言葉を知らない
小さな子供は
その瞳で話する

私の心を
見透かすようにじっとみつめて
そっとこの手にふれてくる

私はまた
なにも言えずに
おそるおそる握り返す

ふりかえれ ....
人間関係が薄くなる
頭が薄くなる
財布が薄くなる
信用が薄くなる

ブロックを結んで入水自殺
レッドブルなんて関係ない
人生に疲れた。
足腰がガクガクする

首を絞めてみる
死ね ....
言葉よ お前自身を解き放て
野に 空に
人々の思惑を越えて
「俺」自身の言葉の限界を越えて
言葉よ この世に一輪の花として
咲いてやれ
お前が「無意味」だとか「必要ない」だとか罵られても
 ....
折り目をつけて伸ばした四肢の
やわらかな月日を
わたしは今、眺めている



この街にきてから買ったIKEAの羽毛布団は
君を隠すにはあまりに大きく、窒息しかねないから
わたしは毎晩 ....
魂が泣くとき
私は平気な顔をしている
泣いたって
なんにも変わらないことを知っている

魂が泣くとき
平気な顔のだれかを探す
そのだれかの肩を
抱いてあげたいとおもう

だけど
 ....
いかにも楽しそうに
エプロンをつけた
ふくよかなお母さんたちが
トランポリンで器用に
跳ねて宙返り
錐もみで
所狭しと回転している

その宙には
くるくる生地がまわりまわり
具材が ....
{画像=080320163452.jpg}


くそったれ と みそっかす


人生の不合理にコトバをあげよう

こんにちは Mr.鼻くそ野郎


そして人生の幸せに涙をあげよう ....
画廊喫茶ラバン・アジルに 
人生の四季を旅してきた詩人は集い 
Jazzの流れる店内は 
セピア色の電球に照らされ 

白髪の詩人達は 
在りし日の詩人の魂と 
いくつもの思い出を語らい ....
誰かが自分に投げた棘を 
この両手でつつめるだろうか? 

私は弱いので 
すぐ相手に投げ返してしまう 

後から思えば 
それは些細なことであり 
体を少し斜めにすれば 
宙に消え ....
梅は別に
桜が咲こうと
散らされようと
また
咲くかどうかの瀬戸際であろうと
咲くのだろう

私は
善と悪とにゆれている

川面が
風を受け流してふるえてる
なぜ
私たちはゆ ....
せせらぎを枕に
口づけと抱こうか?
いっそ貴方と死のうか?
そっと抱き寄せ
愛してるよと囁く

風に吹かれ
タンポポのように
フラフラ飛んでいき
今宵夢を抱こう

マッチで悪戯し ....
私と同じ眼をした明かりが
灰色の空を照らしていた
誰もがそこに立って諦める場所で
タンゴのリズムを踊った
同じ眼をした種族が
現れては消える
幻視

右のまぶたが痙攣して
彼らの信号 ....
「花の散るらむ」

桜の花が
散りにけり
桜の花が
ぐいのみに

天女の舞を
見ているようで
酔った気分を
味わう。

桜の花は
散りにけり
私の花も
散りにけり
琉球王国では

そろそろ初夏を迎える

 日本人のくすぐる様な桜はない

しかし、空は人に近い
    空は腰を低く
    
    瞬きすればするほどの、こゆいこゆい
     ....
屋根の上に寝そべって
星空宛に 音楽を流していた
8月の夜だ
外灯で催される カブトムシの集会
縁側の鼻歌は 風鈴のしわざで
首筋にぶつかる風の粒子は
いつまでも柔らかい気がした


 ....
風の吹聴
空の怒号
言葉にならぬコトバが
聞こえる


自然の擬人
宇宙の無尽
大なるものの前に
人は小さい


青天の霹靂
雷雨は決行
荒れる世界へ
力を向ける
 ....
Gibsonが逆立ちしても
Fenderに勝てないのは

20フレット以上の
高音の美しさにある

Fenderが逆立ちしても
Gibsonに勝てないのは

6弦全体の上質な
バラ ....
 
 
酸性雨が降る
あっけなく陥落した
街のいたるところに
葉の裏で僕らは雨宿りをして
そのままお互いを
好きになった
やがて雨はあがり
空を見上げる
僕らのシルエットは
何も ....
期待してしまうから
疑うのか

それとも明日の訪れを信じられなくて
疑ってしまうのか

その何れでもあるんだろうけど




今年の冬はことのほか寒かったはずなのに
疑い知ら ....
{画像=120402105232.jpg}

いつの間にか
遠くまで来てしまったと
振り返ってみたら

 ――そこは知らない街だった

懐かしい駄菓子屋さんがあった
買ったばかりのお ....
あなたの細いその指が
鍵盤に触れる時
弾きだされる旋律

わたしの躯を包む
この胸に愛が充ちてきたら
心の琴線が震えだす

ねぇ愛してるといって……

こんなに想っていても
掴め ....
夜のむらさき
静かな息つぎ
誰も此処には
来ないむらさき


影はむらさき
波は眠る火
風に貼る絵は
尽きることなく
常に何処かを
すぎるむらさき



 ....
私は何者だ?
愛されていい人間だ

あたりまえのことを
あなたにかえしましょう
カーテンをあけて
まぶしい光をあびながら
君へ送る
文字は私の心のかたち
砂漠に生きるものたちだけが持つ
本能が待っていた雨が降るのを知らせた

やっと待ち焦がれた雨が降り始めると
ぼくの心まで沁み込む雨が降り始めると

ぼくの心を苦しめてきた細菌が
ひとつま ....
何度もみた
夢のつづきなのかもしれない
しろい腕がとどいた
ビルのうっすらと翳る

ほこりのように 積もっていて
砂のように舞い上がりそうな
潮の匂い
 

 (あ ずいぶんと
 ....
プリンが逃げた

スプーンですくった勢いを利用して

逃げた逃げて

とっさに細胞分裂繰り返し

増えた増えて

もとのかたちに戻って

勢いよく

はねてはねて

と ....
 
4月1日につく嘘は難しい
 
もちろん傷付ける嘘はだめだ
嘘でも言っちゃいけないことはある
 
リアリティーだけのつまらない嘘は
騙されても不快な思いしか残らないから良くない
 
 ....
あなたの夜に入り込んで眠り続けている

腐敗した花を投げ入れた 

失われた影に

安らかな苦痛と 砂漠への愛を

目の前が 次第に赤く染まっていく


けしの花が僕を引き寄せる ....
青い空に白く浮かぶ月は


何を思う


地を長く伸びるこの影は


何を見つめる


忙しなく黒白を繰り返すこの世界は


何を目指す
黒い真珠の美弥さんは
思いやり善意何気なく
エジプトの王女の風情
霊の修練されたる人と
   (阪神大震災の前に途絶えた連絡)

恋人でも恋うように
7歳の光子ちゃんと
14歳の淳子さ ....
ただのみきやさんのおすすめリスト(14211)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
太陽の真下で- 朧月自由詩312-4-4
薄命- ペポパン ...自由詩4*12-4-4
詩よ_言葉よ- yamadahifumi自由詩412-4-4
春の息子- ゆるこ自由詩612-4-4
風ふいて- 朧月自由詩512-4-4
カルパッチョ雑技団- 灰泥軽茶自由詩11*12-4-4
くそったれ_と_みそっかす_/_強風にさまよえる旅人よりの言 ...- beebee自由詩23*12-4-4
長島三芳さんを偲ぶ_ー画廊喫茶ラバン・アジルにてー_- 服部 剛自由詩412-4-4
夕暮れの海_- 服部 剛自由詩212-4-3
梅の木- 朧月自由詩412-4-3
今夜抱こうか- ペポパン ...自由詩5*12-4-3
might-night-sight-light- mizunomadoka自由詩312-4-3
チョコドー企画「テーマ詩」桜- ペポパン ...自由詩4*12-4-3
琉球の春- 朝焼彩茜 ...自由詩8*12-4-3
夜間遊泳- 風呂奴自由詩212-4-3
ままならぬもの- シホ.N自由詩312-4-3
NO_SIDE- HAL自由詩5*12-4-2
age40- たもつ自由詩312-4-2
幕間のひと- 恋月 ぴ ...自由詩29*12-4-2
【_ノスタルジック_】- 泡沫恋歌自由詩18*12-4-2
【_piano_】- 泡沫恋歌自由詩9*12-4-2
ノート(むらさき)- 木立 悟自由詩312-4-2
光の子- 朧月自由詩1+*12-4-2
許諾- HAL自由詩6*12-4-2
着岸- アオゾラ ...自由詩5+12-4-2
逃げるプリン- 灰泥軽茶自由詩6*12-4-2
4月1日- 次元☆★自由詩9*12-4-2
_- nia自由詩112-4-2
何を- とると自由詩112-4-1
友垣へ花束を- 木原東子自由詩14*12-4-1

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