3*11-8-18
なんだかおもしろい!- 逢坂桜短歌111-5-17
もう直せない絵本に- 逢坂桜短歌2*10-11-30
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たまごアレルギー- 逢坂桜短歌210-11-23
創書日和「揺」_十九の秋- 逢坂桜自由詩2*10-11-1
「あなたがしあわせを感じる時は?」- 逢坂桜自由詩110-10-15
想撮空間「きらきら」_きみがまぶしい。- 逢坂桜携帯写真+ ...510-10-6
創書日和「熱」_胸焦がすもの- 逢坂桜短歌210-9-30
創書日和「箱」_閉じた箱- 逢坂桜短歌4*10-9-1
創書日和「離」_重なる思い- 逢坂桜自由詩2*10-7-31
想撮空間「ふわふわ」2つのシフォンケーキ- 逢坂桜携帯写真+ ...3*10-7-25
【遅刻】創書日和「雨」_降りつもるのは、雨ではなく- 逢坂桜自由詩1*10-7-2
創書日和「結」_きみのような- 逢坂桜自由詩410-5-31
創書日和「清」_清廉の人- 逢坂桜自由詩3*10-4-30
スタバに行けない- 逢坂桜自由詩4*10-4-16
桜咲くしあわせ- 逢坂桜自由詩310-4-15
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創書日和「証」__ミルクティーの似合う女(ひと)- 逢坂桜自由詩4*10-3-15
創書日和「祝」_桜茶- 逢坂桜自由詩410-2-28
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バレンタイン・イブ- 逢坂桜自由詩6*10-2-13
想撮空間「映画」__「馬鹿言ってんじゃないわよ」- 逢坂桜携帯写真+ ...5*10-1-29
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創書日和「迎」_どういたしまして。- 逢坂桜自由詩5*10-1-12
Coffee_Break、Heart_Break- 逢坂桜自由詩7*10-1-4
創書日和「樹」_きみという人- 逢坂桜自由詩409-12-30
想撮空間「ぬくもり」____原点【後編】- 逢坂桜携帯写真+ ...509-12-14
創書日和「謝」_告白- 逢坂桜短歌409-11-23

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