すべてのおすすめ
一。

 バスは坂に入っていた。眼を閉じると、からだが傾き、後ろに引かれる、背中が軽く、座席に押し付けられる、わたしのからだは軽いので、座席はゆっくりと、わたしを押 ....
見上げれば青い視界スカイ手を伸ばし焦げるまで焦げるまでまだ、

視界を曇らせてゆくのは白い嘘ホワイまたばれた降り出した。



夕暮れ通りを右に曲がりライト ....
観葉植物に電子レンジのアース突っ込むエレキテル彼女。


ベッドの下からイノキの銅像!謎は深まるイノキテル彼女。


シルクのドレスはインド製でフェアトレー ....
テキトーな敵と戦っているので小指は常に滴っている。


ふて寝してる布団の中のオトンの額のフォトンよ永遠に!。



如何なものなのかしらね異化なものなの ....
みかんみかんみかんあ・な・た・の・み・か・ん!ほら口の中がすっぱくなった。


あははははははは自分の急所もそこだから刺せないんでしょ?えいっ!。


囚わ ....
まったく違う、
それこそ何千億光年離れた星たちが、
地球からではおなじ、
星座の中に並んでいたりする。

ぼくたちの、
ぼくたちである違いなんて、
遙か向 ....
一。


 キイチのつめは、はやく伸びる。あたしが知っているおとこの中でいちばんはやく、伸びる。いくらふかく切っても、ものの一週間もすれば、しろくてほそいあの指先 ....
 わたしは、あなたが思うよりも深く、沈んで、いる。
 それは深海のようであり、深遠のようでもある。
 あなたはあなたが嫌いで、いつも誰かを、装って、いる。
 あな ....
きみが眠っている間に、
きみをゆるめる。
きみは包帯に巻かれていて、
包帯はとてもきつく巻かれていて、
ぼくはいつもゆるめたくなる。
自分がきらいで、
自分 ....
瞼の向こうはいつも雨…だから「ひとみ」のナミダ誰にも見えない。



別れ際に用意したナミダは嘘っぽくならなくて少しホンキ。




磨りガラスにナミ ....
 叩きつけた拳は、ざっくりと裂けた。引き
抜くと何かが落ちて、コンクリートを叩く。
歯だ。血塗れの口を押さえのたうち回る一人
目の腹に、つま先を食い込ませる。骨の ....
少し遠出をした気分で、
これを書いてる。
実際にはまだこの足じゃトイレに行くのだって、
一苦労だけど、
ナツメのことを考えてるといつも、
遠くに行けるような気 ....
蛇に絡まれている。
もともとは、
蛇から少し離れて歩いていたのだが、
そうすると蛇が拗ねるので、
またいつものように、
蛇に絡まって歩くことになった。

 ....
じぶんだいすき言動のフ一致つつくきにもなれないスイッチ。



じぶんのきらいはひとに押し付け人格改造あきたらっぽい。



都合の悪いことは記憶の彼方 ....
仕事以外で涙を流すことはない。
それは家族が死んでも、
恋人が死んでも、
変わらない。
もし泣こうとすれば、
笑いが、
出る。
腹の底から弾けるような、
 ....
あたしは起きると夜になっていて、
サメザイはいつも、
「おはよう。」
とは言わず、
「こんばんは。」
と言う。
それは皮肉ではないのだけれど、
あたしには ....
昼過ぎに起きると、
もう太陽は強く、
高く昇っているのだ。
だから、
洗濯をする。
あいつのものは分けてある。
黒いものは黒いもの。
白いもの白いもの。
 ....
ムーミームーをポケットに入れて、
雨の街を散歩する。
ムーミームーは雨の子だから、
ポケットの中は大騒ぎ。
雨が、
ぴちょりと歌うたび、
ムーミームーも歌い ....
忘れものを取りに教室に戻ると、
男がいた。
知らない男だ。
若い、
ひどく痩せた男。
クラスの誰かの彼氏だろうか?。
男はあたしに気が付くと、
声を掛けて ....
午後からは雨なので、
傘を持っては出掛けなかった。
昼食の蕎麦屋から出ると、
案の定、
雨が降り出した。

色取り取りの傘が、
街に花開く。
わたしは蔓 ....
夫の背中には口がある。
だから夫は、
背中を向いて、
わたしにしゃべる。

夫の丸い背中はいつも白いワイシャツに包まれている。
背中は、
わたしがご飯です ....
一。



どんな関係なのと、
訊かれたことがある。
からだの関係です。
そう答えると、
相手は押し黙ったっきり、
何も言わず、
泣いてしまった。
 ....
ぼくは早くおとなになりたい。
でも、
パパみたいなおとなにはなりたくない。
パパはわるいおとなの子。
ぼくはよい子のおとなになりたい。
だから、
なんでも食 ....
一方的な騒がしい工事の後、
ようやく、
今夜の男は達した。
イケコのすごいおちんちんの男は、
結局のところ、
工事の手際の悪い、
クリトリスの舐め方もろくに知 ....
鼻を打つといつも、
はながみさまがやって来る。
はながみさまは襤褸を着て手に薄紙を持っていて、
薄紙はごわごわの紙とぬわぬわの紙のふたつで、
わたしは何故かいつ ....
「まだできないの?。」
と訊かれたので、
「まだです。」
と答えると、
きみは、
すたすたと怪人の手を引いて出て行った。

それから。
ぼくはずっと、
 ....
おちんちんが歩いていた。

ここは、
公衆の面前なので、
さすがにそれはないだろうと、
ひとこと注意すると。
「みんなやってますよぉ。」
と返された。
 ....
目を覚ますと、
おちんちんがなくなっていた。
びっくりして鏡の前で確かめると、
やっぱりおちんちんがなかった。
おちんちんの代わりに、
林檎の芯のようなものが ....
わたしは朝に満たされる。
熱く火照ったわたしは、
彼を待っている。
彼は引き寄せ、
唇を付ける。
彼の唇は巧みにそこを避け、
わたしを甘く、
咬む。
わ ....
恋圧上昇高恋圧つらい恋には涙で憐分調整。



恋肝瓶詰め塩漬け涙で味付けしょっぱい失恋ちょっぴりね。




遠恋恋々年々えーんえーん未練三年練るば ....
恋月 ぴのさんのPULL.さんおすすめリスト(206)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「_空白、の。_」- PULL.自由詩4*08-9-13
「_視界スカイ。_」- PULL.短歌1+*08-8-9
「_エレキテル彼女。_」- PULL.短歌6*08-3-25
「_特に意味もないのに何でこーんなに阿呆なんやろかと小考察。 ...- PULL.短歌1*08-1-25
「_ディセンバー・ステップス。_」- PULL.短歌4*07-12-1
「_阿呆に想う。_」- PULL.自由詩6*07-11-26
「_ふかづめ。_」- PULL.自由詩9*07-11-9
「_あなたの中の、わたし。_」- PULL.自由詩20*07-11-1
「_ゆル。_」- PULL.自由詩14*07-9-13
「_瞼の向こうはいつも雨。_」- PULL.短歌5*07-8-29
「_殺夏。_」- PULL.自由詩3*07-8-24
「_ナツメ。_」- PULL.自由詩2*07-8-15
「_へびかゑる。_」- PULL.自由詩4*07-8-9
「_すいっちのふいっち。_」- PULL.短歌3*07-8-8
「_笑っていた。_」- PULL.自由詩3*07-8-6
「_とまどうペンギンどもよ今すぐ羽ばたきあたしに続け!。_」- PULL.自由詩6*07-7-28
「_さんさん、さん。_」- PULL.自由詩5*07-7-23
「_ムーミームー。_」- PULL.自由詩15*07-6-21
「_教室。_」- PULL.自由詩10*07-6-16
「_午後は雨。_」- PULL.自由詩13*07-6-13
「_夫の背中。_」- PULL.自由詩4*07-6-11
「_人魚の涙。_」- PULL.自由詩13+*07-5-26
「_よいこのすききらい。_」- PULL.自由詩4*07-5-22
「_おちんちんはいらない。_」- PULL.自由詩2*07-5-20
「_はながみさま。_」- PULL.自由詩7*07-5-1
「_まあだだよ。_」- PULL.自由詩7*07-4-30
「_みんなおちんちん。_」- PULL.自由詩6*07-4-27
「_ぼくはおちんちん。_」- PULL.自由詩9*07-4-25
「_満たされて、_」- PULL.自由詩6*07-4-22
「_しょっぱい恋々。_」- PULL.短歌4*07-4-21

Home 次へ
1 2 3 4 5 6 7 
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する