別れを告げる

わたがしのような

かろやかな甘い想いでが

私の胸のあたりで

くるくる不規則にまわりながら

バランスを崩しながら

ふわふわ浮いて

大きくなりながら ....
                   130827

早く気付くことが必要です
痛みが無くても
気にしてください
もみ手をして
この度も
 ....
「駐車禁止と貼られた紙に、ノックアウト。。。」

ぶつけて凹んだ、ハイジェットのボディーをなでながら

(一万五千円は、大きい。。)と

財布を開ける。。。

「すぐに、ここから逃げた ....
空の遥かに
光る雲あり

積乱雲の崩れたあたり

擦れて浮かぶ記憶を尻目に

遠くから呼ぶ
声があり

夕立ちの切れ間に
キノコ雲の翳が崩れて

大上段に正しいことだけを言お ....
おそろしくさむい夏のうえに
あなたは骨みたいに立ちつくし
透明に透明を塗り重ねる
世界は頭から窒息する、
いま尾びれがさいごのふるえをして、
そして
時間にもっと刻みの効いた名前をつけて
70年代後半から80年代の 何に首を傾げていたか 縦に振っていたか
想いに遡る

涼しい風が かつての秋の風と同じなのか 知りたい
躊躇いや忌憚のない  ....
深い緑の上に蒼穹が見える時

大きく息を吸い瞼を閉じると

樹の香りの変化がそこにある

深い緑の上に浮ぶ雲を見た時

眩しさに手を翳しその流れを

眺め細やかな秋の訪れを知る
 ....
ひとひとり
わすれるための
ひとりたび
【 君の居場所 】

三丁目の角の突き当りの
有刺鉄線の向こうには
なにがあるのだろう
あの奥には 殺伐とした広陵たる 荒野がありそうだ


漠然とした目標に俯く 君に ....
じいちゃんが死んだ病院で娘が生まれる 歩道と車道を分ける
足元のブロックは
道にそい カーブにそい
入ってはいけない場所が
存在するのだと教える

枠は 時間と共に崩れ
修正されては 崩され

鳥に遊ばれ 虫にうとまれ
 ....
 豊かさの椅子 個個に在り 素材は問わない色も装飾も機能性も
 豊かさのページを開く腕に 親切に呼吸を整えてくれる 背もたれの温もり

 瞳を閉じたくなるような 肌と風との相性は豊かさの ....
僕は世界に愛されているのだろうか ずっと不安だった
母の瞳の中に 僕はいたのだろうか そしてあなたの瞳のなかに

それらは僕の生を映す鏡 だからずっとみつめていたかったのだ
おなじものをお ....
私のムートンブーツ ミント色の

三日悩んでいるうちに 完売だなんて

完全甘かったわ

寝込んでしまいそうなくらいの トホホな溜息

爺や! 爺や!姫子のミント色のムートンブーツ な ....
白い画用紙に1つ

小さな遺体横たわる・・・・。

命があるように

呼吸をしているかのように

静かに・静かに・横たわる・・。

ひとのようで/けもののようで/むしのようで

 ....
 
名残の夕立に

消えていく

あなたが消え去っていく



 
理念や法則や未来のために戦っている

戦争をしている

誰も救うことのできない戦争をしている


優しさは

勝利なき戦いに挑む者たちだけが

身につけられる

そのことを
 ....
君にしか言わない秘密をひとつ増やした あたりまえのような速度で過ちを折って重ねる
ここにはもう眠るところなんてないのに
わたしの体を隅へ隅へと追いやっていく

けだものが死んでも
灯台へ行く人々の列は途切れることもなく
空気袋 ....
気分ではない 体の疲れが此処に響く 気分ではない

怠けて課題を溜めるという頑固な菌が まだ繁殖してくる 雨の日だからか

気分ではない であれば 脇役か裏方か台本を一章くらい破くか してみる ....
ゴロゴロ鳴って
色とりどりの
ヨーヨー風船が落ちてきたような
夏の破裂音

軒下も見つけられずに
人気のない家の庭先にある
大きな木の下へ滑り込むと

浮世絵の世界が音も吸いこんでい ....
唸りをあげる牛蛙に
鈴虫が息を潜めて
全休符を待っている

扇子を握りしめると
じわり
汗が手にかえってきて

適当に舗装された
あぜ道の輪郭がゆれて
溶け始めている

瞬間、 ....
原色の風景が
真夏の陽光に
溶ける午後

愛の幻想に
溺れる男は
実像を求めて
海に潜る

捕らえた肉体の
乳房は溶けて
流れ去る

時を
遡行する男の
前をゆく実像は
 ....
ひもじいといって、啼く蝉はいない

白亜紀の時代から
ひとはひもじい生きものだったという
そのひもじさに耐えて、恐竜から逃れて
生き延びることのできる生きものだったという

生きて
生 ....
子供があるひ
自分と世界がわかってしまって
踊りだすように

わからないのだ
死が
ひとしくわたしたちを
迎えて

こころではなく
むきだしの神経が
都市の隙間を覆う

いっ ....
拡散する
薄く透明に広がって止まない 大地は世界は 逗留するには狭すぎるから

陽光は優しく乾いた匂い 風の中に見えるもの それを慈しんで生きてゆきたい

心は風 すべての物の中に 僕は生き ....
私のいないパーティーが盛り上がっている 捨てられた星屑集めながら野良猫と歩いている 夜明け前に
降り始めた激しい雨が
いつのまにか
霧のような雨に変わり
家々の屋根も
高速道路も 田んぼも
木々も 町がみな
おしろいを
すべらせたように
薄化粧をしていた
 
外 ....
羽を
水とともに飲み
水とともに飲み
暮れは破け
むらさきを飲み


光をくぐるもの
目をそらす埃
自分の髪を自分で編む冬
ぬかるみの故郷に降りそそぐ朝

 ....
ただのみきやさんのおすすめリスト(14280)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
わたがしのような別れ- 灰泥軽茶自由詩613-8-27
トノサマバッタ- あおば自由詩10*13-8-27
〇〇なう。。- 梓ゆい自由詩3*13-8-27
8月の青い空_- Lucy自由詩8*13-8-27
とうめい- はるな自由詩313-8-27
別人から別人- 朝焼彩茜 ...自由詩5*13-8-27
秋の香り・・・- tamami自由詩313-8-27
- 草野大悟 ...自由詩2*13-8-27
【漠】君の居場所_- るるりら自由詩10*13-8-27
じいちゃんが死んだ病院で娘が生まれる- 北大路京 ...自由詩413-8-27
シャドウ- 砂木自由詩10*13-8-27
豊かさの椅子Ⅱ- 朝焼彩茜 ...自由詩6*13-8-26
- 梅昆布茶自由詩1213-8-26
爺やと姫子のミント色- 朝焼彩茜 ...自由詩9*13-8-26
瞑想- 梓ゆい自由詩213-8-26
夕立- 殿上 童自由詩17*13-8-26
勝利なき戦い- 吉岡ペペ ...自由詩513-8-26
君にしか言わない秘密をひとつ増やした- 北大路京 ...自由詩313-8-26
けだものが死んでも- カマキリ自由詩413-8-26
気分ではない+- 朝焼彩茜 ...自由詩7*13-8-25
夏のハレツオン- 灰泥軽茶自由詩1513-8-25
スターマイン- Seia自由詩613-8-25
欲望- イナエ自由詩8*13-8-25
朝の日記_2013夏- たま自由詩34*13-8-25
神経の子- 佐藤伊織自由詩613-8-25
拡散する- 梅昆布茶自由詩1813-8-25
私のいないパーティーが盛り上がっている- 北大路京 ...自由詩813-8-24
捨てられた星屑集めながら野良猫と歩いている- 北大路京 ...自由詩813-8-24
薄化粧をして- 佐倉 潮自由詩213-8-24
色と羽_Ⅱ- 木立 悟自由詩1013-8-24

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