豊かにいでし
乳房の先
一掴みの
仏手柑
彼女は座りて
文字を書く
夜の湯に
ふくらみてほの赤く
和人の胸に
昼のできごとは
宿る想い
湯舟に漂える
乳房のごとく
女は ....
月がわらってくれたから
がんばれるよな気がしました。
夜空の中
星と僕の間に
君が見えるような
そんな想いを
笑ってくれればいい
目を閉じた暗い世界を
少しでも感じられたなら
僕は まだ生きていると
言葉にできるから。
....
選んだ道を歩いている
振り返れば
違った道もあった事を思い知らされる
この道がどこへ続くのかは
最後まで行かないとわからない
今日はどこへ続いて ....
うーん
飛べない
どてっ
うーん
飛び上がれないよ
バタバタバタッ どてっ
羽根の生えた缶詰とは
ぼくのことです
どてっ
羽根は何のために
生えているのでしょう
わ ....
{引用=laisser vibrer
(音楽)鳴らしたままに。(打楽器で)振動を止めない。}
0,
ポリリズム、
異なるリズムの孤独が、偶然同期する
ほんの一時の間だけ、でも
....
地の底の歌を聴き
暗がりの言葉をまさぐり
ざわめく井戸端をなぎたおし
しどけなく横たわる絹のストールを引き裂き
ヒリヒリと苛立つ昨日を脱ぎ捨て
ゆがんだ唇を真っ赤に塗りつ ....
一日が終わっていく
きょうは
1/150億年の一日
ちいさな一日
僕の一日は乾いていた
びしょ濡れだった人もいるだろう
途中で息絶えた人もいるだろう
寝過して飛ばしてしまった
....
裏木戸を開けると
ひぐらしがないている
あの木の下
薄暗い桜の木の下で
闇間に鼻緒が見えている
そり返った白い足の指が
細い脛が折れそうにのびて
あの時もひぐらしがないていた
....
心をつかまえに
都会を飛んで行くよ
Goodnight つかれた心を
Goodnight いやしておくれ
AM2:00のスタートライン
夜明けのゴールまで
Midnight flyer
....
波打ち際に作られた砂山
いつかのあなたのよう
私の胸の潮騒
いつしか海にかえって
森を越えて海へ着く
その景色の溝には 空が
落ちてくるから
宇宙船を追いかけて
空の果ての国へ
地球の中から雨が降る
君の笑顔が溶けていく
今までの涙が降って
今までの涙に溺れる
....
私は誰でしょう
こう問いかけて、応えてくれる人がいるだろうか
自問自答は風邪薬に似てあまり効き目がないのだが
半分は優しさで出来ているのでしょうがない(自分への)
どうにも居場所が無いよう ....
あたたかな毛布にくるまりながら
君の名前を小声で叫んでみる
世界のはじっこで
群れにはぐれたトナカイやヒツジも
安心して駆けつけてこられるような
優しい距離で
いつのまにか伸 ....
まったくもって
困ってしまったと
呟いた声はかき消される
待ち合わせしているというのに
未定と予定がごっつんこだ
確変が終わらない
最低の男だという意識が
同時に変動する
隣の老人 ....
鯉が泳いでる
恥ずかしそうに
ヒゲをはやして
あのヒゲは
何なのだ
鯉にはヒゲがあるのだ
何のために
あるのだ
きっと
恋のためなのだ
あのヒゲをさわりたい
けれど ....
仕事の山に遭難していませんか?
迷い込んだ青いトンボ
倉庫の窓
突然の雨
振り向くと秋の気配が遠くに
長く少し薄くなった
夏の陽射しが手を休めています。
今年の夏も大きな波が ....
「そうだ。旅に出よう。」
どこに行くかなんて、なんの目的で行くかなんて
そんな細かいことはいいんだ
ただ、今旅に出たいと思う
道が不確かだっていい
目的がなくたっていい
迷ったっ ....
縦の譜面に奏でられて
しゅ〜る こっとん こと こっとん
太陽の揺らぎ 草木の葉おと
きらきら
草原の かがやき
一枚のぬうの
白い街が僕らを消して。
溶けるように
やわらかな鐘の音が
胸を締め付ける
この風の匂いを
君に届けたいのに
まだ・・・。
瞳は もう
見つめることも
許さないけど
....
セミが鳴き
日差しが強い
風が吹き
雲がきれい
昼寝をする
スキップスキップ
らんらんらん
ハンモックに揺られる
この幸せがずっと
続いて欲しい
夢か?蝶か?
平穏無事の ....
空に
あがる
花火は
とても
きれいだ
まるで
1つの
絵のように見える
また
ひとつ
空に
あがった
空に
あがる
花火の火
「ドーン ドーン バーン ....
そうやって 君はさぁ
またいつものように 情けない声で 怒り出して
仕方ないだろって
ぐずる僕をただただ
叱って 叱って 叱って
僕の話なんて 聞きもせずに
ああまた その結論 ....
実(じつ)より名を とりに行く人
きらびやかな世界
みたくて まといたくて
いつか そんなひとたちの
実(じつ)が埋まる日はくるのかな
そしたら 名を持たないあたし
小さな赤い木の実 ....
あの日の高い空と
りんどうの青むらさきを覚えている
明日からのひとりを
蜜のような孤独だと
わたしは微笑んでいたと思う
傍らの古いラジオが
虫の声のように囁き
夏色を少しずつ ....
ちっちゃな小人がテクテク
あたしのココから 彼方君の
君たちのハートへ向かって歩く
沢山の形を抱えて 色とりどりの気持ちおぶって 持ち上げて
息切れしながら 『大好き』を背負う
....
雨も夜明けも飽きてしまった
漫然と死にゆくために
生きているわけではないはずなのに
すっかり感覚も磨り減って
のびきったゴムのように
慣性さえも失くしてしまった
あたり前の情景が
八ミリ ....
公園で蝉の骸を踏む乾いた音に
夏の日差しが醒めていきます
夏は生まれゆく季節ではなくて
燃え尽きていく黄昏だから
皮膚の下を流れるもののような色で
手の届かない場所へ
沈んでいくのです ....
紺碧の輝きを放つ
カラスアゲハの翅が
百合の花のつよい匂いに紛れて
大きくひらくのを見た
静止した夏の庭。
そこに私がいる
分岐の先に、
意識が流れてゆくのも――
移ろう涼しげ ....
お盆のあいだ日本は停止する
仕事もなさそうだから
三日連続でゴルフをした
二日目なんかはワンハーフ
汗だくになって
朦朧としながら
芝生のぬるい匂いをかぎながら
....
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