芸術ってなんだろう。
日常をしのぎつつ ふっと思う。
このごろ あれかなと思う。
むすんで ひらいて。
多分 小さな頃 教わって うたいながら
手を開いたり 結んだり。
なにか 呪文のよう ....
農家の母屋を改造した学生下宿が
家賃一万円の住処だった
わたしは床の間のある客間の六畳
一二畳の居間には親友が
離れの六畳には先輩が
隣の六畳と四畳半には後輩が
それぞれ巣くっていた

 ....
夢に出てきたステキな人

まだ出会っていないみたい。

これから出会えるのかな。

甘いイチゴのような時間だったみたい。

こんなに幸せな夢みたことないよ。

ねえ、

今あな ....
朝起きたら

昨日の夜降っていた

雨も止み

雲一つない晴天が拡がっていた

昨日干せなかった洗濯物を

一気に庭に干した

爽やかなTシャツが

風になびき

洗剤 ....
首を横に振って
「今」を否定するのはやめよう
転んでも 倒れても
前を向いていきたいから
思い続けるこの夢に
すべてを賭けるから

どんなに失敗を繰り返してしまっても
前へと続く道が途 ....
こわれてもいいよって
ヒツジがさみしく笑った
夕方の風にのせて
少しなぐさめてあげたい

鉄棒の影が背中に届くと
校庭は静かに冷えていく
ハーモニカを吹く少女よ
クローバーは伏し目がち ....
冬将軍がタクトを降ると
勘太郎達がくさびを打ち込んでいく
☆ の瞬きが
とげとげのくさびに跳ね返されて
キラキラと透き通る

今年の冬のピンボール大会は
盛況だった模様
夜空は ....
技術が発展するごとに
貧乏人と金持ちの格差が拡大するのは
当然だろう

事務作業は完璧なロボットに任せて
一部の天才がメンテナンスをして
一般市民の出る幕はどこにもない

ねえボウヤ
 ....
命を捨てられるほど
大切な神様がいるって
素敵なことじゃないか

目的も楽しみもなく
命を繋ぐためだけに生きている
鬱病予備軍の僕らにとって

危害を加えられたわけでもない
先祖たち ....
寄り添い生きることができなくて
するり と ほどけた 

朝がくる

あなたが静かに閉めていったドアを
あける こともなく

わたしは

夏風が木々をゆらし歌う
それを 見て ....
闘え洗濯機!。

三時のおやつはケンタッキー。
おさるの籠屋はモンキッキー。
カラスが泣いたらウッキッキー。
カツラがずれたらウッシッシー。

羽ばたけ蠅叩飢。
 ....
うたを綴る
ひとつ ノォトに
うたを紡ぐ
ひとつ こころに
今日の言葉を装い
明日吹く風を纏う

雲に似て
恋に似て
刻々とかたちを変えるその憧憬を
留めるため

小さな引き出 ....
今日は君とつながることができた
だから明日はやっと楽しい朝を迎えられそうだ

君はいつも朝をどんな気持ちで迎えているのだろう
どうか僕とつながった喜びを抱きしめながら眠って
そのまま楽しい朝 ....
ベンジャミンさん
「知らないことを知っている」に寄せて
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=64380


自分の思いを伝えて他人を感動させることが目 ....
のばすほどに
ゆわえられた 微々

遠ざけて
きつく 咎めた
まつげ

のせられて
こぼれ 破れ

仕返しに なれない

切る たびに
つつみ くるまれる 微々
一日の 疲れが けだるさに変わり 泥沼にぬめりこんでいくようにベットの中に

潜り込む。頭だけは働いていて訳の分からない夢を見る。

時に恐ろしく現実には あり得ない夢も

現実に起こって ....
思うより谷は深く
思うほど力なく
痛む足を引きずり
行く意味はあるのかと
その先に待つものもまた
深い谷ではないのかと
ただ立ち尽くし
時だけが過ぎる

怯む足は 本 ....
僕の記憶をたどったら、金色のベルが鳴るよ
それはとても心地よい音をしていて、白いヴェールを被った女の子が金色のベルを鳴らす

夕方になると、女の子の持つベルのふちが赤い色に染まって、ベルは余計に ....
何年ぶりにあってもきっとあなたを愛してる

私の横にだれがいても。

ふとした拍子にでてくるあなたの言葉がアタシを驚かす。

あの時あなたを選んでいれば。
あの時電話にでていたら。
あ ....
この悩みに
答えなんかないのかもしれない

この悩みが
解決するなんてありえないかもしれない


それでも
聞かずにはいられない

どうしても
知りたくてしょうがない


 ....
私はその日かごの中にいました
かごの中には私だけしか
ありませんでした

次の日も
私はかごの中にいました
次の日も、その次も
あまりにも
そのようなことが続くので
私は悲しくなりま ....
午後の陽射

見上げる、瞳


山吹色の世界で
あなたが 私に残した言葉は
今も 胸の中を響いています

遠く想う
あなたの生きる 街の風
あの日 藍色の翳りは
今も その胸の ....
明日を、呼ぶ言葉は
失われてしまった
先程くべた小さな薪が
二人に残された最後の言葉

炎を囲んでいるというのに
横たわるこの夜の湿気は何だ
天赤道上の星の名を詠んでも
横たわるこの
 ....
  (本日の天気・九官鳥曇り)

天気予報士が少しくぐもった声で言った
昨日の予報では
(スズメのち晴れ)
小さなさえずりは 集まって
高音と 空へ抜ける
清清しい朝に撒き餌して
集ま ....
通り過ぎてゆく列車を見送りながら
ぼくは何を思う?

ふらり
ふらり
さまよいながら

見知らぬ駅で
茨木のり子さんが、亡くなった。


高校生のとき読み始めた詩は茨木のり子、谷川俊太郎、吉野弘、川崎洋、大岡信・・・みな「櫂」の同人であるということをあとで知った。その「櫂」を茨木のり子氏とともに ....
人の一生を例えるとするならば、
それは砂時計だと
わたくしは思うのでございます

さらりさらりと落ちていく砂は
まるで止まることを知らない
非情で無情な時そのもので
砂を閉じ込める硝 ....
ここはどこだろう

周りには鏡しかなく

あとは惨めな僕が一匹

沢山の鏡に囲まれた僕は

その透き通った鏡にはいっさい

写っていなく

ただそこには

誰かの影だけが
 ....
望んで望むべく
生まれて
今日まで
はぐくまれても
それは
結局
望ましい
あなただったのですか


望まれていますか
だれかに だかれて
狂っている間は
忘れても


 ....
春の種をまいたら
水をあげよう

すきまなく潤してゆく
ぎんいろの雨が

わたしの窓にも
あなたの窓にも

芽吹いた想いも
大きく育ちますように
恋月 ぴのさんのおすすめリスト(17882)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
この頃_思った事- 砂木散文(批評 ...13*06-2-24
二台の洗濯機における青春の一考察- たりぽん ...自由詩37+*06-2-23
夢のヒト- スモモ自由詩1*06-2-23
朝の洗濯物- こめ自由詩606-2-23
おれ、がんばる- いとやん自由詩106-2-23
ハーモニカ- ナオ自由詩6*06-2-23
*とげ*- かおる自由詩5*06-2-23
貧富の二層化- kw自由詩106-2-23
作業的な人生を終わらせたいよ- kw自由詩106-2-23
こくうのしろ- 紫翠自由詩3*06-2-23
「_闘え洗濯機!。_」- PULL.自由詩8+*06-2-23
うたの肖像- 銀猫自由詩18+*06-2-23
暖めあえたら- とびまる ...未詩・独白2*06-2-23
在り方を成立させる技術について- いとう散文(批評 ...13+*06-2-22
- 砂木自由詩8*06-2-22
眠り- renchu自由詩206-2-22
- 燕(ツバ ...自由詩1*06-2-22
夕方のベル- 緑茶塵自由詩106-2-22
いつの日か同じ空気を感じて- スモモ自由詩306-2-22
Can_you_give_me_the_answer...?- Lily of the ...自由詩4*06-2-22
空になりたい- 夕凪ここ ...自由詩10*06-2-22
恋色模様- 紫翠自由詩8*06-2-22
君は、季節をはずれてしまった- たりぽん ...自由詩11*06-2-22
あぁいを_叫ぶ!- 千月 話 ...自由詩12*06-2-21
列車- 春海自由詩1*06-2-21
千の風になって—茨木のり子氏死去- 岡村明子散文(批評 ...906-2-21
[_砂時計_]- 渕崎。自由詩3*06-2-21
存在- こめ自由詩306-2-21
あかつきに死す- 阿麻自由詩16*06-2-21
空のジョウロ- LEO自由詩11*06-2-21

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