ゴメンで済む社会にして警察をなくします 遠くにある、かすかな記憶を掘り起こし

これが何か?何なのか?が見えず

苦しむ日々を受け入れた・・・・。

その一方で

毎日が透明になり

都庁の上から、空へと消える夢を見る・ ....
雷鳴の 母屋で人形をつかって話す
をんなたちのわらい声の
おおきい波 小さい波と
宴の忘れられた花として
ほこりをかぶった酒瓶がふたつ
影を曳いている


あやつり あやつられる会話
 ....
次女の髪を梳いた櫛に付着していた
薄茶のフケのようなもの
それが動いた!
二ミリにも満たない生物が
私に与えた衝撃
一体どこでうつされたのか?
GHQが散布した白い粉によって
やつらは絶 ....
虫歯を気合で治そうとしている 地獄の土地をころがして
ノートの上にビルを建てるのです



そのビルには
様々なものが激突するだろう
砕けたガラスに反射するのは
真実だけではないだろう
女子校は雪に埋れても
ス ....
ぼくはまだ生まれていなかったから知らないけれど
シーボルトさんはこどものお年玉に一両あげていたでしょうか

ぼくの祖母さんは裏藪で竹の皮を集めて
一厘とか五厘とか 子どもだったお父さんの小遣い ....
人は、日々の食事を摂っています。  
心には(言葉の食事)が必要です。

もし、あなたが
本屋の棚に並んだ背表紙へ
伸ばした手を、引き寄せられて
開いた本の活字等の
一文字ずつを、よく視 ....
選択肢がない街の
未来図は完成しない

更新されることが前提だから
豊かさは新しさに両替される

> 懐かしさは噛み終えたら
> 紙に包んで捨てましょう
> それ ....
海岸線を走ると
凍てついた汽水の上に
オオワシが
見える

車通りのまばらな国道に吹く風は
きょうも横なぐり

どんなに晴天だろうと
いや、澄めば澄むほどに
ハンドルを
とら ....
高校進学説明会で
ある高校の教師が声を張り上げ力説した
「うちを受験する生徒は 
 学業成績は悪い。問題生徒も多い。
 私たちが試験場で見たいのは 織田信長です。
 ご存知でしょう
 うつ ....
黒いアイリスは
男の喪に服した女だ

ジョージア・オキーフが描いた
花の絵は
どれも女の顔に見える
花が儚く美しいという概念は
もしかしたら幻想なのではないか
もうこれ以上
対象に接 ....
新しい言葉を綴ることは
新しい土地を開墾するように
そこへ種を蒔くように描いてゆくこと

自由を描くことは難しい
だれも自由の光をみたことがないから
それでも描こうとする

愛を定義す ....
うちの工場の隣が倒産した

風が強い日の
人間の後姿

ぽつり ぽつり
人間の後姿

くしゃみが怒っている
人間の後姿

咳が泣いている
人間の後姿

吐き捨てられた
人 ....
ふしぎな生きものが対岸におりましたので
わたしは急いで脱ぎました

なるべく丁寧に急いで
わたしはあらわになりました


しかしながら
湯茶の用意が整っておらず
先方はやや訝しげ ....
そいつは道の真ん中に転がっていた
雨の日だった
合羽を着て自転車を漕いでいたので
私の視界は悪い
遠くから黒い物体が見えた時
壊れた黒い雨傘だと思った
もっと近づくと
黒い長靴に見えた
 ....
みぞれ ゆき はれ みぞれ ゆき
ねえ
殺して よ
きっと気持ち良くて
笑ってしまう



ひらり ひら り


には
まだ早く
濃色花蕾累々と
香り温くも木洩れ日なく
 ....
友達を
失った日に
眠りに落ちていく
ベッドの上

手には でも
何もかもある きっと
ないものとしての
何かがある

自分を
探している時
眠りに落ちていく
ベッドから ....
絶対零度より冷たい瞳で見られた 七夕飾りを作った
網飾りと提灯をつけた
短冊を書いてヴェランダに飾った

あいにくのくもりぞら
空を見る気にもなれず
意味のないTVドラマを観た

ヴェランダで妙な物音がする
カ ....
夕日が沈むよ
きょうが死ににゆくよ
西が自分の墓場だと
ちゃんと知っているんだね

私には自分がわからない
舵取りもできない
そしていつかはこのまま
失ったまま終わるのだろうか

 ....
不惑の境地
たどるも遠く
惑いさまようことばかり

受けさずかった
生の還元
先をゆくのは
名もなきうた



青年期の血気
汗ばむいらだち
若気のいたり

言の ....
もう
あの船の行方なら
わたしの胸に描かれるしかありません

その
描きようの総てが許されるわけではなくて
それでも
描いていくしかなくて
ひとり
色をもたない潮風に
抱かれて ....
黄ばんだ紙切れのような脳の甲殻

時を忘れて縦長の穴を掘る

安らかに眠った顔を覆う高価な布

疑うことに疲れ果てた深夜零時


絵になるような横顔の影

その曲線の秘密を隠そう ....
遠く流れた 月の海に
翡翠を ゆっくり 浮かべたら

親不知 弧知らず
抜いた歯が 葉の上 露と きらりんこ

もう 忘れたわ 過去のことなど
琴など弾いて はずみます

 ....
何となくの理由を追い昼間の暖かな眠りのお陰で 覚める寝息
私は波にハンモックに揺られ時を刻んでいる

久しい事柄に息吹を乗せ 目線を添える

言葉の魔法と彩り感触

世のため人のため己 ....
薄暗いその部屋で わたしの足にそれは抵抗した

拾い上げると白いおりがみ

おりがみだと思い込んだのは それが真四角だったから

左下に気持ちの悪い折り目がある

不幸なことに 左下  ....
降る雨に鳴らされている 近くに鉄塔がある。
中2病をこじらせたひとさし指が液晶にふ
れる。ほぼ同時に鉄塔から飛び降り自殺す
る現代詩。見てた。砕け散る言葉。耳をす
ませば耳がちぎれる。中2病の耳に念仏。
唱える。中 ....
自分で自分をくすぐっても
くすぐったくないのはなぜだろう?

僕は誰かにくすぐってもらわないと
くすぐったくないのだ


詩を書いて
自分で批評しても
自画自賛しても
くすぐったく ....
ただのみきやさんのおすすめリスト(14211)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ゴメンで済む社会にして警察をなくします- 北大路京 ...自由詩614-2-1
妖怪- 梓ゆい自由詩114-2-1
むかえにゆく- 川津 望自由詩314-1-31
ミクロの脅威_マクロの奇跡- 夏美かを ...自由詩23*14-1-31
虫歯を気合で治そうとしている- 北大路京 ...自由詩714-1-31
あとがき- 左屋百色自由詩9*14-1-30
スケール- イナエ自由詩8*14-1-30
言葉の食事- 服部 剛自由詩6+14-1-30
35_41_22_N_139_41_30_E_2014- nonya自由詩15*14-1-30
トーチカ- 千波 一 ...自由詩314-1-30
そとづら- イナエ自由詩6*14-1-30
閉経- そらの珊 ...自由詩24+*14-1-30
新しいノート- 梅昆布茶自由詩27+14-1-30
後姿しかない_- ichirou自由詩4*14-1-29
対岸- 千波 一 ...自由詩614-1-29
【_どこへ_いった?_】- 泡沫恋歌自由詩20*14-1-29
春韻- 凛々椿自由詩914-1-29
セール品はいらない- 番田 自由詩314-1-29
絶対零度より冷たい瞳で見られた- 北大路京 ...自由詩714-1-29
乞巧奠- 藤原絵理 ...自由詩3*14-1-28
空には星が- もっぷ自由詩914-1-28
詩と死の私史- シホ.N自由詩314-1-28
アンコール- 千波 一 ...自由詩414-1-28
- ビル自由詩114-1-28
キバナコスモス- 藤鈴呼自由詩5*14-1-28
久しい事柄- 朝焼彩茜 ...自由詩10*14-1-28
おりがみ_くらやみ- 芦沢 恵自由詩28*14-1-28
降る雨に鳴らされている- 北大路京 ...自由詩114-1-27
転校生- 左屋百色自由詩6*14-1-27
ももっちい- ichirou自由詩9*14-1-27

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