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今日は父の誕生日。

父と母が出逢って
私が産まれた。
それが私の原点。

まだ生きている。
それが私の宿命。
赤と白
寄り添ってたんだ

春の先駆け
紅白の梅

満開の赤と白

ああ
キミに会いに行こう

穏やかな日差し
柔らかい微風

こんなキレイな梅
キミに見せたいから

 ....
梢にお月さまがとまってる

お月さまだって
たまには
休みたいのよ
病院の朝食のバン

焼いてないし
おいしくもないけれど
このパンを
食べるしかない

選択の余地など
ない

好きなひとに
好きって言える
余地もない

独り
想いを募ら ....
偶然
この森の小道を
あなたと2回通ったね

真夏
知らない風が吹いて
わたしのワンピースの裾を揺らした

でも
あなたは
あなたのままで

この想いは
きっと
いつまでも ....
梅雨と真夏の狭間で
紫陽花が耐えている

真夏の青空の色を湛えて

夏が来るのを
待っている

色はだんだん
褪せていく

散りきるまで
もうすぐ
こころの扉、
ひとつづつ
鍵をしめていく

このままでは
あまりにも
辛いから

ひとつづつ
丁寧に
鍵を集めて

けれど

きっとそれは
忘却にもぎ取られ
探すことさ ....
どろどろの浅い眠りのなか

わたしは
魚になって
汚水を泳ぐ

人間になって
包丁を研いでいる

鳥になって
雨に打たれて

犬になって
うなだれる

夢と現実が
錯綜する

明かりなんて
どこにもな ....
なんて
青い
空なんだろう

なんて
心地よい
春風なんだろう

美しき木々
遥かなる山

この世界は
美しさに満ち満ちて

気怠い午後さえ

まるで
アクセントのようで

なんて
素晴らしき
この世 ....
おひさま

菜の花

太陽の香り

おひさまのかけらが
菜の花になって

やわらかなきいろ

おひさま

菜の花

太陽の香り
さくら 咲いて

遥か山の頂には
あんなに
雪が
残ってるというのに

さくら 咲いて

胸には
こんなに
悲しみが
残ってるというのに

さくら 咲いて
この空を
あなたにあげる

だから
最後に
ぎゅっと
してね

それから
お互い
忘れっこしようよ
草むらに寝ころがった

ふたりで

もう
なんにも考えずに

この
ゆるい風に吹かれて

しばらく
うたた寝しようよ

春の気配を感じながら
お月様のうしろで
キスしよう

誰からも見えないよ

真っ暗な中で
ふたりきり

荒涼とした大地から

地球を見下ろして

ふたりでキスしよう

笑いながら
じゃれあいな ....
僕は
いつも通り
彼女を家に送り届けた。

「ありがとう」
それから少しの沈黙があった。

僕はタバコでも吸いたいな、なんて
考えていた。

「ささやかな幸せな時間をありがとう。」 ....
どうせ
さすらうことばかりで
生きてきたのだから

目差すのは

このまま海へ

端から端まで海
どこまでもどこまでも海

涙零しても
どうせ海の味と同じなのだから

冷た ....
俯いて
北風のなかを歩く

一歩一歩が
悲しみと
暗闇に
満ちている気がして

あまりに
風の強い日

押し上げられて
空を見上げれば

青い青い空

白い雲
浮かん ....
冬はやっぱり
おこたがいいな

みんなが自然に集まって
他愛のない話をして

ねこもこたつで
丸くなるし
真っ白な雪を
ずっと見ている

雪は
わたしの中にも
降り積もり

あのひとへの想いも鎮めてくれそうで

だから
雪の日は
カーテンを閉めるのが
惜しくて
その少女は
「触る手」が大嫌いでした。

いつもいつも逃げ続け
大人になっても
怯えていました。

ある日
とても信頼しているひとが言いました。
「キミが自分を傷つけても
 もしも ....
霧のような雨
わざと傘をささずに
散歩して

レインブーツはいた足が
水たまりを蹴る

なんか
足りない

フードつきの
レインコート

黄色いミトン

違う

足り ....
批評祭開催、というのを読んで
「いいな、」と思った。
でも自分には知識も理論もない。
語るべき言葉を持たない。
第一批評したいものがない。

辞書によると

「「批評」は良い点も悪い点 ....
ときどき
コンビニでおにぎりを買っては
思ってた

おかあさんのおむすび
食べたいな、って。

久しぶりの外泊で
おかあさんのおむすびを食べた

それは
ほんのりあたたかくて
 ....
季節を先取りして
甘い甘い苺を
口にする

この甘い香りに
誰が寄ってくるのだろう

甘い甘い苺は
わたしを誘惑して

わたしを虜にして

噛みしめたら
ジュッと甘い
香りと
味が突き抜けた
コンビニに
止まった
大きなトラックから
油が滴り落ちて

なんてきれいなんだろと
一瞬立ち止まる

けれど
美しき虹も
結局は自然破壊でしかなくて

見惚れた自分に
苛立ちを感じる

この
とめどな ....
真夜中
眠らないで
夜汽車の音を聴いてるの
羊が何匹飛んだって構わない

みんなが寝てるのに
ひとり起きてるのって
いい気持ち


あたしは
あたしを探す
どっかに置き忘れた
 ....

起きたら
小さな小さな涙を
見た

きっと
その草は

わたしの変わりに
泣いてくれたのかもしれない
あのひとの
ことばが

こころに
模様を作っていく

雨の模様のように
消えることはなく


それは
深く沈んで

わたしのなにかを
形づくってゆく
その猫はがりがりで
ひとが近寄ると
走ってにげていた

少しずつ
餌づけして
わたしが行くと
鳴いて迎えてくれるようになった

少しずつ
少しずつ

あなたとの距離を
もう少しだけ

走って逃げないよ ....
深い森のなか

長い長い
散歩をした

ただ
道を辿るだけで


あのひとに
そんな秘密があるなんて

知らなかった
深い深い秘密が

あのひとは
今日も笑顔だろう
 ....
恋月 ぴのさんの風音さんおすすめリスト(38)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
お父さん、お誕生日おめでとう- 風音携帯写真+ ...509-4-4
先駆け- 風音携帯写真+ ...409-3-9
休憩- 風音携帯写真+ ...1509-2-9
今朝のパン- 風音携帯写真+ ...908-9-29
知らない風が吹いて- 風音自由詩708-8-25
紫陽花- 風音携帯写真+ ...808-7-6
白い雲のように- 風音携帯写真+ ...908-5-13
それでも朝は来る- 風音携帯写真+ ...4*08-4-25
素晴らしき世界- 風音携帯写真+ ...4*08-4-20
おひさまのいろ- 風音携帯写真+ ...4*08-4-8
さくら_咲いて- 風音携帯写真+ ...11*08-3-31
最後のプレゼント- 風音携帯写真+ ...12*08-3-16
このゆるい風に吹かれて- 風音自由詩7*08-3-11
お月様のうしろでキスしよう- 風音自由詩4*08-3-4
窓を開けて風の音を聴いた- 風音自由詩3*08-2-28
このまま海へ- 風音自由詩2*08-2-22
北風のなかで- 風音携帯写真+ ...2*08-2-15
冬はやっぱり- 風音携帯写真+ ...7*08-2-12
雪灯り- 風音携帯写真+ ...9*08-2-9
土砂降りの夜- 風音自由詩4*08-1-30
小雨のなか- 風音自由詩2*08-1-29
批評祭参加作品「批評によせて」- 風音散文(批評 ...4*08-1-25
おかあさんのおむすび- 風音自由詩8*08-1-21
甘い甘い蜜の味- 風音携帯写真+ ...3*08-1-13
道を渡る虹- 風音携帯写真+ ...6*08-1-5
さよならは永遠(とわ)だから- 風音自由詩5*07-12-27
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懐くまで- 風音携帯写真+ ...4*07-12-3
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