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今日は土曜日だということで
ぼんやりと近くの河原に出かけた
ニュースでは
お台場特集でみなとみらいはとてもにぎわっていた

土手に上がると一面に白く
河原 広がった
中学生が必死でランニ ....
東京の空は曇る
でも今日は土曜日、誰だって浮かれ気分の土曜日だ
秋葉原、歩行者天国
アメ横上野も大賑わい

僕は岸へやってきた
河原の向こうに街を見つめる
そんな気がする
誰も岸にはい ....
ひどい虚しさへ向かって流れていく通り
コーナーはグラスで緑に輝き
液晶テレビのスタジアムは
辺りで沸き立つ季節を問うように

選手たちがスタジアムに吹きすさんでいた
半袖に北風を眺めている ....
白い雲に
一つ一つの宿る姿が
新しい場所へ
芽吹く命を思う
種は舞っていくのだと

真っすぐに自転車を走らせると
古代の流れを殻に思い起こされ
心を鳥たちとともに
姿を見つめたまま立 ....
後ろの出口へ運んでいく
高速が上から下へと弧をなした
路の右へ左へドライバーは
トラックでは何もしゃべらない

言い出された料金の違いについて
時を車に変えながら
日雇いの人が座っている ....
電車の窓に映る姿
流れる瞳や鼻に心の形を委ねていた
地下鉄は暗いので
ガラスに特によく見て取れる

プシュっと、
扉が開く度に
人が出ていくヘッドフォン

つり革につかまる自分の前の ....
来年へ雨の中を歩いている
機械の色々から
気力の音へ雨に聞かされながら
冬のゆがんだ街は進んでいく

その平面の体にああ
イカは噛んだんだ
吸盤だったがニューヨークを感じた
自然を潰し ....
ー1ー

今日僕は、
走り出されそうになるけれど 僕は
手のこの中に、ないのかもと あー
いることにー だがー 吹かれ、たー

ー生きる風の
昨日にされた、君へ
人の
色自身である ....
絶対に、やめるのならば「ミカン玉」だろうな
だが「リンゴ玉」だからやめた!方向ではなく、前にそう、したくなくて
イカリングフライを食して
そのことに溶けていく嘔吐に未来、なのか?

他人が、 ....
どこすか
どこ酢
どこでしょう…

君に送っていたメール
そのたびに君は、答えてくれていた

どこすノ
どこへ
いづこに、と

メールを送る度に
君からのレスポンスはすぐに ....
炎の浮かんでいる体を知らされていく

ナマコへ君が体の空へ
昔として自分を泳いでいく
希望に果てしなく知っていく
僕へ体は君へ

けれど闇に
しゅわしゅわとしたようになっていく
 ....
僕はもうなく
あるものへ もう
なにも夜にすらならない
姿へうかべようとも

かちどき橋が
ベージュのカーテンを手に
中に見つめていく僕は
遠くへ北海道を見る昼の窓に閉じ

歯 ....
イヤホンから流れるミスターチルドレン
歩いていた
僕にはアイポッド
僕はなんにもないカバン

目黒川は流れていく
僕を拒んだ事務所
街 五反田に
娼婦の出入りする隣

縛ることに
 ....
夜の工業地帯を歩いていく
いくつもの照明の光とその
いくつもの色とで 僕はぼんやりと
何もかもを失っていくような気がした

うなづいていた
友人の会社が最近倒産したらしく
顔を合わせない ....
朝の窓へ果てしなく
警告ランプが続いていく
ぼやっと灯ると川が広がりネズミ色に流れる
ただよう木々にラインの空を

僕は登山者だ 開かれる
アスファルトに 僕は 
通り抜けていくそして  ....
ビャーっと貫く夜の 闇の中へ懐中電灯
透明にすかしたラインを スイベルに通し
リールをガチリと巻き取ると ふっと一息
でも足を立て 振ったロッドで もう一投

光が差し
床を やがて1 ....
枝葉に風が吹いていた
茶や薄緑に、カサカサ、ゆらめく葉たち
今日で休みも終わりか…

小さく霞んだ町が 青や 白や
黄やデニーズを散らばせ びゅうびゅうと吹く
あそこは、あたたかいんだろう ....
昼 僕は文字を書く
ふわり 机に語を浮かべては
僕が やっと詩を書けたかのように笑ってた
書けず 眠っていく宙のペン

二人は歩くノートに
会った人たちに 風に流れていく でも
一つ ....
(?)カラス

年末セールの字に
僕は目となり 毛皮へと歩くのでした
行き交う人々
電車の揺れは 暖かそうな
コート コートニーたち
カラスが裏側

があがあ

黒く
スピーカ ....
プラスチックは
つながれておらず 長らく
鳴っていない ほこりをこぶった
寂しい電話機

ああ
最寄り駅から自転車なので
帰るのは大変だろう

汚らしいが 清く
縁に茶色が残ってい ....
わたしはタクシードライバーだから
金曜日の夜は大忙しだ
居酒屋からラブホテルまで体を送り
今度はラブホテルから自宅まで
同じ体を運びこまされなければならない

彼らが出ていっている間
わ ....
そばにいつも近く
あるものは何だろうかと
声に向かう
手の内に知りたい

たどるほどに温もりを帯び
そしてやがて熱と冷たさ
熱さと熱 温もりに
全体が早まっていく
十字の開いた二本と ....
肌を滑りながらも胸を揉み 肩へ行く
次は踊る髪を捕えようとしたがパサと散らばった
耳奥から伝い散らばっている 髪とはこのようなものなのか
あるものが短いからではない これは異性だけが持つしなり
 ....
負けた僕は通りを行く
のろのろと だけど進んではいた
歩いているんだ…
消えかけたヤツの瞳がまた見え隠れしている

どんな疲れた体でも
子供の笑顔 思い出しては
晴れ
手足となって歩い ....
死んでいない
だけど生きてはいない
君は生きていないのだろう
だけど死体ではない 僕ではない、君は
街の中 過ぎゆく笑顔の中の一つだろう

ちがう死んでいるじゃないか
呼吸はどこだ 笑い ....
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タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ディズニー耳- K.SATO自由詩2*09-4-4
- K.SATO自由詩409-3-28
女に香られ- K.SATO自由詩109-3-21
たんぽぽよ- K.SATO自由詩109-3-15
入り口へ- K.SATO自由詩209-3-7
プシュっと- K.SATO自由詩409-3-4
うどん- K.SATO自由詩2*09-2-27
いつも僕はパンチする君が怖いんだ。- K.SATO自由詩1*09-2-22
ピコピコするかい- K.SATO自由詩2*09-2-18
どこ- K.SATO自由詩109-2-8
習字- K.SATO自由詩209-1-31
君の夢- K.SATO自由詩209-1-24
4月- K.SATO自由詩609-1-16
- K.SATO自由詩309-1-8
歩く- K.SATO自由詩209-1-5
釣り- K.SATO自由詩409-1-1
ドライブインの上から- K.SATO自由詩308-12-30
よだれ- K.SATO自由詩408-12-20
今年もユニクロ- K.SATO自由詩508-12-13
18時への旅- K.SATO自由詩2*08-12-5
タクシードライバー- K.SATO自由詩6*08-11-15
メロディー- K.SATO自由詩3*08-11-9
マリ- K.SATO自由詩1*08-11-6
ボクサー- K.SATO自由詩1*08-11-3
_- K.SATO自由詩3*08-9-7

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