貴方が私を
引き出しの奥に大切に
仕舞い込んでくれたと
思ったあの日から
50年の月日が流れ
あなたは
素敵な奥様や子供たち
孫たちに囲まれて
私はと言うと
....
たんぼの土手に立つと
風が強くあたる
しろかきが終わり
水の上に浮いている
稲わらをとって
土手に集める
もうすぐ田植え
晴天の太陽が たんぼの水に輝く
強い風は水の上をう ....
お囃子の笛と太鼓で空腹だ
手をつなぐと、焼きそばが食べたくなる
{画像=080517220430.jpg}
素直は真実
伸びゆく蔦のごとし
言葉は時に不安と化し
想いは常に苦悩を招く
失いし光には、闇
授かりし闇には、光
交互する反面の賜り
汝の笑みこそ
己の幸と知り
安らかなる御霊のおぼろ
....
暗闇が押し寄せて
冷たい驟雨は街を灰色に染めた
ミッドナイトを巡る 静かな宵
闇 深く 真実の時は流れ始めている
嘘をついたような蛍光灯の下で
折口信夫 読み止さしのページ ....
前に進め
半歩さがって
様子を見よう
タックルのように進む
男は筋肉の人間だ
女は水分の人間だ
歯を食い縛り
戦い続ける
ここから逃げ出せ
新しいメモリーを使え
人生はゲー ....
街なかで白い小鳥を配っていた
籠に入ったたくさんの小鳥を
小鳥配りの人が要領良く配っていく
受け取らないつもりでいたのに
いざ目の前に出されると受け取ってしまう
わたしが手に取ると
それは ....
寝苦しい夜を終えた朝に母が言った
洗濯機の中を覗きこんでいると
その一言を思い出す
同じものを何度もぐるぐると網膜に回しながら
嗚呼、わたし、洗い流されてゆけ。
蓋を開けたオルゴヲルの回転軸につかまって
羽の付いたお人形の足が
ルラルラ踊る
君に会いたくて
君に 会いたくてね
手を離して
一緒に飛んでしまいたい
箱の内側には白 ....
五月の夜の街道は
緑の風の香りする
きのう遅くにつけた香水
藍の影絵に、
刹那な、微小な
罪びとまえの姿形
五月の夜の街道は
緑の風の香りする
....
名前など 関係ないわ 字があれば
あなたの想い 伝わればいい
匂いとか 囁く声も 二次元で
横スクロール 上には行けない
なんとなく ただなんとなく なんとなく
ああなんとなく なん ....
080516
偶然と書いて
ぐうぜんと読ませる
ぐうぜんが生まれ
ぐうぜんが目覚める
ぐうぜんが欠伸をする
起きろ!
朝だ! 起きろ!
....
まるいかたち
ぱすてるなおれんぢ
やらかくはねて、すいてき
ゆびで
かるくつぶすことも
くちびるで
つみとることも
わるいこ、にしない
やさしさ
....
葉っぱたちのとがったきっさきをさっきから風がはげしくゆらして
じべたに並べられた各種弾頭のことを考える
雨上がりのひんやりとしたゼリーのような中を
ゆっくりと自由に空気を押しながら
あたしは記 ....
口移しで味わう毒薬は
最高の甘い蜜です
死は虚無ではなくて
現在ある心を
開放
するだけ
赤が弾けた口の中は
迸る憧れで充ちて
滲む視界の中で
ようやく捕らえたキミ
優しく私を ....
もしかしたら
病気で半年前に退社した
若奥さんのUさんは
日々ずっこけるこの僕を
きらいじゃなかったかも?と
今さら思う
僕は特別Uさんに
ホの字だったわけでもないが
....
とおくで声を聞いた、
少しだけ厚い雲の下
足を止めその先を探す
*
意味なんてなかった
ただ身体が伝えようと
やわらかな 部分に
{引用=ずっとずっと、とおくにいる ....
仰向けになった僕の胸に、女がうつぶせていた。二人は裸で、繋がったままでいるから、少し動くたびに、女は小さくため息をこぼした。キスをするとその湿った息で、重たくないかと聞かれた。大丈夫、胸の上で寝かせる ....
わたしのいつも見ている景色です
ありきたりです
でも、たまに
はっとして
おもわずカメラで収めたくなります
記憶に留めるだけの時もありますが
後に悔いてしまいます
焦ってカメラを構えても ....
ぼくときみは違うから
同じものにはなれません
でも
同じくらい価値のある
別のものにはなれるはず
ディスプレイは視覚と前頭葉を刺激して
パーソナルコンピュタは外部と繋がる出窓
望みの世界とアクセスできる
視覚情報は脳天直撃
魂に影響する
今一度 ここを 押さえろ!
....
電車で
化粧するひとがきらい
優先席で足広げてすわる
わかものがきらい
コンビニの前で輪をつくる
強がってる中学生がきらい
昼間っから酒臭いくせに
舌打ちしてあるくおじさんが ....
TVから溢れるノイズ
インターネットから溢れるノイズ
ブログから溢れるノイズ
ノイズ/情報の濁流
ヒトの生理的リズムを無視して
社会は勝手に転がっていく
置き去りにされた僕たちは
....
早く抱き締めて欲しいの
夜は寒くて暗くて
この闇が延々続く気がして
あのね、私は運命を信じていたの
この人こそが私の――
私が彼を変えてしまったのか
時間が彼を変えたのか
月灯が差し ....
上野森 美術館へ 急ぐ路
ロックンローラー 踊る広場で
数学の ロジック並べ 語る人
うんうんと聞く キミの憐れよ
キムラくん もじゃもじゃあたま セットして
ワックス固め ウーピィ ....
大きめの呼吸をスーツの内側に用意して
品川改札から人の波にとびこんだら
高層ビルという名の大きな魚の口に吸い込まれていく
ちいさな私たちは、たぶんプランクトン
生産したり分解したりの役割の中で ....
春が過ぎ
夏来るらし
冷房ガツン
夏が過ぎ
秋来るらし
太っ腹
秋が過ぎ
冬来るらし
ストーブボンと
冬が過ぎ
春来るらし
朧月
こころの扉、
ひとつづつ
鍵をしめていく
このままでは
あまりにも
辛いから
ひとつづつ
丁寧に
鍵を集めて
けれど
きっとそれは
忘却にもぎ取られ
探すことさ ....
手首のそれらは
恰好の題材となったことだろう
吐き気をもよおしながらも
最悪という名の底からすくいとることを
忘れてはいない
口をつぐむしかなかった
振る舞いに不協和音が混じってい ....
080513
水色の空に雲が流れ
時間が止まっているようにも見える
体育館では
子供たちが遊んでいる
にぎやかな声に
忘れかけた記憶 ....
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