そろそろしおどきだ

あほうどりはかぜさえあれば

どこまでもゆける

かたくなにかわらないひびが

おわろうとしている

はっきりとしたあてはないが

つぎのきせつがかぜをは ....
雪が降る

違う顔した同じ声

どこからか

吐き出されて

スタッカートなワルツ

ハミングで踊っている

どこからきて

どこへゆくのか

叙情は叙事に

叙事 ....
今夜の雨は悲劇に酔っている
私だけは違うといいながら
誰もが同じように濡れている
無邪気すぎるから
傷付けられたことさえ忘れて
私だけの痛みが欲しいと
傘を風にあずける

  焚き ....
いつだって僕は
君でいうとこの洋服の端切れ


つなぐ事だけを求められてる


そんな役目でもとても嬉しくて

愛しい人との始まりの時間が近づけば
きみはぼくの話を聞き ....
小学校に行ったよ
山奥の
廃校になった

なにもかも小さくて
洗面台なんかほんと低くて
でも何でも揃ってて
まだ、ひとの気配がした

あんまり陽あたりがよくて
運動場も広いから
 ....
 お休みされていたそうですが
 大丈夫ですか
 お身体 大切にしてください

ありがとう 
もう大丈夫ですよ

 体調崩されたと聞いたものですから

うーん ちょっと油断してしまいま ....
グラマラスバタフライ
僕を狂わす炎

美しい人よ
その魅惑的な瞳で
僕を誘惑しておくれ

今宵僕らは二匹の蝶となって
真夜中へと堕ちて行く
二人の体は絡み合ったまま
二度と離れられ ....
*むかしばなし
 
口をなくした12歳の日
あたしは感情の無を
主張した
 
感じないふりは
滑稽だったが
実に得策だった
 
一時の優しさはナイフのようで
期待することも
や ....
彼は今、
平和に暮らしているだろうか

彼の友達が真夜中に私の家に来た
「亡くなったから、彼に線香をあげに来てほしい」
私は戸惑った

彼の友達は言った
「君が初恋の人だったから」
 ....
音もなく夕日は眠りにつく
車のライトに照らし出されるのは寝不足の私
赤いイヤホンから頂き物の曲が飛び出してくる

私の帰宅時間と国道の車の多い時間は重なる
あえて国道沿いを歩いて帰ってくる
 ....
彼女の朝食は
チーズトーストと、シリアルと、サラダ
スライスチーズを乗せたパンをトースターに入れると
シリアルとサラダの準備をする

ある朝
シリアルが10g足りないと
彼女が泣いた
 ....
網目のような夜の波間のノクターン
オールをこいだ波の上で
ぱしゃり、とはじけた憂鬱を
必死で波間に溶かして
トビウオ達の群れが
空を渡っていく光を見ている

街の光は黙ったままで空を飛び ....
ムーミン谷に不眠症はない
眠れなくても誰も困らないから

ムーミンママは
もし眠れなかったら台所の整理
夜出てくるトロールたちに
小さなお菓子をこさえてくれたり
あたたかい飲み物をくれた ....
教科書に書かれた詩に
しぶきを浴びせられたような気がして
気持ちがよいなあと感じた
あれは 小学三年生の頃
理屈なんかない
パシャっと水しぶきがかかったようで
ひとりで なんだか笑ってた
 ....
透き通る水のように
この空っぽの躰を抜けて

記憶と意識よ
土に還れ

夜明けが不安をかき消すなんて
曖昧な理屈は捨てて
目を見れないなら
せめて その声だけでも


間接 ....
ピンポーン
とチャイムが鳴る
あなたの顔を思い浮かべる
シャワーを浴びたばかり
少し濡れた髪を
わしわしと
拭きながら玄関へ向かう

早いね。
そうでもないよ。
左手でタオルをわし ....
舞う、

それは、かすかに穏やかで
重力と風をさらう

そして、アスファルトへと帰るまで
溶けては消え、溶けては、


あたりは、
そうそうと時をつなげている、師走
風を分けて走 ....
おいらは
旅に出た
行く宛てもなしに
町を出た

キバナコスモスが
咲いていた
陽だまりの中
一人花壇に
腰かけた
気持ちよかった。

空は快晴
シャンソンを
歌った
世 ....
(?)カラス

年末セールの字に
僕は目となり 毛皮へと歩くのでした
行き交う人々
電車の揺れは 暖かそうな
コート コートニーたち
カラスが裏側

があがあ

黒く
スピーカ ....
無邪気に笑い
あるがままに笑い
自分の思うままに悲しみ
ヒトを見ない 気づけない
それでもなお
傷つける

個性が溢れない
誰もが普通
隣を気にしている
そのくせに 誰 ....
ちゃんとやってる
とは けして言えない
ちゃんとやるってのは
どこまでなんだか分からない
だから
たぶんやれてない

やれてないのに
アタシは その「ちゃんと」の枠の中にしか
居場所 ....
夜のアーケードを駅へと急いでいた

落ちていることを認識できない間隔で
落ちて来た水滴が太ももを濡らして
驚いて足元を見ると確かに路面は濡れていて


朝の路地を駅へと急いでいた

 ....
               081212



ケータイ化並四ラジオがほぼ完成
現在部屋の真ん中において
試聴中
今までは
電源コードが必要だったから
部屋の真ん中には置 ....
優しさの前に立ったとき
どうしようもなく
人見知りをしてしまう
なかなか差し出せない手を
ぎゅっと握って
その手のひらは
汗だくになってしまう


嬉しさの前に立ったとき
どうしよ ....
乾いた空を見あげて泣いていると
(おとうさん
(あんまりやさしい気持ちになると
(涙がでたくなるんだよ
という

疲れたときは
ふうせんかずらの種をあげる
それから
ビールを買ってあ ....
君は太陽なんだ

煌々輝いて
世界を光に染めて
命を育んでくれる

僕は影だ

黒々と形を作り
何も見えないように
形だけの存在


君は眩むくらい輝いていて

僕は其の分
色濃く形を残すから


君 ....
薄暗くほこりっぽい店の窓際
そっと外を眺める姿に
ひとすじの涙を見つける

はじまる前に終わっていた過去があふれ
秒針が
左回りを始めた
きっと今なら
部屋の引き出しに異空間への入口が ....
じゃくり、じゃくり、
掘る深夜
青いシイツに堆積する
湿った土はやさしさだ

肉刺、弾けて、抉られる
親和、臭って、掘り返されて
漂っていて
湿っていて
巣喰っているのは
人工的な ....
言葉にすればもうすでに過去のこと
いいイメージも
どんなにステキな考えも

一体何をやっているのだろう
保存できないからこそ美しいのだとすれば
けれど僕らはその保存方法を知らない
それこ ....
闇の随にGet It On  髪をかきあげ さぁ行こう
先頭に立つ超百鬼夜行 妖気溢れて しゃなりしゃなり

 異類異形の大魔神 束ね 艶やかに列島縦断Delight Night
 脳内の映像 ....
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