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人生のかなり始めの方から
数字とは折り合いが悪かった
なかなか「ひとつ」から「とお」までが言えなかった
私の脳みそは数学に辿りつくことはなく
小学生の算数の始め
特に九九でつまずいて
今だ　.... 星が光っている
遠い時間と距離を走り
今日のこの場所の
この瞬間の
私に届いて
またその先の
いったいどこまで
行くのだろう

私は一日の仕事や
とりとめのない煩いで
頭の中を言　.... 華やかな目眩をください
目の奥が乾いてしかたありません
琥珀色の夢で私を濡らして
星は見えなくても
月が出てなくても
そんなのどうでもいいではありませんか

目線を合わせて隣同士
手を　.... 星の夜には
投網を打って
散らばった小さな傷を
呼び戻そう

触れ合えば侵しあう
優しい温もりも
潮のように沁みて
刻んだり
刻まれたりしながら
私たちは生きてる

甘く心を鈍　.... 薄紫色の波紋で充ちる夕暮れ
うつむく甘い風の香り
きらり 遠くに灯り始める 光の粒
あめ玉のように 宝石のように
水の音は縒（よ）り合わされて舞い立ち
鳥は世界をひるがえす

今 胸から　....

ただのみきやさんのaidaさんおすすめリスト（5）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
九九と私と	- aida	自由詩	3*	14-2-20
星を見上げて	- aida	自由詩	2*	14-2-20
鬼ごっこ	- aida	自由詩	1	14-2-19
夜と朝	- aida	自由詩	4*	14-2-16
花と風	- aida	自由詩	4*	14-2-8

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