五人の人間 .... おまえんちで幕府開いてやろうか 北の果てのとある国 閉ざされた凍えた大地 流氷漂う暗い海峡
灯台の灯りさえ今にも夜に飲み込まれそうなそんな港街

幾人かの荒んだ風体の若者達が流行りのリズムにあわせて
からだを揺らせながら焚火 ....
 なにかになる

 と願いながら、
 まな板の上に

 かみねんどが
 しろく しろく
 うずくまっていて。

 なに者にも
 なれないままに
 ただ 干乾びていく。
 ....
決して退屈なことではないのに
夜空の静寂は
孤独な人間の沈黙とも
全然違ったりする

恋をすることで
時間が過ぎてゆくのを忘れるとき
最近の彼女は欠伸をする
だから僕には
彼女の欠伸 ....
いつも温和なあなた
これからもっと暑くなりますよね

不快指数も上がりますよね
クールビズなんて糞食らえですよね

きちんと糊の利いたシャツを着て
ネクタイもきちんと締め夏物のスーツを着 ....
欠けたカップを握る

懲りずに思い出していた

ちょっといいガテマラを買ったのに

ちょうどいい自販機で買った缶コーヒーを

彼はベランダで飲み干した

あの昼の滲みが窓にうつる
 ....
夏を告げる雨が降り
現代詩の季節到来。
その日、
男は自分の現代詩をファイルし
ある場所へ向かった。
バス停のベンチは腐り
座って待つ者は誰もいない。
空には何もない。
詩に結びつくも ....
            130613



悪質な内部者情報通報者は処罰されます!
まだ無い犯罪が生まれますから
お金に目が眩んだモラル違反常習者は
くれぐれもご用心
最低限のモラルが ....
溶かされ
水滴に変えられた
悲しみが

香水の空き瓶の中から
じっと

外を見ている
空高く晴れ模様

影は濃く

潜る深い意識の世界へ

アスファルトに映る

私の影は

生き生きとしていたので

ずうっと眺める

影は何かを話したくて伝えたそうだ

 ....
雨に唄わず

水たまりを飛ばず

街灯と踊らず

ただ目を開けて

この雨を見る


怠惰 諦念 虚無 倦怠

水を湛えた光の粒の中には

世界の全てが内包されている
 ....
ひどく風の ある日
ひとの顔ほどもある木の葉が
ぬいんぬいんと おおきく 
円を えがいたり
突然 すさまじい勢いで 遠くに
流れてゆきます
空は ごろごろと 唸っています


ひと ....
ふるさとのゆめ 

ゆうべ夢みた
山奥の
ああ、あのころは
あのころは
ちちははも
住んでた
故郷の家

みんなはしゃいで
窓のそと
何かうれしく
車で走る
水辺の草も
 ....
夜中、雨音で目が覚める
キッチンテーブルで煙草を一本吸う
暗闇にたちのぼる煙に
一匹の黒い魚が遡ていく
勇ましいその魚影は
たぶんマラッカ海峡で
海賊たちと渡り合い
インド洋に出て行くの ....
浅い眠りから覚めて
声を聞いた
ようやく橋を渡りきったんだ
そしてあなたが待っていた

片手には宝石を
もう片手には駐車券を
その瞳にはあふれんばかりの
頑なな愛をたずさえて

溶 ....
どうぞ、おきにめすまま、とおりすぎてください。

ふたこぶラクダには好かれたく、ありません。

砂漠をすらすらあるいて、Oasisをみつけたら、カプチーノをひとつ注文しましょう。

棒はいっぽん。

 ....
ゆらゆらと

洗面器に貯めたぬるま湯

三日間

布団で眠る事が出来なかった髪の毛を洗う…。。

(普通が何なのか、解らない日々…。。)

ゆら・ゆら・ゆらり・ゆら・ゆらり…。
 ....
ほどよく生きる 風にまかせて
古木のように悠然と大地に根を深くはりめぐらせて生きれたら
若木のようにしなやかにすっくりと空をめがけて伸びれたら
どんなに素敵なことだろう

でもいまの自分のう ....
赤い青い透明な そんなうみうしの声
ハローとは鳴かず それでも挨拶を交わす

やあ 調子どう 小さな貝殻とか
やあ 気分いいね さっきから さっきから

君はなにを見てるのかな ……
君 ....
自分の死期を悟ったのか
男達は
走り始める
夜のアスファルト

一歩
一歩
重い脂肪を背負って

軋む骨格筋
あえぐ肺胞
追いつかない心拍
青ざめる前頭葉

なぜ彼は走るの ....
狩りは かかとで 踏んでから
継ぎ足す糸屑 齢にかけて

後の視 留守居に 枯草つむ風
狩りは 掛かりに 放らして

かりは かかとで ふみえ みち
あさのは ゆめのき なきわ こるいし ....
鍋に水を張り 火をかける。

沸騰するまでの間に とりあえず死んでみる。



グログロと煮立った鍋に 指を一本

千切って 落とし 再び1時間。



その間にリビングのTV ....
間奏まで唄うのか 誰かの涙のように
なぜか理由もなく
寂しくなって
小雨は降っている

街灯の光りが
点かないうちに
晴れであれば
まだ夕陽の落ちた
跡がかすかに
残っているはずで

少し曇りか ....
 俺は
 一粒の砂
 浜に埋もれて
 見分けはつかない

 陽ざしに燃える
 ベージュ色に乾いた
 波線のうねり
 
 その繰り返し

 俺は
 一枚の枯葉
 沢山の緑の
 ....
ぼくらはおどっている
宇宙のこきゅうに乗って

求めあうだろう
離れるだろう
壊すだろう
生みだすだろう

とわのリズムに うつくしいを奏でよう

ぼくらはおどっている
 ....
朝、
虹がでていたので
一応手をのばしましたが
一色すらつかめませんでした。
なので、
わたしは詩人をやめて
花になりました。

昼、
わたしは
アスファルトには咲いてやらない。
 ....
枯れてしまった花のよう
希望じゃないけど愛しくて

過ぎてしまった秋のよう
不幸じゃないけど切なくて
も   こ  き
 も  ん ぶ 

   た ろ
    う

  ち  ち  ち
   ゃ  ゃ  ゃ
  ん  ん  ん
 は  は  は

ま  も  ひ ....
ただのみきやさんのおすすめリスト(14211)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
俺は盲のSawney_Beanだ、、、、、。- TAT自由詩6+*13-6-14
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おバケ- 梓ゆい自由詩3*13-6-13
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u_equal_i- くめ自由詩213-6-12
朝昼(夕方)夜- 左屋百色自由詩18*13-6-12
秋桜- 秋助自由詩2*13-6-12
【慈】みつあみ- るるりら自由詩10*13-6-12

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