橋下にからみつく
人気だけを目当てに
亀井が叫ぶ
狂った権力の亡者にも似た
元はタレント弁護士
大阪人は
ちょっと前に痛い目にあってるのに
気づいていないのさ
ノック2世
ノック ....
あなたの選ぶ人がなぜ私じゃないんだろう。
あなたに出逢うと分かっていれば
私誰も愛したりしない。
誰とも抱き合ったりなんてしない。
息をする事さえ忘れてしまいそう。
私が選ばれな ....
私は小学生の高学年頃
毎日日記をつけていた
それは思い出や覚え書きを残すためではなく
日記をつけ続けることに固執していたからである
そして書いていることは
何かの情景描写や感情表現では全くな ....
気にいった言葉だけを
大事に胸であたためる
あかあか燃える火のように
雪でかこまれていても
風はさえぎられるんだね
白い景色だから
いやな心みえないよ
吐く息はだれのも白い
無 ....
自らの意思に反して
もう一人の私が
何処か遠くへ歩いてゆき
おーい、と呼んでも聞こえない
永遠に列車の来ない
線路の上を歩いていたら
地に伸びる私の影が、口を開き
耳傾 ....
と
ある日の深夜
僕をじっと見る
餌の器をじっと見る
再び僕をじっと見る
知らんぷりして
パソコンに向かっていると
いつの間にか後ろに回り込んで
爪が出ていない肉球で
僕 ....
イマドキの女子にとって
バレンタインデーは
好きな男子にチョコレートを渡して
愛を告白する日では
もはやないようである
友チョコといって
親しい女子同士で
チョコレートを贈り合う日で ....
巨大な駅に降り
ぐるぐる同じところを何回もまわり
見上げれば
巨大なデパートが
たくさんそびえているわけだが
道路を渡りたくても信号機はなく
びゅんびゅん車が走っている
大きな歩道橋 ....
目が覚めた、部屋の窓の風景は
雨にすっかり洗われた
まあたらしい世界
一枚の葉は透けた滴をしたたらせ
こちらに合図を送っている
憂鬱な気分に頬杖ついて
眠っている間に ....
あふれ出す愛しさは
だれにも止められない
わたしの持つ愛しさは
他のだれのものでもない
知らない気持ちを知る
それは一人ではできないけれど
やがて夜が来て
愛しさは募って
....
ついに
はくさいになりました
そのしろい
ねんれいになるまで
どれほどのたんじょうとしが
くりかえされたことだろう
わたしもいつか
はくさいになれるかしら
....
赤茶けた数艘の漁船が
死んだように泊まっている
コンクリートでできた堅い半島は
港と呼ばれる寂しい場所だ
秋の空の蒼い果てで
透明な名も無き巨人が
白雲 ....
幸せが逃げていく速さと
不幸が追いかけてくる速さの
どちらが速いのかが
長く生きてきたのに
幸も不幸も味わってきたのに
いまもって
私にはま ....
川をみると
カラダの中に川があるように思い
海をみると
以前に海にいたように思う
古い教科書のような山は
常にそこにあり
捨てようとしても捨てられない
どこからきて
どこへかえ ....
何かが{ルビ蠢=うごめ}くのを背中で感じた
後ろを振り返れば
モゾモゾと動きまわる
何一つ微動だにしない筈の
心の虫は笑いながら蠢く
痒さは手では届かず
イライラで集中できない
....
夜に心があったなら
きっと淋しい心でしょう
闇夜になるのが
淋しくて
誰かを想わずにはいられない
星に心があったなら
きっと淋しい心でしょう
たったひとりで
何億光年旅をして
誰 ....
森の奥深く
たった一滴の水を源流として
川が生まれた
水のゆく
みちすじが川となり
やがて河となる
高いところから
低いところへ
流れていく
河が長い旅を続けるのに
パスポ ....
「悩み」という荷物を
背負えば
世界にひとりであるように
ずしりと肩に、喰い込む。
高層ビルの39階から
ビルの足元を見下ろせば
無数の蟻の人々が
うようよしている。
....
死にたいと思えるのは
死そのものが
実感できないからだ
いつ死ぬか解らない不安に
慄きながら
爪に火を灯すような
食事や排泄さえ
他人に任せざる得ない人が呟く
「死にたい。」とは
....
嫌なことがあったの?
嫌なことが起こるの?
そうなんだ
そんな時 提案なんだけど
私が思うには
誠実な人達との おしゃべり
試してみてね
後ろを振り返れば
時計の針の位置が
....
遠くのほうで 貝殻色の天蓋に
やがてちいさな穴があき
こぼれる石笛の一小節を縫い付けた
あかるい羽衣の 恵みを象徴してもたらされるもの
鉱物たちがふくんでいる 大きな知恵の営み ....
私は苺を潰して食べるのを無上の喜びとする女です。完全に潰すのではありません。
いうなれば半殺しです。苺を半殺しにするのです。
半殺し、などと、物騒な言葉を知ったのは、お彼岸の時だと記憶してお ....
指きりをしましょう
大切なことを忘れないように
私の手のひらにあるものの
かけがえのなさを
忘れないように
あなたを一生かけて幸せにするという
決意を忘れないように
子供 ....
不条理な夢で目覚めた朝
もの憂い倦怠感で
頭の芯がズキズキ痛む
夢とか希望とかそんな言葉で
ちっぽけな人生を飾ってみても
掴めるものといえば
ほんのひと握りの砂だけ
現実をみろ
....
コトバが頭の中を舞っている
ふわふわと漂うように煌いて
それはジグソーパズルの1piece
寄せ集めて物語が創られる
いつも心象風景の中にいた
本当の空の色を知らない
妄想の中で呼吸 ....
音の配列がもたらす恍惚
恍惚 言い換えれば 快楽
かろうじて繋ぎ止められていた
音に集中して聴く姿勢
姿勢 言い換えれば 態度
私の扉は開かれ
音楽がスルスルと進入してきて
....
自由とは
小さい両手を左右に開き
仰向けのまま瞳を閉じる
0歳のきみの姿
両腕の翼を広げ
きみは今
夢の空を飛ぶ天使だ
いつからだろう?
僕等が大人になるにつれ ....
ぱらぱら降って
ころころ転がる
小さな白い粒々はあらあられ
掌すうっと冷たくて
口に傾け含んだら
なんだかお菓子のようで
甘くはないんだけれど
いつかの記憶がつまった氷菓子
淡くぼやけ ....
自動ピアノは
ひとの手がなくても
自分で鳴れる
黒曜の黒鍵
白亜の白鍵
八十八音の音の鍵
自動ピアノは
ひとの手がなくても鳴れるけれど
弾かれたことがあるので
ひとの手を覚え ....
どちらへとひと言尋ねると
ちょっととひと言返ってくる
誰をとまたひと言尋ねると
ちょっととまたひと言返ってくる
返ってくるんだが
その後のひと言を持ち合わせない僕なのである
見あげれば ....
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