書いて逆らうことを止め
暫く闇に流されてみる
空白は私を包んで
静かに冷える


蓄光時計は
カウントする
ゼロ−ワン、
光や熱の胎内で
確かに私たちは始まったが


彼 ....
頭上の透明な地下水脈と期待だが

橋が雨
風が激しい運動をひるみ
完全な飛蚊症はコンタクトレンズに突き出される
光をグローバルな使用状況を繰り返す
水の分布の進化論と目が降りてゆく

 ....
夜。
膨大な暗闇の
その堆積を知らない
その密度を
その質量を
この不安を
君は知らない

夜。
解答のないパズル
終わらない数式
積まれた書類
書き殴る指
丸くなる
四肢 ....
水面から少し出ている
君の肩の稜線は
涙を誘う
なめらかな肌にハート型の葉っぱ
なんて
ああ

あっちのアマリリスの茂み
ミツバチが蜜を運んでいる

爆撃機は今
どこを飛んでいる ....
夏の蒼が秋の青へ

パステル絵の具を撒いたような
明るく ちょっとポップな


広げたフトンで
大きく深呼吸
秋の匂いはちょっと土くさい

まだ緑だか茶色だかわからない
隣の家 ....
「何度も言ってたんだよ」


泣き出しそうな声
嘘など微塵もない
君の綺麗なことば…




いつも足りてない


不器用な僕の声
届くこと ....
太陽だけを愛していたい
眩い その輝きを
自らの鼓動に閉じ込めて
紫陽花のように
陽射しを抱きしめて
明日を信じていられるように

月の輝きに頬ずりしたいのは
さびしくなったから
す ....
住んでいる町は田舎で
電車は一時間に一本あればよいくらいで
待合室があるのが不思議なくらいで
今日は一冊の小説を携えていて
外は雨が降っていたので
回数券を買った

駅の待合室で
携え ....
宗教・文学はアヘンだろ見ほろぶまで
           乙女の純情を捧げつくす


タバコ止めました たたみ止めました 31文字止めました
                    破壊の衝 ....
ありとあらゆる毛がトイレの床に落ちている件
 {引用=あっちの毛より髪の毛のが多かったりする}

マットに絡むそれがあまりにも多いと/汚らしさの中にも
性的な物をフィールしてしまう僕が居るわけ ....
              080924


猫が毛を舐めるのだと
譫言のように呟く男
電車のドアからも
秋風が舞い込んでくる季節
Tシャツのメッセージを考える
Don't monke ....
道端に咲き乱れる
秋桜の色は チョコレート色

甘い匂いで世界を救う
なんて言ってた可憐な少女
いのちの欠片を 青い鳥を
いつも探し続ける・・・

転んで躓いて手を延ばして ....
《《《君の集まりに参加しないのは君に相応しくないと気づかれたくないからだ》》》


風の多分視覚細胞に明日に

途上国に青空
液体からの急冷はあやまちの匍ってゐる
冷たい戦士が沈黙に1g ....
冷凍庫の中で凍っている鍵
温める意味も無くなってしまったそれは
誰の為の鍵だったろう

部屋の掃除をしていると
古いアルバムが出て来た
よくある話
眺めているうちに日が暮れてしまった
 ....
すべての仕業を終えた夜、
星のしたたるアスファルト、
すべての所行を終えたなら、
狭く縮めて居るばかり。


ああ と
二音つづきの火に
寄り添うものは全て揺らめいている
短い言 ....
息子の成績が悪いということは
幸せなことだ

悪いということで
親父は あれやこれやと説教し
妻は  ガミガミ小言を言い
息子は 神妙な態度でかしこまる
妹達は これはヤバイと脇目もふら ....
私のはピンクだったらしい

私が生まれたとき口に含んでいた石は
ピンクだったらしい
私の石を見て
大人たちは笑ったのだそうだ
女の子が
女の子らしく
ピンク色の石をくわえてきたというの ....
ギリギリでバスに乗りこむと
最後部の片すみに
ちょこん とすわっていた
同じ塾の子たちと離れ
まわりを遮断するように
本を開いている


「よかった 帰りが一緒で」
となりにすわると ....
どうやら僕は
今迄の思い出を 
大事にしすぎたようだ 

部屋の中は 
まだ終えてない宿題みたいな 
山積みの本  

ポケットの中は 
札は無くともささやかな記念日の ....
子供の頃の 写真
カラー写真が

うっすらとかわり
あの 頃の 年代を
思いださせる

子供たちの笑みに
この私の 画像

こんな時もあったな

この 幼馴染みたちは
元気 ....
しまい忘れた風鈴が
スズムシみたいに鳴いている


次に子孫を残すため
切なく鳴いている


また、巡り来るとは
確証を得られない不安


不安を希望に変えるかのように

 ....
世界中にできた闇の部分がすごいスピードでずれて
くちぶえが遠ざかり
輪郭線が地平線とまじわりながらかたちをかえて
あたしたちはまだうっすらと汗をかいて
雲の裏側にのびていく光の筋が不意 ....
夜の大学通りは遠くまで見渡せる
ポツポツと等間隔で並ぶ青信号
の青色ダイオードの光が優しい

君と手をつないで歩く歩道
たわいない話と温もり

曖昧に相槌を打ちながら
けやき並木が夜空 ....
折り返す列車は濡れて雨粒の数の約束待つ河原町


烏丸のホームで制服のリボンを揺らしてあの子は白線を踏む



閉じかけた夏の絵日記直線では描けなかった桂の警鐘



高 ....
少年Aは今日も何気なく日常を過ごす

背が高い
その高さがよく目立つ
少年曰く、遺伝らしい
家族で外に出歩けないとよく言っている
彼ひとりでも道行く人々が二回ほど彼をちら見するらしい

 ....
変わらないね と
あなたが笑う

おばさんになったわよ と
口では否定しながら
ちょっと考え込む

15年前と今のわたし
どこが変わったのかしら

また あなたが笑っ ....
弟とテレビをみていた
目の前にひろがっていたのは
銃を構える軍隊と対峙していた
花を構える国民だった

圧政のため起こった反乱で
政権をくつがえした力

睨みあったまま銃撃は起こらず
 ....
二十代が終わるときは

なにも響いてこなかったのに

きょう三十代が終わる

なぜか十代さいごのときが

懐かしくなっている

べつに追憶を重ねているわけではない

ただほんと ....
もうベビーじゃないこびとをのせて
ベビーカーを押している
愛しい生活にまみれた周辺を
いっぱいに抱えながら

秋は日に日に落ちてきて
車輪がとらえる枯れ葉の音が
肌の乾きを知らせてくれる ....
雨の温度が秋であれば
降りしきる時が吹かせる
あの風が好きだ

小雨であれば
プリントアウトした君からのメールを
焚き火にくべよう。

消去するときは軽々しい一瞬だったけど
剥がして ....
恋月 ぴのさんのおすすめリスト(17882)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
創書日和【夜】夜に向かって- 大村 浩 ...自由詩18*08-9-25
別れ_#5- 《81》 ...自由詩4*08-9-25
終焉- 士狼(銀)自由詩408-9-25
午後のプール- ふるる自由詩5*08-9-24
あきのあお- 紫音自由詩4*08-9-24
病〜やまい〜- caleha自由詩208-9-24
ふたつの輝き- 乱太郎自由詩11*08-9-24
駅と本- かんな自由詩9*08-9-24
A-55- アハウ短歌208-9-24
個人的な話ですが(カフェで)- フクロネ ...自由詩108-9-24
毛を舐める猫- あおば自由詩9*08-9-24
ブルーバード- さくら自由詩6*08-9-24
君の集まりに参加しないのは君に相応しくないと気づかれたくない ...- 《81》 ...自由詩2*08-9-23
いきもののことわり- プル式自由詩4*08-9-23
from_終わりの次- あすくれ ...自由詩4*08-9-23
この夏、コペルニクス的転回- 青い風自由詩7+*08-9-23
ローズという名のピンク- ちりめん ...自由詩708-9-22
塾帰り- 渡 ひろ ...自由詩26*08-9-22
Freedom_Song_- 服部 剛自由詩32*08-9-22
photograph- 鈴鈴自由詩1*08-9-22
しまい忘れた風鈴- 小原あき自由詩6*08-9-22
- モリマサ ...自由詩3308-9-22
予感- kauz ...自由詩4*08-9-21
「快速特急〜阪急京都線Ⅱ〜」- Rin.短歌26*08-9-21
少年Aの話- 緋月 衣 ...自由詩13*08-9-21
- 池中茉莉 ...自由詩6*08-9-21
二十年前の事- 砂木自由詩6*08-9-21
懐かしくて- 吉岡ペペ ...自由詩608-9-21
夜のはじまり・多摩川土手ごしに望む- たちばな ...自由詩18*08-9-21
眠りたい、雨の日は- たりぽん ...自由詩17*08-9-21

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351 352 353 354 355 356 357 358 359 360 361 362 363 364 365 366 367 368 369 370 371 372 373 374 375 376 377 378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 391 392 393 394 395 396 397 398 399 400 401 402 403 404 405 406 407 408 409 410 411 412 413 414 415 416 417 418 419 420 421 422 423 424 425 426 427 428 429 430 431 432 433 434 435 436 437 438 439 440 441 442 443 444 445 446 447 448 449 450 451 452 453 454 455 456 457 458 459 460 461 462 463 464 465 466 467 468 469 470 471 472 473 474 475 476 477 478 479 480 481 482 483 484 485 486 487 488 489 490 491 492 493 494 495 496 497 498 499 500 501 502 503 504 505 506 507 508 509 510 511 512 513 514 515 516 517 518 519 520 521 522 523 524 525 526 527 528 529 530 531 532 533 534 535 536 537 538 539 540 541 542 543 544 545 546 547 548 549 550 551 552 553 554 555 556 557 558 559 560 561 562 563 564 565 566 567 568 569 570 571 572 573 574 575 576 577 578 579 580 581 582 583 584 585 586 587 588 589 590 591 592 593 594 595 596 597