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笑顔で隠して
本音は言えなくて
でも

いつの間にかにじみ出る
私の心がじわじわと
首を締め付けて息が出来なくて

一人でもがいて倒れても

手はくうを切って気がつく

私は一 ....
日が傾いてもまだ 蝉はしゃらしゃらと音を立て
光が体を包み込むと 心から影が染み出してゆく

夏が終わるねと
手をとり母子は歩いてゆく

私は一人 日傘を閉じて
空気を体に取り込んで
 ....
聞こえなくなっちゃった右の耳が
ざわざわ きーきーしてた
右の耳が聞こえるって
私の声がしゅわしゅわと
サイダーみたいに溢れ出て
あなたの周りを包み込む

ありがと

神様がいた ....
体が鉛のよう 心に少しずつ重い時間がのしかかる
それでも
貴方と一緒に働いて 共に時間を過ごすことが
一番幸せなのです

心の中のちくりとした感覚は
貴方には幸せな家族がいるからでしょう
 ....
深い底に揺れる魚
泡に守られ音も遮り
悲しい夢は見ないのと
とっぷり沈んで眠りについて

真珠に珊瑚にキラキラと
底に輝く宝石の中
涙だけが浮き上がり
日の光を反射する

全て忘れ ....
 私は暖かいものを壊さないように両手で被せて運ぶ
 涙と心と光と影と全部が混ざってできたもの
 貴方と離れた笑って泣いた 途方にくれて空をみた
 次の日貴方は両手で私を包んで震えて
 離れる事 ....
 多い茂る木々に
 心地よい風
 私は今でも穏やかに生きています
 
 貴方の優しさは
 
 私を突き放すことでした

 本当に愛するということは

 一緒にいることではないと
 ....
心の漣は大きく
時に大きなうねりとなって、私に押し寄せる
弾き飛ばされると思うと私を飲み込み
うねりは更に大きく他人へと覆いかぶさる

運命というのであれば
信じよというのであれば

 ....
もし説明してくれなかったら
もう続けられない

もしここに貴方がいたら
少しは楽になるのかな

もしこの不安が解消されたら
いつまでもどこまでもついていくのに

もしこの苦しさがなく ....
ふにゃっとした感触の
ゼリーのようなその不安
つるりとむにゅりと飲み込むの
飲みすぎなんだと笑うけど
ずっと消化されなくて
胃もたれ起こして体もふにゃり
何もわからず なにもできず
でも ....
葡萄酒は
私の体内を駆け巡り
ふらふらと歩き出し
くらくらと眩暈を覚え
気がつけば貴方の言葉を繰り返す
信じることが出来れば
貴方を傷つけなくてすんだ
涙は頬を伝い
赤と白の液体は私の ....
濡れた陽気に艶やかに貴方の瞳に映りつつ
心ほんのり暖かく 切ない位の色合いで
夕方佇み毎日待つの
私を見ては微笑んで大きく手を広げ
柔らかく撫でてくれる
寂しげな雨もそのときに
穏やかな冷 ....
愛に彷徨いて
気の赴くままに風と共に歩きますと
佇んでおりますのは心に留めしお方
物思いに沈んでか川の流るるのを
ひたと見つめておりました

目はしっとりと濡れており
私をみとめると
 ....
 暖かい言葉も時として
 心にやわらかく刺さっていくの
 不安は突如押し寄せて
 私は固まり石と化す
 
 声をかけても無視するかしら
 声をかけても嫌がられるかしら

 心の疑念は広 ....
疑ってごめんねと遠くで囁く
私は耳元に感じて 一人狭い部屋でうなずく
関係はあまりに脆くて
関係はあまりに不確かなもので
二人一緒に苦しんでいたのかしら
終わるかと思ったそのときに
不思議 ....
 素敵な言葉を綴る貴方
 お願い一度でいいから
 触れてみたいのに
 遠すぎてあまりに遠くて
 会うことも叶わず
 私を救った貴方
 今何をしているのでしょう
 
 一度でいいから
 ....
実家の道を辿った
小学校と中学校とそして高校までの道も
いつも会社に行く道も
家の中もくまなく探した
必ず何処かに私のねじはあるはず
たまたま落としてしまっただけだ

はたと ....
気がつくと両手は
真っ青な血管から真っ赤な鮮血が
噴出し体中を染め
このまま私は永遠に
何を思う事もなく
記憶も閉ざされ
やっと
煩わしいことも
苦しいことともお別れと
微笑んだとき ....
寂しい顔で見ないで頂戴
心でそう呟いた
貴方は言葉を出すのが下手で
私の嫌味の返答もせず
ただまっすぐ私を見つめ
切ない顔で私を抱きしめる

寂しさを埋めるためと
そう思いたいのに
 ....
 吹き荒む風の音が
 締め切りの部屋の隙間からやってくる
 私は携帯を握り締めて
 ゆっくりと貴方の言葉を反芻する
 
 貴方の声は私をほっとさせる
 貴方は私にどうして欲しいの
 私は ....
彼を失ってから
寂しさという言葉と戦いました
戦い疲れ果てたとき
私は空虚という名の亡霊に憑かれました
色とりどりの花は
私の前では何も意味をなさず
美しく奏でる音は
騒々しいものでしか ....
 ひりひりとした皮膚の隙間から
 言葉や感情が飛び出していく
 熱を帯びた体はなすすべもなく
 意識の遠のきかけた瞬間にまた
 大事にしていた言葉一欠 飛んでいった
 
 空に溶けていった ....
 あまりにの空の青さに私は目を細めた
 心の中の染みは少しずつ広がり
 手を足を体を統一した
 
 痛みは無く虚しさが取り巻く
 悲しみは友の笑顔と混じり気がつけば
 私は今まで何をみてい ....
私が歩く
貴方が歩く

私がとまる
貴方がとまる


どうしてかしら
同じ行動

涙を流して叫んでみても
届かないと思っていたのに

どうして貴方が悲しそうに
川を見ては佇 ....
疲れて仰向けになって空を見上げると
手を伸ばせばいつでも届く距離
涙を私にぽたりと垂らしながら
あなたは両手を広げて私を力いっぱい抱き締める

足枷は貴方の優しさと弱さ
私は逃げてもその足 ....
体の隅々を解体され分析され
カルテをつけられ病名をつけられ

悲痛な面持ちの周りに宣言をされる

私は生きているから
痛くも無い病名に
迫り来る恐怖に
少し心が不穏にはなっても

 ....
ぽっかりと空いた穴に私は舞い降りた
瞳も何も映さず鳴り響く足音だけが
その存在を知らしめ
誰もいないこの場所にて私は舞う

忘れよう 忘れなくていい
思い出 未練 忘却 苦しみ 
渦巻い ....
見上げた空は清々しいとは程遠く
目の前には道もなく崖が続いている

こんな心の中にも色々な言葉が渦巻き
足元は何もかもが混ざり合っているのが
透けて見える

選んだのは自分それでも引き止 ....
貴方と別れてから
気持ちが悪くて全てのものが
次々と身体から流れ出していきます

貴方と別れてから
気持ちが悪くて貴方の映像が
次々と浮かんでは消え
沸いてはこびり付き
どうしたらいい ....
手から零れ落ちる愛情と呼ばれるものは
飽くことなく吸い取られてゆく
出会った頃より終焉を予期し夜な夜な涙する
弱さを強さにかえる儀式はいつしか止まり
心に積もる穏やかな火は私を包み囁く

 ....
恋月 ぴのさんの茉莉香さんおすすめリスト(56)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
あなたと- 茉莉香自由詩309-11-16
夏の残り- 茉莉香自由詩109-8-29
ありがと- 茉莉香自由詩209-8-24
仕事という名- 茉莉香自由詩209-8-12
お休みのとき- 茉莉香自由詩407-8-22
そして- 茉莉香自由詩207-8-13
移り行く季節- 茉莉香自由詩207-7-29
決意- 茉莉香自由詩5*07-7-25
If_-もし-- 茉莉香未詩・独白307-7-17
欲しいもの- 茉莉香自由詩207-7-13
お酒と私と- 茉莉香未詩・独白407-6-15
紫陽花- 茉莉香自由詩307-6-13
川岸の恋- 茉莉香自由詩3*07-5-30
見つめあい- 茉莉香自由詩6*07-5-25
目を瞑って- 茉莉香自由詩407-5-16
夢のような- 茉莉香自由詩3*07-5-11
ねじを探して- 茉莉香自由詩1*07-4-28
終われない- 茉莉香自由詩407-4-25
何も言わずに- 茉莉香自由詩2*07-4-23
風の音- 茉莉香自由詩407-4-21
空虚の中で- 茉莉香自由詩3*07-4-18
蒸発- 茉莉香自由詩6*07-3-27
午後の空- 茉莉香自由詩7*07-3-20
涙の後- 茉莉香自由詩5*07-3-12
弱さという温もり- 茉莉香自由詩4*07-3-5
検査- 茉莉香自由詩5*07-2-28
空虚- 茉莉香自由詩507-2-25
岐路に立ち- 茉莉香自由詩5*07-2-20
別れ- 茉莉香自由詩7*07-2-18
心の中- 茉莉香自由詩9*07-2-15

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