柔らかく黒く夏で濡れている子供達の髪の毛の
美しい経緯を追い過ぎた眼の私は
くら、くら、
平衡感覚がたわみ
色彩感覚があればいいと思った
色彩感覚があればいいと思った
身体の、 ....
電車を待つ人々が
いっせいに
携帯を開く

今日の株価を確認する
プロ野球の結果を確認する
誰かとの 距離

同胞メール
という
機能が嫌い
いっせいに

私の孤独を送信する ....
かくれんぼはきらい
とくいだから

かくれ切る
自信があるから

ひざを
抱え息をひそめ
草の
こすれる音を聞く

わたしは
どうなっちゃうんだろう
って

思いながら眠 ....
台風が近づいてくるという
天気予報通りに降りだした雨に
慌てて部屋の窓を閉めました

(淋しさというものは
 そんなささいなところに隠れていて)

窓の外から聞こえてくる雨音を
半歩遠 ....
指先なんか不器用でいい

鍵盤が求めるものは
迷いを持たない、その
指先の重み


ねぇ、

清らかな雨の注ぎに
いつまでも耳を傾けていたいの、




おはよ ....
たなごころに ビイドロの はなぶんちん かざす

クリスタルに はねる こもれび
ひとみを いおとす きらめき
しろとくろが おりなす せかいへ ようこそ

まぶしさに かおを そけると
 ....
瀕死のロックンロール・スタァ
遊びにおいでよ今夜
瀕死のパンク・スタァ
遊びにおいでよ今夜

ノートに書かなきゃ忘れちまうような
そんな言葉なら最初から縋らなければいいよ
詩 ....
初めて道を歩いた人はどんな人だったろうと
ものすごく高尚なことを
考えていた朝であったけれど
眠ってしまった

目が覚めてしまうと
体中にぐるぐると包帯が巻かれている
木乃伊取りの夢なん ....
超高層の120階に呼び出された
社長室までの道のりは
美人の秘書と共に在る
淡い恋とは別種の鼓動

「明日から来なくていいよ」
最悪のビジネスパターン
妻と子の笑顔が遠ざかる空想
「落ち込むことはない ....
今夜
ぼくの知らないどこかの街に
一足早く八月がやって来るそうだ

寝苦しさに耐え切れない人妻たちが
全裸で街中を駆け回り
路上駐車している車に火を放つ

コンビニでぼんやりと
成人 ....
きれい
すごくきれい

君に言われると泣きたくなります

バス停を忘れさせてね
ステップを上がるとき
見上げる視線がとても悲しい

きれい
すごくきれい

繰り返し信じさせてく ....
眠りの端を吸いつけるように
{ルビ鳧=けり}が清らくついばみを走らせた

マディソンという街の
澄んだ蒼にきらめくのは
寝起きを押しのけた海兵隊の
ブルースが舞う

うえの空の{ル ....
花陰に風はやどり
月星を愛で
いつしか
浅い眠りにおちて

天の川から
舟を漕ぎ出し
月のうさぎに恋をして
手に手をとって
星々をめぐる旅をする

そんな甘い夢をみた
 ....
グラスの縁を滑り落ちる
雫のまるい膨らみの中に
千切りそこねた夏景色
麦藁帽子の少女の幻を閉じ込めて

氷の欠片をもてあそぶ指先の
すこし伸ばした爪は
太陽と同じ色に染められて
行き場 ....
これ一本で一日
身体が軽くなるドリンクを買い求め
明日の救いを祈るともなしに


楽しみ方は忘れた

泣きたいのか笑いたいのか
どうしたいのか
わからなくなっている


私は
 ....
誰かの感情的八つ当たりに心が捩れているとき
その両目は
黒く丸い二つ
目は
眼である
肉が歪むのだ
心の指令に従って

所詮
人間である
追いかけてくるのは
一瞬に放たれた
怨 ....
あなたの日常と
わたしの日常から
たった一日だけ切り取って
夢の世界で重ねましょう

それはもう
現実には存在しない
時間なのだから
何にも縛られることなく
二人のためだけに過ごしま ....
ノイズが木霊する吹き抜けの真ん中で煙草から白い筋をくゆらせながら見上げるガラス越しのエレベーターが脳にエロチック
システマチックな上下運動に引きずられるように動くケーブルに繋がれた密室

機械仕 ....
内側から鍵をかけ
それでも
飽き足らず
爪が白くなるまで
ドアを押さえていたね

梅雨目前の
予行練習の小雨にでも
混じってくれと願った
指先の震えが

どうしてか
あなたの仮 ....
セックスフレンドになってくれってメールを貰って
結局は肩透かしを喰らって
サヨウナラを告げる文章に
「何でもいいけれど俺はお前とセックスしたいんだ。
セックスしようぜ。」
って書いて寄越した ....
ShutSay 舞 白濁
生きる情熱を遙かなるセックスに託して
出来れば毎日でもまぐわいたい

生きる事は苦しむ事だと考えているなら
祈ろう
もう二度と生まれてくる事の無いように

S ....
2chに対する誤解を半減させるのに苦労しました
O−Zoneのあの歌にアニメを付けたのもちゃねらーだとか
湘南海岸ゴミ拾いOFFをやったとか
別に屑ばっかじゃねぇと散々言って力説したよ

M ....
気分でこんな題名にしたが、わかりにくいのでカッコつけてみた。



東京ポエトリーマーケットに行って来た。
はるばる両国まで、別段遠くもない。
残金900円程度と言う状況でしたので、
母 ....
花火だとか祭りだとかその類の
絵柄を下にして
団扇を伏せるという其の場凌ぎの隠滅法は
やけた畳の匂いがします
だから
私の脈拍が夏風邪に飛び降ります


溶け果てた氷枕の代 ....
深くまでつづいている
いつか見失った道の先にある、森で
夏の日
ぼくたちは、生まれた


頭上には空があった
ぼくたちと空の間を通り過ぎてく風があった
ふりそそぐものは、光
光とも見 ....
紅さし指で
この唇をなぞっておくれ

宵をにぎわす祭りの夜に
提灯ゆらり


光はたぶんに
正しいものだけ捕まえる
ほら
燃える可憐な蛾がひとつ

短命ながらも風情をもって ....
皮膚が邪魔だ
熱だけが祭りのようで
街灯までが青白く貫く

ああ、皮膚が邪魔だ
この世界と私を
容赦なく隔てる

この外套を捨て去ってしまえば
多少は見苦しい液体を
ばら蒔くかも知 ....
たとえば
僕らに翼があったなら
途中で重く飛べなくなる者もいるだろう
たとえば
片想いほどの純粋さがあれば
君の些細な気持ちにも気付けるのだろう

僕がここでこうしていることは
何 ....
夜の街は底なしに冷たい
誰にも関わらないで
じっと朝を待っている
重さ512MBの煙草の煙
全身に纏った週末の香り
寄りかかる自動販売機の後光に
耐えきれなくなる

そして想像力だけが ....
くそったれBLUES
地震の最中にも仕事をしてるぜ
給料が全員下がるらしいけど
しけてるなBOSS
金が欲しくて働いて寝るだけだよ
仕事したくなくて煙草すって
冷たさを失った缶 ....
恋月 ぴのさんのおすすめリスト(17883)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- A道化自由詩805-7-26
携帯ホーム- umineko自由詩13*05-7-26
かくれんぼ- umineko自由詩9*05-7-26
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ピアニスト- 千波 一 ...自由詩17*05-7-26
*はなびら*- かおる自由詩7*05-7-25
不味い歌- 虹村 凌自由詩5*05-7-25
なんとなく包まれている- tonpekep自由詩14*05-7-25
- kw携帯写真+ ...4*05-7-25
八月- 大覚アキ ...自由詩505-7-25
きれい- スプート ...自由詩7*05-7-25
自由によって運ばれてくる- 鳴々門 ...自由詩105-7-25
ゆらりゆりかご- 落合朱美自由詩11*05-7-25
夏服の模様- 落合朱美自由詩15*05-7-25
無題- 蒼木りん未詩・独白305-7-25
誰かの感情的八つ当たりに心が捩れているとき- 蒼木りん未詩・独白305-7-24
空白の時間- フォマル ...自由詩8*05-7-24
エレベーターエロス- 紫音自由詩8*05-7-24
この手- −波眠−自由詩505-7-24
ピンクローター- 虹村 凌自由詩2*05-7-24
カーネーション・カーネーション- 虹村 凌自由詩2*05-7-24
菩提樹の下の恋- 虹村 凌自由詩2*05-7-24
庵魔璃打!この配牌!(詩の話)- 虹村 凌散文(批評 ...8*05-7-24
夏籠- A道化自由詩1005-7-24
ビオトープ- 望月 ゆ ...自由詩37*05-7-24
薄灯りはまもなく消える- 千波 一 ...自由詩25*05-7-23
この皮膚がなければ- たりぽん ...自由詩14*05-7-23
そして_はじめよう- 葵 悠貴自由詩2*05-7-23
512MBの個人的憂鬱- 虹村 凌自由詩2*05-7-23
セックスフレンドよ永遠に- 虹村 凌自由詩2*05-7-23

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