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2012年5月21日 ほぼ晴天 
本日待ちに待った「金環日食」だ
日食観察用メガネとスマホを片手に
あたしスタンバってます!

わくわくわく ....
怯えた目をして 君は
フロントガラスを見つめてる

けっして僕とは目を合わせないように
それとも 心の導線を伝う火の かすかな匂いに
一時間先のことを思いながら

君は窓を開けて 風を入 ....
どこまで走っていけばいいんだ
牛丼屋が見つからない

走り続けていたら海に出た

波の音に誘われるように
海岸沿いのパーキングに車を入れて
砂浜へ

薄曇りの空は曖昧に青く
海は瑠 ....
言葉は私の
みみのなかにはない

私のむねに
深いまんなかあたりに

君へおくるために
両の手ですくう

私の言葉よ
ひろいあつめた木の葉のうらは
色々なひかりをはらんで
うま ....
小雨に当たって今日の花は
桜の花々は眠っているよう
だから金環食の事を考える
五月二十一日
太陽、月、地球が一直線上になるという
些細な椿事の天体図を想う

それから太陽のフレアになって ....
  ねえ
  これが、
  産まれたての時間。
  そう言いながら少女が
  綿飴をひとつ、ぼくにくれた



  まぶしい屋台の{ルビ犇=ひし}めき合う
  貧しげな七月の ....
策をねって
近寄りそうな
場所に
わなを張る

なんとはなしに
近づく
雰囲気に
圧倒される

ちょっとだけ
すぐに逃げよう
麻薬と同じ
術中の蝶

{引用=チョコドー限 ....
もう少しで手もつないでくれなくなってしまいそうなほど
大きく成長してくれた君と二人で湖へ出かけた

とても嬉しそうに満面の笑みを向けて
本当に楽しそうにたくさん駆けまわっていた

私の ....
夏頃から 気になって居た
昆布みたいな ドロドロの物体に
今日 触れたんだ

真夏は カピカピに 乾いていて
ソレが 何なのか
想像も 出来なかった

例えば 川原で バーベキュー ....
鳥と話そうとする者がいた
鳥は陽気にさえずり明るく応えた

石と話そうとする者がいた
石は沈黙したまま
ただその表面に瑞々しい苔を宿らせ
思いを告げていた

森と話そうとす ....
深夜のファミレスで会社批判に饒舌な若者をチラ見する

なんであいつがリーダーやねん?

そいつが文句言わんと会社続けてるから、会社もそいつにリーダーやって欲しいねん、給料もろて欲しいねん、
 ....
おもうんだけれど
すべての真実はきっとどこかの看板の裏にでも
ちいさな文字でこっそりと書いてあるんだ

ぼくの夢の中の沙漠の入り口で老人は言ったのさ
誤解は理解の種
迷妄の畑にも真実の苗は ....
あなたに追いつきたい。確定させたい。
素肌や、くちびるや、往来の熱のこと。
恋のはなしだ。
わたしは、いつも恋のはなしばかりしている。


嵐のように荒れて、きみが部屋を出たあ ....
きみは髪留めをもらった
母からの誕生日プレゼントだった
青と赤のガラスを
茶色のゴムがつないで
ゆらせばカチカチと
きれいな音がした

きみは毎日それを
学校につけていった
アメリカ ....
たうえがはじまると
どろのにおいがしてくる

すがすがしい
どろのにおいがする

わたしのさいぼうも
にわかに
ぶんれつしはじめて

はだがかぜに
すきとおっていく
 ....
「あなたが居なけりゃ楽なのに」



何度思っただろう




疎ましくてたまらない


考えると腹が立ってくる








こんな事書いても
 ....
  

真実は
森の端に
そっと咲いている花のよう
人がそれを見まいとしても
やはりそれは美しく咲き誇っているから
他人用に仮初めの
住まいたらむと建てられし
小さき貸家のうらぶれて
濁り空気を抱え居る

廻りには山の賑わい
野生のケシの群れ咲きて
薄オレンジ色に
人棲まぬ
家を包みていっせいに
 ....
わたしの体から心臓だけ
くり抜かれて旅をして
いる電車に乗って
いる

終点は
ないのだと思う
わたしが決めていないから
たぶん、ないのだと思う
わたしが決めたとて
どうせないのだ ....
無欲な晩餐会でかわを剥がれて丸焼きになるな
せめて生き延びる手立てを身につけろ

降り注ぐ暗黒の汚物は人生のソース
世界の淫らなリソースアンドてり玉バーガーセットは
ぶたのストラップのおまけ ....
もげそうになった

私の身体の一部は

かさかさの瘡蓋で覆われていた

滲む体液が乾燥して

指でなぞると

疼き蠢き熱を帯びているが

やがてだんだん鼓動が波のように去ってい ....
こと座は言座、晩春の
明け方の空で奏でられ

いちごは一語、苺じゃなくて
けれどもそれぞれ甘酸っぱくて

苺の一枝髪に挿し
三々五々とイチゴ市

苺の灯りを手にかざし
一期一会と参 ....
凍りつくような前ぶれが怖かった

水面で波がざわめきはじめる瞬間を
息を呑んで あなたと見守る朝

嘘から生まれた偶然が 夢より綺麗な夢ならば
私は 迷わず言葉を超えて行く


最後 ....
あざみ嬢の物語


「老人たちは言った。」


あざみ嬢あざみ嬢あなたの刺は危険。この麻を被っていきなさい。

あざみ嬢あざみ嬢あなたの刺は危険。このフードを被っていきなさい。  ....
一日の終わりに
脱いだ
ぬけがらが
いくつか並んでいる

命がけで
脱いだわりに
その佇まいは
くしゃみ
ひとつほどの
可笑しさを漂わせている

上手に脱いだ
ぬけがらは
 ....
空が片方の目を瞑る
女はさよなら

、と言った


沢山の赤い宝石が、道路を転がってゆく
遠ざかってゆく赤い宝石の
笑い声
夜を前にして、消え去ろうという
閉じかけた花の
遺言を ....
夕方 ボート池のほとりで
すずらんが 風に撫でられていた


父さんにほめられた子どもみたいに
よしよしされて 満足げに揺れていた


空気は甘く 池はしずかだ
ああこれでいいんだ  ....
わたしはあなたの影しか知らない
そう言って幾度 舌を出しただろう
一度に燃え尽きる無数の蝋燭
その揺れめがけ 蒼は降り来る


消えかけた右腕を明るく照らし
頭上の痛み  ....
削り落っことした青いひかりの先を歩いていた
背筋をぴんと伸ばした野良猫も野良犬もみんな連れてってさ
錆びた戦闘機からマーガレットが咲いているのを見たのさ
そよ風に誘われるがまま泪はいつ ....
冷たい湖の中をただひたすらに泳がせて欲しい

何処にも始まりはなく何処にも終わりがない

水草に足を取られて沈んでしまうまで

ただ泳がせてほしかった


そんな事を思いながらあの日 ....
ただのみきやさんのおすすめリスト(14262)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
【_金環日食_—_レポーター風_—_】- 泡沫恋歌自由詩12*12-5-21
Gentle_Rain- 南 さや ...自由詩2*12-5-21
牛丼を買いに行く車で- kauz ...自由詩7*12-5-20
呼吸- 朧月自由詩412-5-20
位相- salco自由詩14*12-5-20
綿飴- 草野春心自由詩19*12-5-20
術中の蝶- ペポパン ...自由詩6*12-5-20
大好きな君へ- 桜 歩美自由詩6*12-5-20
昆布の旅立ち- 藤鈴呼自由詩2*12-5-20
対話- 蒲生万寿自由詩4*12-5-20
深夜のファミレス- 吉岡ペペ ...自由詩1112-5-20
謎の真実- 梅昆布茶自由詩1812-5-20
その祈りは、とても細く硬い針のように振れて、きっと何者もきず ...- ねことら自由詩512-5-20
prominence- mizunomadoka自由詩212-5-19
田植え- 小川 葉自由詩512-5-19
もろ手を上に膝を折り床に着け前に倒れる- 自由詩11*12-5-19
真実の花- yamadahifumi自由詩312-5-19
はやも若葉の盛り- 木原東子自由詩10*12-5-19
博愛主義者- ブロッコ ...自由詩2*12-5-19
文明の仮面を剥ぐ- 梅昆布茶自由詩812-5-19
もげる身体- 灰泥軽茶自由詩8*12-5-19
苺一枝、イチゴ市へ- 海里自由詩212-5-18
Quiet_moment- 南 さや ...自由詩412-5-18
あざみ嬢の物語- 田園自由詩3*12-5-18
ぬけがら- そらの珊 ...自由詩20*12-5-18
空が片方の目を瞑る- 瑠王自由詩6*12-5-18
ボート池で- 八布自由詩512-5-17
ノート(Thermo)- 木立 悟自由詩412-5-17
光源Ⅱ- マーブル自由詩512-5-17
- 永乃ゆち自由詩8*12-5-17

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