世界は様々な色と形に溢れている
雑誌や広告にも様々な世界が散りばめられている
//透明な硝子板の上//
配置を考えながら切り分けてみた
淡い色と鮮やかな原色のポーズ
長 ....
酷く落ち着いて、それでいて
にわかに悲しい

夜にいます
夜に包まれています

やがて頭の中で五月蝿く論争していた鳥達も、大人しくなって
音沈まるでしょう

夜にいます
眠りにつき ....
街がすっかり眠り 
オリオンが西の空に瞬く夜更け 
部屋の中で一人の男が 
ペンを走らせている 

時の経つのも忘れ 
言葉にならない思いを綴る深夜に 
何処からか聞こえてくる列車の音  ....
まっくらな森の中で

凍りついた花を

少しずつ溶かす月の明かり

決して優しくもなく暖かくもないが

あなたのためならばと照らす

ハノサキユビサキ

ハナビラクチビル

 ....
街は凍りついていた
遠くで元血統書付きの野犬が唸り声を上げている
路上に放置された氷点下の水槽では
オレンジと赤と黒の模様の金魚が固まり
夏向きのお洒落なスイーツに見える

この冬の寒さは ....
言葉なんて
なんの役にも立たない夜があった
抱き合った体温が
生きている今を
実感する唯一の術であると
感じた夜があった

舌と舌が出会い
いくつもの嘘を従えて
口腔内で生まれ出た言 ....
あの子は
人間樹木になって
森へ還っていきました
さあ
嘆き悲しむのは
もう止めにしましょう

春には
芳しき白い花を咲かせ
やわやかな緑の新芽を指先に這わせ
虫や蝶を友とし
秋 ....
引き潮に導かれ
薄い月が振り返る
人工呼吸の息づかいが闇のなかで躍る
世界は終息だけを待ち続けていたのか
廊下を隔てた昼と夜の現実
涙はいつもシビアに朝を迎え入れた
(蒼白く ....
今年の漢字は“ 絆 ” ってことで
世間ではスーパーのタイムサービスみたいに
絆 絆 絆 と 声高に叫ばれている

“ 絆 ” ラーメン “ 絆 ” メイクアップ
斎場では メモリアルセット ....
冬の朝
空気が張り詰めている
これから僕は試される

あたたかい布団から出て
ぬくもりの残る寝間着を脱ぐ

つめたいシャツに腕を通す
小さなボタンが凍りついて
うまく動かない
 ....
今日もオンリーワンマンで宅呑みしていたら




ドラゴンのアッシュじゃない方の頭が良い方のケンジの事を不意に思い出して




 ....
ぎゅっと
からだじゅうをにぎりしめてまるまった
てのひらのつめあと
ああ、と、
目を閉じて、夜
心臓の音の数でなにかとの距離を測り
火を吹き消すようにして忘れていく
見えたも ....
花に目を閉じ
花に冥らず
おのれに見ひらき
立ちつくす


何かが緩やかに異なる日
顎の原からうなじの天へ
かみ合うもの無く廻る歯車
巨大なひとつの 宙の歯車

 ....
ちゅうもんしたそばが
すこしぬるかった

ちゅうぼうのおくから
たのしそうな
わらいごえがきこえる

わたしはそれが
あたたかかった

ろうどうのいみと
はたらくこと ....
轢死した秋の残骸
溶けた雪の下から
顔を覗かせ告げる無念だ

何処へも行く当てのない私を
重ねるのは余りに不躾だとカラスは
鼻で笑いながら茜の方へ飛んでみせた

どうしたって勘繰ってし ....
今朝も
様々な具材を乗せて
すし詰め電車が
発車していきます

季節は冬ゆえ
暗い彩りになることは
ご容赦いただきます

味は
休日明けゆえ保証します
たらふくご馳走を腹に溜め込 ....
どんなキレイゴト並べても
確かに
変えられなくて
替えられなくて

苦しくて

自分を変える意味。
探して
もがいて
足掻いて

言葉の積み重なりに拒絶

それはあなた ....
最初に
魚影がよぎる

同時に
背骨が見つかることもあるが
大抵は時間がかかる

次に
尻尾が見つかるが
順番が逆の時もある

頭はどうでも良い
後で取って付ければ良いのだ ....
  「恥の芯」


生きているのが恥ずかしい
死ねないことが恥ずかしい
しょせん価値など求めてないが
恥ばかりの道のりで
消えてしまいたくもなる

過去は去るまま
未来は白紙
 ....
車椅子に座らされて 
ポツンと窓辺の席に居た
病院の中は明るく 
居心地良さそうに思えた
眼を閉じて朦朧としている 
あなたは……
見舞いに来た
娘たちの顔も分からない
どんよりと眼を ....
昔々 男の子はちっちゃな銀の鍵を握り締めて産まれて来ました
可哀想に男の子は15歳になると家を出されるのです
旅してその鍵で開けることのできる唯ひとつの扉を見つけるために

女の子はちっちゃな ....
  私があなたを好きになった日、
  私の心は赤かった
  闇夜に灯った明るい火の輪
  一頭のライオンが駆けてきて
  ひと跳びにくぐり抜けていった
  その先は草原になっていて
 ....
事を荒立てることが良くないことは
疾うの昔に知っていた。

(波風が立つと居づらくなる)
(昔から知ってはいるが、考えもしなかった)

自分が子供じゃないことも
俺も含めて知っていた。
 ....
雫の形はなんのカタチ?

淡水パールにも似ています

王妃の耳を飾ります

それとも人魚の涙でしょうか

雫のおつむは
一点で
最後に誰かとつながっていて
離れ難くて
揺れてい ....
約束に目を向けるんだ

苦しみに目を向けるな

約束に目を向けるんだ

大物ぶらなくてもいい

継ぎ接ぎだらけでいい

約束に目を向けるんだ


にじみつづける

みじめ ....
たった独りの部屋でさよならと言い続けた
たった独りの部屋でそれを言い続けるには
たった独りであることを忘れなければならなかった
冷たい世界は骨を
機械のように冷やして
 ....
雪が降りすぎて
目の前が真っ白になり
道路が見えなくなる
ホワイトアウト

言葉が突然すぎて
頭の中が真っ白になり
明日が見えなくなる
ホワイトアウト

仕草が辛すぎて
心の中が ....
いつごろかなあ
泥遊びをしなくなったの
虫だっていつのまにか触れなくなったし

雨の日に
傘さすのやめて
長ぐつのなかびしょびしょになっても
きにならない
友だちと歩道の横にできた ....
テレビのリモコン握り締めたまま
眠りの入口行ったり来たり

独り暮らしの夜は
意外と長い
 
そのさきにあるのは
なんですか

それはどこに
ありますか

うみのむこうへ
しずんでいく

パレードが
きょうもいく
ただのみきやさんのおすすめリスト(14211)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
アフロにヒキ/ヒキコモる- アラガイ ...自由詩9*12-2-2
夜の中- 宵色自由詩112-2-2
ある真夜中のポエジー_- 服部 剛自由詩5+12-2-1
月のミゾレ- 灰泥軽茶自由詩4*12-2-1
あんまり寒いから今夜は熱燗にします- 花形新次自由詩4+*12-2-1
HELP- そらの珊 ...自由詩10*12-2-1
人間樹木- そらの珊 ...自由詩9*12-2-1
二筋の河- アラガイ ...自由詩8*12-2-1
【_私にとって_“_絆_”_とは?_】- 泡沫恋歌自由詩7*12-2-1
winter_loser- 木屋 亞 ...自由詩5*12-2-1
あめゆじゅとてちてけんじゃ- TAT自由詩412-1-31
何も起こっていないみたいに- ________自由詩212-1-31
自身を咬むプロキオン- 木立 悟自由詩312-1-31
ぬるいそば- 小川 葉自由詩212-1-31
冬の僻み- 徘徊メガ ...自由詩5*12-1-31
人間巻き- そらの珊 ...自由詩13*12-1-31
月と僕のあいだ- 自由詩312-1-31
詩のおさかな- nonya自由詩26*12-1-30
恥の芯__恐怖心- シホ.N自由詩612-1-30
【_つれてかえって……_】- 泡沫恋歌自由詩11*12-1-30
鍵と錠- たにい自由詩412-1-30
わたしのいろ- 草野春心自由詩7*12-1-30
パワハラ- ……とあ ...自由詩8*12-1-30
雫のカタチ- そらの珊 ...自由詩4*12-1-30
約束に目を向けろ- 吉岡ペペ ...自由詩412-1-29
アンダートーン- ホロウ・ ...自由詩2*12-1-29
ホワイトアウト- イオン自由詩1*12-1-29
うずうず- 森未自由詩8*12-1-29
独り暮らし- 徘徊メガ ...自由詩4*12-1-29
パレード- 小川 葉自由詩412-1-29

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351 352 353 354 355 356 357 358 359 360 361 362 363 364 365 366 367 368 369 370 371 372 373 374 375 376 377 378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 391 392 393 394 395 396 397 398 399 400 401 402 403 404 405 406 407 408 409 410 411 412 413 414 415 416 417 418 419 420 421 422 423 424 425 426 427 428 429 430 431 432 433 434 435 436 437 438 439 440 441 442 443 444 445 446 447 448 449 450 451 452 453 454 455 456 457 458 459 460 461 462 463 464 465 466 467 468 469 470 471 472 473 474