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さようなら
静かに落下してゆく
少し前までのわたし
頑張りましたの
はんこを押されもせず
1日が終わってしまう
ねむたいと
感じることを忘れてから
そんな儀式を繰り返して ....
下を向いて歩いていたら
電柱にぶつかった
下を向いていたのだから、あたりまえだ
ぶつかったところを触ったら
赤い血が指先についた
ひどくぶつかったのだから
血が出ても、あ ....
ごぅひゅう ごぅひゅう
街路樹を大きくゆらしている
これはみなみかぜ
天気予報のおねぇさんが言ってたことは
なんだか理科っぽい説明でつまらない
空の気まぐれ地球のため息
季節外 ....
{引用=ただ
青いだけじゃなかった
あの頃の空に心は
どこまでも焦がれていて
その日差しよりもはるかに
まぶしく映っていた
誰だって一日空を見上げない日はあるって
あなたはやっぱ ....
そしてこうしている間にも
つづられる一日のわずかを呼吸して
たとえば
「なのでした」という過去や
「なのです」といういまや
「なのでしょう」という未来に
静かに耳を傾けて
どうし ....
建築現場の鉄骨が
空の重さに耐えている
(昼下がり)
子供たちがホースの水で虹をつくる
二階のベランダから身をのりだす猫
視線の先には鳥が羽をやすめている
建築現場では低いうな ....
砂漠に蒔かれた種たちは
けして芽吹くことはないと
それは誰にもわからない
渇ききった大地に
足りないものはなんだろうか
水だろうか
水を与える人なのだろうか
雨を降らせる雲なのだ ....
昨日のわたしを丁寧に埋葬する
それはやはりひとつの儀式として
今のわたしの内側には
そうやって埋葬されたいくつもの棺が
記憶と名付けられて並べられているのだ
さようなら、昨日や、あの ....
まだ五月
夏とよぶにはまだはやい
いったい何がはやいのだろうか
汗をながした数なのだろうか
暦の数字のことなのだろうか
はやる気持ちの焦りだろうか
けれどもう
それはもうそこ ....
貧しいひとの手はなぜか淋しいかたちをしていて
貧しいひとの目はいつも悲しい言葉をさがしています
(本当はとてもきれいなものを求めているのに)
そう、
雪降る夜の冷たさは震える指を動かし ....
ただのみきやさんのベンジャミンさんおすすめリスト
(10)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
きのうの自分
-
ベンジャ ...
自由詩
10*
19-7-14
「あたりまえの、その先に」
-
ベンジャ ...
自由詩
8*
14-4-4
「みなみかぜ」
-
ベンジャ ...
自由詩
3
13-2-2
「夏空」
-
ベンジャ ...
自由詩
5*
12-9-27
「日はまたつづられる」
-
ベンジャ ...
自由詩
3
12-8-1
「完成しない、今」
-
ベンジャ ...
自由詩
10
12-6-21
「砂漠に蒔かれた種たちは」
-
ベンジャ ...
自由詩
3
12-6-4
「埋葬」
-
ベンジャ ...
自由詩
8
12-5-29
「おさない、夏」
-
ベンジャ ...
自由詩
6
12-5-17
「貧しいひと」_(青年詩片)
-
ベンジャ ...
自由詩
7
12-1-10
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