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詩、書いちゃってる?
言葉、続く、君の先へ
笑えばーーー人が笑うと思うよ
君は、笑わないだろうけど
人間性失った、人じゃなくなる
そう言って威嚇した人、皆死んだ
....
真理は正に沈黙する事によって語られる、と
ウィトゲンシュタインは「論考」で私に教えてくれた
今、私達のしている事は絶えず言葉を吐く事によって
世界を分節化していく事
そうしてい ....
私が死ぬ時
あなたは側にいない
あなたが死ぬ時
私は側にいない
あなたが一人の時
私は大勢の仲間と
実に楽しそうにしているかもしれない
そして ....
一つの詩が書かれる為に
ただ、そのためだけにこの世界はあった
病んだ男ーーーパスカルが
よろめいて食卓にもたれかかりながら
この宇宙を思考する時、その時だけ
....
神が自然を造る時のように
詩人は芸術作品を造るべきである
彼の目にはもはや覆われているものは何一つなく
彼自身の力によって、悪も善も全て
作品を形作る為の一つの形象 ....
私とは閉じられた一冊の書物である
誰にも隅の隅まで読まれてしまい
そうして、飽きられて部屋の隅に放り出された
そんな書物である
私は・・・私の中の物語が人々にとって
一体 ....
私は何も書く事はできない
・・・おそらく書くべき真理も事実も教説も
全てこの二千年ほどの間に書かれてしまったのだ
・・・なのに、私は何故、書くのだろう
どんなポエジ ....
私に語る言葉はなく
だから、世界は私には不透明だ
どんな、言葉も何がしかの意味を持つので
私は私の言葉を沈黙させたい
そして、それはピアノのキーのように
誰かが叩 ....
詩人が詩を書けば
そこには一つの表現が生まれる
余人はそれを見て
そこに何か、美しいものの根拠があるような
錯覚をするが・・・それは間違いだ
詩人が知っているのは僕達に与 ....
時が笑い
私も笑う
子供達が泣き
大人達も泣く
知らず知らず、私達は
「笑う」事を忘れている
お笑い芸人の一発ギャグで顔をほころばせ
会社と家族では怖い顔
....
私達は過ぎ去っていく
時の流れと共に砂塵の一粒と同様に
全てはあの星の明滅のようにゆるやかに来ては流れ去る
もちろん、「今」という時だけを全てと考え
享楽と無為 ....
僕は要約されたさまざまものを
毎日のように読む
どこかの他人の人生のエピソードや
海外の生き別れた子供達のエピソード
政治家のインチキとかその正しさについて ....
「正常であるのをやめろ」と、昔
トーキング・ヘッズというバンドが歌った
正常な奴らの正常な倫理
1足す1は3の理屈・・・・・何故なら、その方が自分達にとって都合がいいから
そん ....
生きる希望もなければ
死ぬ絶望もない
絶望と希望を剥奪された男は
一体、どんな言葉を綴るのか
気になるなら、君は窓の外を見たまえ
そこに歩いているごく平凡そうな暗い顔の男 ....
沈黙は木のようにそこにある
人が美に感動した時
恋に心奪われた時
どうして、言葉が介入する余地があろうか
沈黙ができなければ
その空白は饒舌で埋める他ない
....
僕の目の前に
ゴッホの「カラスのいる麦畑」の絵がある
それはまるで子供の描いた絵のように僕の前に掛かっているが
それは同時に子供には決して描けないものも含んでいる
....
沈黙する為に
僕は詩を書いている
一本の草木となる為に
僕は詩を書いている
自分という存在を忘れる為に
僕は詩を書いている
そして、書いた詩はすぐに忘 ....
知っていますか?
あなたの手の温もりを
それは、温かいのですよ
北極の氷よりは、少し
知っていますか?
僕の名前を
僕の名前は「noname」といいます
....
雨が降っていると
みんなは傘を差した
だからって、雨は傘を憎んだりはしない
雨はただ、降っているだけ
忙しいサラリーマンはタクシーを降りると
天を見て ....
目的へと向かって歩く僕らの足を
美しい夕日がつと、止めた
目的へと向かって歩く僕らの足を
美しい音楽がつと、止めた
目的へと向かって歩く僕らの足を
美しい君がつと、止めた ....
音楽こそが私の魂
流麗で豊穣で流れ、そして鼓動するものこそが
魂だというのなら
音楽こそが私の体
肉体的で官能的でいて、それでいて少しもエロスを感じさせない
そんなものが ....
君が何も愛さないなら
君は何からも愛されないだろう
君が世界を笑うなら
君は世界から笑われるだろう
君が花を踏みつけるなら
その花の痕は永遠に君の足裏に残るだろう
....
死ぬのを拒否すること
生きながら死ぬのを
拒否すること
おかしを食べること
あなたを想うこと
様々なものに出会い、感じ
そして何かを表現すること
生きながら死んでいる亡者達を
拒否する ....
明るく朗らかに
生きようではないか
内に辛酸の限りを舐めた
本物の痛みを抱いて
明るく朗らかに
笑ってやろうではないか
それで偽物の明るさを
ぶっ飛ばしてやろうではないか
明る ....
否定と廃頽の中
私は肯定のあなたに出会った
あなたは無数の「ノー」をいとも簡単に
「イエス」へと捻じ曲げる
あなた自身がたった一歩、前に進む事によって
私はここに存在している
どんな時も
あなたが頁をめくれば
私はここに存在している
あなたが笑っている時もあなたが泣いている時も
私は笑っているあなたを泣いているあなたをここから見ている
....
夏、
空に近づく
心の中で緩やかに
時は流れる
相対性理論の誤ちに気付いた後
人は再び原子爆弾を落とす
それは宇宙から見れば
小さなかわいい線香花火 だから僕は
宇宙に ....
音楽が僕達を奏でる
詩人が世界を創造し
画家が世界を色づけし
僕達の意志が宇宙を膨張させる
科学はよくできた物差しにすぎない
だが、その物差しもまた
世界の拡張に一役買っているのだが
人 ....
あらゆる言葉が難解な象形文字である時
私は私の言葉達を塞ぐ
私の言葉が流れ出ないように
そして外部の言葉をせき止め
私は少数の過去からの語り人達の
誰よりも沈黙を願った言葉達を採り入れる
....
夏という透明な雫
空の匂いーーー光の中で
あなたはいた
少女は往年の片時を忘れず
中年は幼時の微笑みを忘れて
時は進む
「ガラスは砕かれた玻璃の名残りだ」と
誰かが言う
その言葉は乾い ....
ただのみきやさんのyamadahifumiさんおすすめリスト
(74)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
そうでしょ?
-
yamadahifumi
自由詩
1
15-3-11
アディオス、神様
-
yamadahifumi
自由詩
1*
15-3-1
『私』と『あなた』
-
yamadahifumi
自由詩
3
14-2-7
私達は
-
yamadahifumi
自由詩
6
14-1-7
クズ詩人の詩論
-
yamadahifumi
自由詩
2
13-12-5
書物の告白
-
yamadahifumi
自由詩
6
13-8-29
『私』の存在不証明としての詩
-
yamadahifumi
自由詩
4
13-8-23
言葉
-
yamadahifumi
自由詩
3
13-8-22
_詩はやがて、現実の一部になる
-
yamadahifumi
自由詩
9*
13-6-11
私の本物の表情
-
yamadahifumi
自由詩
3
13-6-5
時の中の表現
-
yamadahifumi
自由詩
2
13-5-24
要約
-
yamadahifumi
自由詩
5
13-5-16
炎上する君
-
yamadahifumi
自由詩
3
13-5-10
君は詩人を見た事があるか
-
yamadahifumi
自由詩
2
13-3-29
沈黙と言葉
-
yamadahifumi
自由詩
3
13-2-22
__ゴッホ_「カラスのいる麦畑」
-
yamadahifumi
自由詩
2
13-2-16
詩を書くという事
-
yamadahifumi
自由詩
2+
13-2-10
知っていますか?
-
yamadahifumi
自由詩
1
13-2-4
2013年の雨
-
yamadahifumi
自由詩
3
13-2-4
屈伸運動
-
yamadahifumi
自由詩
2
13-1-11
音楽の世界
-
yamadahifumi
自由詩
3
13-1-1
育てる花
-
yamadahifumi
自由詩
1
12-8-5
生きること
-
yamadahifumi
自由詩
3
12-8-3
明るく朗らかに
-
yamadahifumi
自由詩
1
12-8-3
肯定のあなた
-
yamadahifumi
自由詩
4
12-7-28
一陣の風
-
yamadahifumi
自由詩
7
12-7-26
夏は振り返らない
-
yamadahifumi
自由詩
2
12-7-20
スペース
-
yamadahifumi
自由詩
5
12-7-18
私の世界の中の私
-
yamadahifumi
自由詩
8
12-7-12
夏の匂い
-
yamadahifumi
自由詩
6
12-7-9
1
2
3
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