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確かではない静寂に
ぼくらは包囲されている
心配することはない
ナイフはある
鋭利ではないが

脆弱な肉体でもかま(わ)ないたくましいたましいがあれば

あたりまえにすべき ....
気をつけてねって云われて火をつけてしまったぼくらはどんな色も内包することができない孤独な白であるところのたてしまという島へ行ったらしまうまになってしまった はじまりのまりを蹴りました。誰も傷つかないよう、わたしがきみをよびよせるたび、わたしは嘘つきになって、きみがきみのいるところだけが透明になってゆく。テトラポッドは波しぶきをくい止めて。非常口のひか .... 夜更けのキッチンの窓辺に置いてあるクロッカスの白いふさふさな根っこが揺れた

ボイルしていたエビが跳ねた

ハードボイルドな銃声に

星もわたしもたじろがない

それはフィクシ ....
せつなこと分解してことのはよむ永遠のきみの首をどうにかしてしまいたいぼくは、水彩が部屋から逃げて冬めいた色のなまえをかってにつけるきみを階段から突き落とすしかなくて、きみは笑いながら泣いている .... うまれた、てのぬけがら

まれにうまれたてだから

とりせつはやさしく
ありのままをみせる蟻はいないけど、わたしたちはあるがままに暮らす人だったので、ゴシック体でゴシップ斜め微笑み返しでお互いの口の中へウィスキーボンボンを放り込み、舌べらで潰しあった。薄っぺらな唇を噛んで .... さんずいと林の狭間をうろつきながらハンドルを握っていると
「もうすぐひがくれます。ライトをつけませんか?」
壊れたはずのナビがしゃべる無機質な声に、さんずいのよこで立ちくずれそうになった。
┌−−−−−┐
|ねこここね|
|このこのこ|
|ここはここ|
|こねこねこ|
|ねこここね|
└−−−−−┘

ねこだましはできても、ねこだましいは、ねこのこねがないと持つことができないようです ....
そらみみさまのみみはききちがいのみみ

空気踊るくらいあつくなつく夏の夜
ジャンキー頭は
つぎはぎだらけのだらけたことばばっかり
思い浮かんで
へらず口あきれるくらい
生ぬるい唇ふやけて ....
ひとめたちどまり

ふためあいゆき

ふたりっきり

ことたりて

えんえん/なかない

えいえん/かない

えんえい/てつなぎ泳ぐ


わたしたち、完璧でないことの楕円のプールを
ウハって

穴をのぞいて

エって

みあげたら空
ねこのまねした石をみつけて

いしのまねして
ねころんで

こかげからとかげがでてきて
たんかきって

マッチすって
ランプこすって
さっぱり
魔法はさびてて

そうだ
ソーダ
のもう
どうぞ、おきにめすまま、とおりすぎてください。

ふたこぶラクダには好かれたく、ありません。

砂漠をすらすらあるいて、Oasisをみつけたら、カプチーノをひとつ注文しましょう。

棒はいっぽん。

 ....
裏庭にブリキのバケツをひっくり返して、置いておきました。

6月を迎え入れる準備です。

糸雨は
すまして
朝、早く
音もなく
いらっしゃるらしく

そんなおとずれ、ゆるしません。

あしあとをリ ....
あわてたきのうを

やんわり

あわだてる

うらうちスカのリズムでね

ちいさな木のきりかぶらに行ってごらん

こねこのケーキ屋があるから

茶いろのマントをぬがしてくれる
冷たい牛乳にガムシロップたっぷりいれて飲みたくなるような夜は、猫と描と字が似てるから、よくみ(ま)ちがえる。猫しか描かない絵描きは、ねこかき。いぬかきで泳ぐ。 黒いマントばかり羽織っていていいのかしらん。アイルランドの空みたいくるくるう天気に傘はいらないと思ったからなのですが。月曜日のうすら寒い朝には必ず道にサザエさんの頭が落ちていますし、ワカメSoupにい .... 本がサンドウィッチされた日本語を
シャンプーリンスして
バスタブー跨いで
くばるいばる
うすきみわるいとりこは
わたしを吸収合併した
いぶりだされ
むしりとられ
なめられた
計算低いわたしの皮 フた ....
ただのみきやさんの阿ト理恵さんおすすめリスト(19)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
サイレントジャック_ - 阿ト理恵自由詩7*15-10-9
よこしまなきみとさかしまなぼく - 阿ト理恵自由詩8*15-2-2
A_DOG_DAY - 阿ト理恵自由詩12*15-1-28
重星のこすれる音 - 阿ト理恵自由詩8*14-12-9
きみのすべてよ応答せよ_ - 阿ト理恵自由詩7*14-11-2
うまれたてのぬけがら- 阿ト理恵自由詩12*14-8-5
WORD+L=WORLD - 阿ト理恵自由詩19*13-9-9
夏が終わる、それは、不意打ち - 阿ト理恵自由詩6*13-9-9
ぐるりと猫こねくりまわしてみたねコネクション_ - 阿ト理恵自由詩17*13-8-31
そらみみさま- 阿ト理恵自由詩613-8-17
泳ぐ_ - 阿ト理恵自由詩5*13-8-3
カロやかに加えるように文字をかいてみる_ - 阿ト理恵自由詩11*13-6-26
きみとはねむるまえにおもいうかべることがおなじだった - 阿ト理恵自由詩9*13-6-24
へそ曲がり角の電信柱から角がみえ隠れしていますが - 阿ト理恵自由詩8*13-6-13
つゆの音もだち - 阿ト理恵自由詩10*13-5-31
ル・シャトンのこと_ - 阿ト理恵自由詩5*13-5-27
じゃれ・あ・ら・Mode- 阿ト理恵自由詩6*13-5-22
確かに、春は- 阿ト理恵自由詩8*13-4-26
とりこ- 阿ト理恵自由詩7*12-6-29

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