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考えている。
ずっと考えている。



毛羽立った毛布抱きしめながら、必死に考えている。
カーテンの向こうには相変わらず冷たく笑う月がいて
冷やかに優しげに私に手を伸ばしている。

 ....
空が綺麗だと言って振り仰いだ空に
その月は一層綺麗に映えていて
あまりに優しく照らすものだから
あの月も私を見つめているのだと
思い違いをしていた

手を伸ばせば抱きしめ ....
雨だか雪だかが降ってて

でも、そんなことどうでも良かったんだ。


流れる音も聴こえない。
触れることもできない。
冷たいとすら思えなくなって、
もうなんか、降ってるのが雨だろう ....
逃げる 逃げる
追いつかれないように 脚を追いかける


逃げる 逃げる
追いつかれませんように と 祈りながら


追いかける 追いかける 逃げるように 追いかける
 ....
融けきらぬわたあめが喉にひっかかる
飲み下そうと、水を流し込む。

前に進もうと両腕をかくと
ふわり 
纏わりつく。

わたあめの湖はどこまでも続くようで
いくら水が流れ込 ....
よんほんの腕を持つ僕らは


唇を交わし
鼻先をくっつけ
目を覗き込み
頬を摺り寄せ





よんほんの脚を持つ僕らは


遠い昔には
どこかで融けあっていた ....
ざぁざぁ。

でも私の心は雨じゃないです。

でもいっそ雨に打たれたいの、ね。

ざぁざぁ。

ざぁ ザー …


嗚呼 溢れ出そう
全部ながしてくれるんですか ....
聖なる夜には
あの家族の幸せを祈ろう


聖なる夜には
あの子供の幸せを祈ろう


聖なる夜には

あのひとたちの幸せを祈ろう



あの人の笑顔を思い浮かべよ ....
目が覚める。

寒い

防寒着は質の悪い毛布と化していた。

見たくもないものを見てしまうのはただの好奇心によるものか。

得られるはずのない温もりを、質の悪い毛布に求めて、私 ....
御覧、世界は暖かくて眩いのだ。
そう言って君が白い手を差し伸べた。


ひやりと気持ち良い 泥の中
暖かな光は 当てないでくれないか
泥が乾いてしまうだろ
ああ、マリア
なぜ こんなに ....
 進まなきゃ。
 さあ、あと一歩。もう一歩。
 けど
 見慣れた景色がそこにあるから
 ただの一歩が踏み出せない。

 なんて
 
 ホントは とっくの昔に消えちまってたんだろう ....
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