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焼けつく夕日が焼けつく 脳裏を焼いて 焼き付く夕日
まぶしく夕日がまばたく まばらに赤く 火をまぶす
赤錆びて ブランコ 赤錆びて 回る子の鎖
うらぶれて倉庫の 何世紀 遠いどこそこに かぶ ....
霧が濃い夜だ洪水だ 月光浴をしよう
仲違いしたままの あの 友だちの雪像のこと考えよう
遠慮は要らない リップサービスは化粧室で落としてきて
誰も見ていない筈だ 何も見えてはいけない筈
偽史の ....
遠のいていく
まだ舟だとも言い切れぬままに
来た林に戻ろうか
踏ん張りたくなどありゃしない
じゃあこの壁にだ
打ちのめされていよう
ここら一帯の木は黒ちゃけて
叩くと気持ちの良い堅さ
....
海流から海流へ
乱気流へ乱気流に
暇にかまけて遠方へ まるでからかう 音離し
あー、幾億駒 燃えている とどめ置けぬほど 美しく
あー、幾億戸が 終えていく 放ぽり出せる事 疎ましく
....
狐につままれておもえらく
十中八九発作なのだが 今すぐ要所に駆け込めば
まだしもマシに収まるのだが 今ちょっと手が離せなくて
したい事溜まってる気がしてたのだが よく見ると業者に借りたでっち ....
給食を捨てに行く子ども
給食を捨てに行く子どもは
未だ今度の献立てを味わわず
未だ一度の懇切をも味わわず
暗い暗い罪の意識のもとから
辛い辛い組の知己のもとから
逃走を図る
逃走を憚る
....
運命の内臓を見る
と
小滑車・歯車の連なり 耳小突き気付く轟々と
群れなる輪の道 蓮コラやめて
排熱の汽車 暫時・潮と波飛沫
動転無影ゆたり来たり 掴めぬ具風立ち街重さ
塔の端から見えるの ....
<春>
森 火照る 密やかな音
一念に 揺れ縫わしむ声
夜更けを煌めくミサの歌
待つ{ルビ明日=あす}へ馳せろ
<夏>
{ルビむし=虫} {ルビふけ=頭垢} { ....
胸ポケットからボールペンが落ちた
8分の\108の鉤爪
割れ、不能になる
この荒野に立てる爪が
ガラスの脆さを表した
欠けて
散って
スローモーション
インク
{ルビ黒の彩= ....
延々と
延々と
泣いている者がいる
{ルビ人工=ジンコウ}の芝の{ルビ草原=クサハラ}や
{ルビ五十= イソ }の昔の{ルビ瓦家=カワラヤ}や
{ルビ使徒= シト }の躰の{ルビ石棺=セキカ ....
*一番
今強いか
今弱いか
正しいのか
卑しいのか
楽しいのか
苦しいのか
進んでいるか
落ちているか
見られていいか
誰も見ないか
隣の人は善人か
そのまた隣 ....
しっとりと触れた手が濡れるのは初めてではないと思い、
しっとりと崩れた顔中は歌を唄い始めるのだと唄歌い。
僕は僕たちは人形なので、
....
ひとつ、仮面の男は追いはぎだ
あなたが逃げれば追いかける
果てまで追いきりゃ皮をはぐ顔をはぐ
耐えぬいたなら次は蒼
ふたつ、片手の女は招き屋だ
あなたと話せばまた一人
骨まで愛でらりゃ ....
いっぱいいるよ
いっぱいいるよ
詩の鬼 鬼の国
がらくたに名前をつけては
風景をつくるよ
波打って広がる
きりがない 霧しか ....
ただのみきやさんのなけま、たへるよんう゛くをさんおすすめリスト
(14)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
赤
-
なけま、 ...
自由詩
5
23-8-23
汽水域
-
なけま、 ...
自由詩
2
18-7-11
無い浜
-
なけま、 ...
自由詩
3
16-4-12
こちら吼えいる
-
なけま、 ...
自由詩
2
16-1-30
発作
-
なけま、 ...
自由詩
1*
15-12-6
高架橋之下
-
なけま、 ...
自由詩
4
15-11-10
車座の星々へ続く日の道筋
-
なけま、 ...
自由詩
1
15-7-5
四季式四十六音詩
-
なけま、 ...
自由詩
2
14-11-22
どろみ黒色
-
なけま、 ...
自由詩
2
14-9-6
ツーユー・ビート
-
なけま、 ...
自由詩
2
14-6-8
何もわからないのうた
-
なけま、 ...
自由詩
1*
14-3-29
人形劇を見たいと痛みを着、行ょ銀に
-
なけま、 ...
自由詩
3*
14-3-4
<信号出来正解>
-
なけま、 ...
自由詩
1+*
14-3-3
野に鬼の国
-
なけま、 ...
自由詩
1
14-1-11
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