魯山人みたいなメガネ曇らせてチキンラーメンばりぼり 妖精の産卵は瞬きしてる間に済んじゃうから

スミレ

青い花の

雨が産毛を撫でたら

水滴はダイアモンドのよう

文脈はこわいんだ

心象のアルペジオ
街に降り立てばビニール傘が
しろい灯をあびて泡立ってる
一秒迷って そのまま あるいた


いつも他人の水を掬っていた両手に
排気によごれた透明なしずくが寄り添う
僕のからだは重い ....
休みの日
うだうだ家にいる

仕事では夜の首都圏を走る
赤羽 池袋 新宿 渋谷 神田 三田 五反田
駒沢 荻窪 吉祥寺 青梅

池袋や新宿歌舞伎町には
所在なげなあるいは
あきらかに ....
その人は初めに水のこころについてはなした
澄んだ水の中からうまれる
詩について
素早く動く魚影を追って
澄んだ水の中にだけ住む言葉を
手掴みにして詩をすくう 

その人は今日 死者の位置 ....
釣り銭多く貰いすぎ悪夢にうなされる 夜で、道は乾いている。
わたしたちは不足のないつめたさを、それでもまだ足りないと言いながら
物語を探している
足のない椅子とか、
黒鍵だけのピアノとか
白鳥の子でも、アヒルの子でもない、 ....
電気椅子に座らされている

アヒル座りの執行人 、
月は彼女の下


凍る意識のなかで
「冗談だよ」って微笑むのを待っている
あなたは立ち上がりゆっくり近づくと僕の喉に手をつっこんで ....
小さな石段をおりて狭い路地を駅へと向かった

男はシンプルな出で立ちで女は濃い化粧をしていた

あのころ働く女たちは皆そんな化粧をしていた

商店街に入ると両際がプラスチックで出来た季節外 ....
あさ、
トーストを食べて 起きる

ひる、
あくびを食べて 過ごす



よる、
パソコンの電源をこっそりつけて
詩を食べる わたし

お腹はふくらまない
ため息がどんどん流 ....
佇んでいたのだろう
あの時のわたしは

苦手なことを並べた
傷付きたくなかった
それでも出会いを求めて
やって来た

缶ビール片手に
やわらかな言葉で話す
路上に座り込み
生活者 ....
解放区は水の中
三原色 散って

どこへ逃げていく


生まれたグッピー
ちぎれそうなほど 強く
改造された宝石



できるか
世界はちゃんと見えるか

 ....
 
かなってないから 夢

かなえたいから 夢

おいら 夢喰って、生きてます




 
手放しでよろこべない愛情なら
そうめんでもすすってるわ
季節はずれに氷を二つ
喉に落ちてく度に
嘘をつぶやいている
目の前が幻想になって
一度のキスを反芻してる
それはそれ ....
水面に風の足跡
揺れる山々

赤い花白い花

虫に食われ 
風に破れ 
ぼろぼろの葉

あれがぼくだよ

遠い日 
ほど良い大きさの
バスタブに浮かんだ生きもの

池の面 ....
殺した心に感想を尋ねられている 電子でも
高音でも
もうなんでもいいから めの奥に巣をつくる泣きたがりを焼いて
みつめる画面が放つ頭痛と
どーにもならんただここにいる俺嫌

いらない
そんなことな_


 ....
 ちいさな町の家々と
 林の合間をゆっくりと
 阪急電車がゆき交った
 まるでえんじ色の
 リボンを掛けるように

 ちいさな町には幸せも
 不幸せもあるだろう
 けれど始発と終着駅が ....
こことおり こらす
つむぎ きなとす おとぎ

すげた やまい ちかう むごく
ゆすれ わたせ ひくて ささら

ずぬけた かたおり すべらす ほのお
くじく ふきや みごもる ろうそく ....
いずれすべての意味をもつ言葉たちの

裸の音色だけが残された


それらは内的な音楽を望みはじめ

やがて宇宙へ帰る支度する


見えない火花を忘れずに

声出す子の顔見過ごし ....
{画像=141123182108.jpg}
(京葉線東京駅、東京国際フォーラムの朝焼け)





電車にもたれ
風を切る音に身を任せる
いつもは
意識の外に置いている音や揺れ
 ....
久しぶりに息継ぎしたら
歯磨き粉みたいな
ノスタルジイが
喉に染み渡った

垣間見た空は遠すぎて
その場限りの
センチメンタルなんて
届きそうになかった

きっぱりと反転して
 ....
お口はこんなに丸いのにどうして漢字は四角いの
せめてニとか皿とかの方が口に近いよね
口は三画だけど四角で△□に〇い口

口から生まれた口太郎
口から生んだ母は歯が出て間口が広い
歯のせいで ....
     黙りこくった 斑雲を

そっとやさしく はねのけながら

       ひかりをまぶして

   やぶさめを みせはじめた 

    まぶしい朝陽は・・・・

    ....
{引用=

あなたの目が届かない
この門の先へ
くぐれないものを
丁寧に綱で絡め取ってゆく

濾過されながら僕たちは還る
忘れていた住所まで
そこでアダムとイヴを脱ぎ捨てて
世界を ....
子供は三歳で殺される

お母さんも男もいない部屋で

たまねぎの皮

ろうそく

アルミホイル

自ら食べられないはずなのに

未熟な大人に殺される


幸福ではない自分 ....
テレビ搭のアンテナに吊られた僕の頭上を
大惨事細切れ冷凍パックが配信されて
ご家庭に水っぽくお届けする
提げた僕のブルーのギターの
6弦に電波がひっかかって
ぶいんっていって「虐」の字を吐 ....
ふるさとはこの国の中心でも周縁でもなかった。中心や周縁という区分、正常や異常という区分、そういうものが消滅する場所がふるさとであった。そこには無数の人々によってじかに生きられた地図が、それ .... <春>
森 火照る 密やかな音
一念に 揺れ縫わしむ声
夜更けを煌めくミサの歌
待つ{ルビ明日=あす}へ馳せろ

<夏>
{ルビむし=虫} {ルビふけ=頭垢} { ....
二十歳を過ぎてしばらく経って
飽きるまで好きなことを考えていようと思った
ギターに飽きた
漫画に飽きた
アニメに飽きた
食事に飽きた

二十代が暴力の痛みのように過ぎゆく中で
飽き ....
ただのみきやさんのおすすめリスト(14270)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
魯山人みたいなメガネ曇らせてチキンラーメンばりぼり- 北大路京 ...自由詩314-11-25
心象のアルペジオ- やぶうち ...自由詩314-11-25
雨音- 吐水とり自由詩6*14-11-25
Holiday- 梅昆布茶自由詩1214-11-25
- 島中 充自由詩7*14-11-24
釣り銭多く貰いすぎ悪夢にうなされる- 北大路京 ...自由詩514-11-24
引力- はるな自由詩514-11-24
月は彼女の下- 吐水とり自由詩3*14-11-24
昭和32年の冬- 吉岡ペペ ...自由詩414-11-24
空っぽの食卓- 吐水とり自由詩2*14-11-24
手をとる- 鵜飼千代 ...自由詩18*14-11-24
水鉢- 吐水とり自由詩2*14-11-24
生きてます- 殿上 童自由詩23*14-11-23
寒い日- かの自由詩2*14-11-23
睡蓮- イナエ自由詩9*14-11-23
殺した心に感想を尋ねられている- 北大路京 ...自由詩214-11-23
Delete_Delete_Delete- 吐水とり自由詩3*14-11-23
阪急電車- 佐倉 潮自由詩314-11-23
いき_さく- 砂木自由詩5*14-11-23
翻訳- やぶうち ...自由詩214-11-23
揺れて風を切る _/ _弾丸列車- beebee自由詩22*14-11-23
- nonya自由詩15*14-11-22
口をぽかんと開けて- 木屋 亞 ...自由詩4*14-11-22
にがいしわぶき⑧- 信天翁自由詩414-11-22
Systema_Naturae- 衣 ミコ自由詩2*14-11-22
子供/三歳/大人- 吉岡ペペ ...自由詩414-11-22
パニック食う休日- 吐水とり自由詩3*14-11-22
異邦人- 葉leaf自由詩314-11-22
四季式四十六音詩- なけま、 ...自由詩214-11-22
ぼくはもうだめだ(サーキット・オンサイド)- 竜門勇気自由詩114-11-22

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