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うーん
飛べない
どてっ 

うーん
飛び上がれないよ
バタバタバタッ どてっ

羽根の生えた缶詰とは
ぼくのことです
どてっ

羽根は何のために
生えているのでしょう
わ ....
 日々が流れるように過ぎていく。
と言うよりも
ずるずるといろんなものを未解決のまま引きずりながら、
おしだされながら過ぎていく
という形容のほうが適切に感じる。

 定期的に憂 ....
遠い空間という名前の洞窟があります

近い空間という名前の肉体があります
詰め込めるだけ詰めてしまうと
当然パンクしてしまいます
なんでもかんでも入れたくなるのですが
入口があるのなら当然 ....
人間と人間の間で起こりうるものに
無限の可能性 
無限性の可能を感じた
わたしが何者であるかとか
彼女が何者であるとかはそれほど重要ではなくて
彼女との出会いを通して
わたしのなかに新 ....
今のわたしの生活にはぴんとこないの
あなたの言葉は

考える暇がないの
いそがしくて
目の前にあることで精一杯なの

愉快に私を笑わせて
考えることなんてこれ以上要らないのよ
今の ....
人生はめぐりあわせ
かたちあるものは必ずいつかはこわれてゆき
同時に精神の壁も崩落してしまわぬように
ぼくたちは両手首をコンクリートの中にぬりこめる
押し戻そうとしてもできっこないのに
 ....
もっと鼻が高けりゃ見れるんだがな
刑事に侮辱された女テロリスト
鼻に入れたつめものがもれだして
神経にさわりだす
爆裂弾へのみちころがっていく

生きるちからを奪うものを
恨みの純粋さを ....
人間って悲しいなあ

そういう現実をつくりだしてる自分

変わろうと思ってもそう簡単に変わらない
エゴの悪循環


あなたに出会い
ぼくはぼくの悲しみに出会った

悲しみよこんに ....
日当払うからスケッチさせて
と言いたくなる女に出会った
夜なべわらじ編みしながら女を想うとき
浮かんでくるのはパステル・クレヨン・石膏・CG
いろんな手段で空間から切り取られた
彼女の姿 ....
性欲の対象にするということは
そんなにおぞましいことでしょうか
あなたをいとおしむ気持ちが
口淫へと私を導き
ただあなたの精神が天の高みへと
達することだけを
祈っておりました。
そ ....
泳ぎにいこう

真夜中の海へ

知ってしまったきみ
何年も
物心ついたころから
その肩に背負いつづけ
世界が広がれば
重みもひろがり
いつしか
道にうつぶせに
たおれて ....
指し示す指が
ぶるぶる震える
なんでもない
ただ指をさしておしえるだけのことで
からだはこわばり
震動は腕を通って
指先へと伝っていく

なまのきみに近づいたら
ぼくの妄想の中に生き ....
まくらを抱きしめ
まぐわいのなか
きみを想うとき
ふわりと
ある種のエネルギーが
ぼくのなかで
かたちどる

妄想 
セックス
奪い取れ
のぞむままにことはすすみ
まくらの中に ....
帰るべき場所へ
たどりつくことはない
決して満たされることのないこころは
あてどなく
人生をさまよい
そのときどきの欲望を
甘いジュースで満たす
グラスの底に沈澱する
苦味の液体を
 ....
おそれることを知れ
十二年という
循環する
エネルギーの流れがある
十八才のあなたが
三十才になるとき
あなたの歴史に
なにひとつ
無駄なものは
なかったことを
知るだろう
魂が ....
雨があらいながしてくれる

空をかけめぐる

あんな想い

こんな想い

みんな

きみの足元へと

流れおち

小川となって

いつか

あの人の

小川とめ ....
なにも求めやしない
ぼくはだれのものでもなく
きみをただ愛する
ただの愛

もともとないものを
きみはうしなったというけれど
きずつきようのないものが
こわれてしまったときみはなげくけ ....
うるおいのある
くちびるを
舌なめずり
黒ふちどりの
うるんだ瞳を
ぼくにむけ
なぜか
因幡の白兎を連想
してしまう
きみの
なまなましさが
生のにくのにおいを
周囲にただよわ ....
人を愛するとき
それまでことばにしようのなかった
あなたの中の大切なことが
はじめて
ことばになる

じぶん以外の何者かに
なれと言われながら
生きている人生のはざまに
人は恋をし ....
能登半島いなかまち
まちの中心ながれるみそぎ川
昼間も夜間もあたりはガラガラで
ときどき橋ゆく背中が
シュールに映る

郊外店にぎやかなれど
夜になればまちなか赤提灯
海女が干物を炉端 ....
人生の喜び黄色い光

きみの情熱オレンジ色に輝き

青色の陰が君の頬を囲み

身体を包み込む緑色の光の輪


目を閉じて想像してごらん

まぶたを通して見えるゆらめく炎 ....
恋月 ぴのさんの七尾きよしさんおすすめリスト(21)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
羽根の生えた缶詰- 七尾きよ ...自由詩4*08-8-19
ずるずると日々- 七尾きよ ...自由詩2*08-7-21
洞窟のスケッチ- 七尾きよ ...未詩・独白6*07-1-8
ぼくらに必要なもの- 七尾きよ ...自由詩8*06-12-14
「いそがしくて暇がない」- 七尾きよ ...自由詩3*06-10-18
ちょっと一服しよう- 七尾きよ ...自由詩8*06-9-24
菅野須賀子を忘れない- 七尾きよ ...未詩・独白2+*06-9-4
人間って悲しいなあ- 七尾きよ ...自由詩4*06-8-10
妄想と現実の境界線- 七尾きよ ...自由詩8*06-8-6
夢は増殖する- 七尾きよ ...自由詩4*06-7-20
真夜中の海水浴- 七尾きよ ...自由詩4*06-7-18
腕が生えました- 七尾きよ ...自由詩3*06-7-12
きみは二人いる- 七尾きよ ...自由詩8*06-7-9
のそり- 七尾きよ ...自由詩5*06-7-6
おそれることを知れ- 七尾きよ ...自由詩6*06-7-2
想い川- 七尾きよ ...自由詩5*06-6-30
ピンボール- 七尾きよ ...自由詩6*06-6-29
なまなまなきみ- 七尾きよ ...自由詩7*06-6-28
愛の註釈- 七尾きよ ...自由詩3*06-6-27
詩人は七尾へ旅をする- 七尾きよ ...自由詩3*06-6-24
きみは七色- 七尾きよ ...自由詩1*06-1-16

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