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             130412



夢にも人に遇はぬなりけり
スルガの仙人スルリと笑い
富士の高嶺に煙を吐いた
愉快な楽団ルンバを鳴らし
三鷹の兄さん家出をしたよ
ほうじ茶 ....
一番に届けたい言葉は、いつも痞えて出てこない





募るばかりで縺れる






身持ちが悪い
そんな僕には、何のカタチも存在しなくて、



 ....
蝶を呑んだものの肌に
蝶が現われ
真昼の終わりまで
話しつづけている


小さな音の
まわりだけの冬
鳥は追う
羽を忘れる


石の径の影
曇のなかの声
 ....
 冬の枝
 
 モズの一羽の

 声のあり

 鋭く響く

 空気を破り



 彼が梅の先端の

 鋭さに

 食う事も無く刺した

 蛙

 あわれあわれと ....
気ままなアンドロゲン
気軽にお尻も触れないアンドロイド
世界は滑り台を見上げるように潤滑油を欲しがっているわ

みた夢はすべて真実だったのね
わたしはひとりからだから離れてゆくわ
 ....
お父さんの部屋は半分おなんどで
机の横にさびたバス停がありました
お父さんが3年前
会社の近くのがらくた市で買って来ました

私と妹は大喜びしました
お母さんは
「何考えてるのよ、こんな ....
日雇いのアルバイトで一日中駅前の交差点で
新築マンションの案内プラカードを持つ仕事をしたことがある
蛍光色のジャンパーを着て
太陽の光と影の動きを肌で感じ
人の流れをじっと眺める退屈なバイトだ ....
 よく切れるナイフを手に取り
 一粒の砂に 切りつけようとしたが

 どうしてもできない

 手の平は血まみれになり
 その上に置いた砂は
 無傷のまま 涼しい顔で
 寝息を立てている ....
あなたのスカートの砂浜で
ずいぶんとうたた寝をしていたみたい
つまさきがもう貝殻のかたち

水平線の両端がせりあがり
網になって太陽をとらえる
その瞬間を見ていたかったの

サンドウィ ....
薔薇の蕾をなぞる指先で
あなたは
わたしの静脈の中の
青い花びらを
一枚一枚
ていねいに燃やす


薄く伸ばされた
午後のページをめくる
白い重なりは
丸みを帯びた雨の切っ先 ....
デスクに透明な小瓶を置いて
飴玉を入れて
口に放る
ため息がこぼれそうなとき
舌打ちしそうなとき
くたびれたとき
暇なとき
忙しすぎるとき
話題のないとき
何も考えていないとき
考 ....
赤ちゃんだった頃
家でぐずり出したぼくは
ベランダに出すと
外の風に当てると
不思議と必ず
機嫌を直したらしい

出かけよう
洗い流しに行こう
いろいろなことは
頭から投げ出して
 ....
フカフカ暖かい道草
水の流れる音
フカブカ深呼吸をすれば
私は広がる大きくなる
プカプカ浮いて
丸い天体のような感覚
ブカブカの長靴を履いたような

スポスポ抜ける音
シュポシュポ弾 ....
生まれる前から苦節   かなしみに塩をふる
  ほんのひとつまみ



  朝の光を浴びるとき
  雨に濡れたいくつもの言葉が
  「うれしい」という言葉に変わる
  あなたのえくぼが深くなるとき ....
掛け違えたボタンのまま一日過ごすことにする こんな風に今日も終わってゆくのかな
君はつぶやくけど

平和ってこんな日のことじゃないのかな
私は心でおもった

さくらがちって
思い出みたいに
からだにしがみついてきた
ふりはらわ ....
先生が僕を卑怯者と呼んだ
その名前はおでこに貼りついて
やがて
僕の皮膚になった

月日が過ぎて
周りが誰も気づかなくても
僕の耳には
先生の声が時々聞こえた

先生 僕は先生のよ ....
お月様は金色に輝いていました

湖底に沈んだ笛は綺麗な音色で鳴りました

少年は密かに想いを寄せました

まるでニンフのような少女へ

胸が時々しめつけられて

届かぬ想いを知りま ....
声がする
崖っぷちに
かろうじて
爪を立て
呼んでいる
誰かを
よるじゅう
求めている
雨に打たれて
傘も持たない
家もない
母もない
優しい思い出も持たない
痩せた猫が
 ....
紙切れが橋の上から舞う映像が見える
何の苦労もしない、それはただの紙切れだ
白黒のフィルムの中だ
それを空に撒いた浮浪者の男はズタボロの新聞紙を引き摺って
彼は何の苦労もしない、ただ紙切れを撒 ....
眠れぬ夜
眠られぬ夜

コンビニ行こう
なに食べよう

月は遠く
君も遠く

むしゃむしゃむしゃり
むしゃむしゃり

眠れぬ夜
眠られぬ夜

風は冷たく
素っ気なく
 ....
こんなにたくさんの
文字が 並んでいるのに
どうしてさみしいんだろう

文字でなんか温度を感じられない
そう言われて涙したのは私

向こう側にいるはずの
だれかの息遣いを知らない

 ....
いたみますか
こころ
いたみますか
からだ


しんじた
あたたかいものを
おもいだして
せつなの
やりきれなさを
やらすごす


理解するか
説得するか
いずれにしろ ....
玄米の歯ごたえが かすかな非凡を生む
それでも昼寝をし 覚えていない夢に脳の神経を疑う

春の特番を拾えるものだけ 目を通す
心の表皮だけを滑り 忘れる内容
それでも明かりを灯すテレビ 凡の ....
知らない人が記念写真でピース たいていの辛いことや悲しいことは
歳月の力によっていつか笑い話になる

でも時の鑢でも
笑い話にすることができないものは
ほんとうのの辛さであり悲しみなのだ

それは死ぬまで背負い生きて ....
つむじから頭を覆うように
根がびっしりと生えている
後悔を繰り返す夢を見ては
少しずつ大きくなっていくので首すじが痛い

いっそのことごっそり
引っこ抜いてしまいたい衝動に駆られるのだけれ ....
埃っぽい倉庫街の一角
赤煉瓦造りの古風な倉庫
その中で熱心に壁の穴を覗く者
それは老人だった
グレーの草臥れたジャケットを着た
老人だった
櫛の通っていない白髪の
老人だった

老人 ....
ただのみきやさんのおすすめリスト(14211)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
実験作I- まーつん自由詩6*13-4-12
うつくしみの_うつつ- あおば自由詩4*13-4-12
未知に溢れた。- 世江自由詩1*13-4-12
午後と冬- 木立 悟自由詩1413-4-12
モズ- ドクダミ ...自由詩213-4-12
哀しみのイソフラボン- アラガイ ...自由詩2*13-4-12
バス停- salco自由詩27*13-4-11
ショッピングカート- 灰泥軽茶自由詩3*13-4-11
小さき者- まーつん自由詩5*13-4-11
プライヴェート・ビーチ- ロクエヒ ...自由詩313-4-11
春の午後- 佐東自由詩4*13-4-11
魔法の小瓶- 三田九郎自由詩4*13-4-11
風浴び- 三田九郎自由詩413-4-11
フカフカの道草- 灰泥軽茶自由詩6*13-4-10
生まれる前から苦節- 北大路京 ...自由詩513-4-10
- 草野春心自由詩613-4-10
掛け違えたボタンのまま一日過ごすことにする- 北大路京 ...自由詩1113-4-9
明日の花びら- 朧月自由詩213-4-9
ルピナス- Lucy自由詩27*13-4-9
金色の月と銀の笛- 梅昆布茶自由詩313-4-9
痩せた猫- そらの珊 ...自由詩21*13-4-9
イリュージョン- ソリッド ...自由詩113-4-9
肥ゆる夜- 三田九郎自由詩213-4-8
伝言- 朧月自由詩513-4-8
いたみ- はなもと ...自由詩613-4-8
玄米- 朝焼彩茜 ...自由詩14*13-4-8
知らない人が記念写真でピース- 北大路京 ...自由詩513-4-8
時の鑢でも- HAL自由詩4*13-4-8
後悔の木- 灰泥軽茶自由詩7*13-4-8
壁の穴- ……とあ ...自由詩11*13-4-8

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