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きみの枕をぬらす、
ぼくの塩分が今日こそは
とめどなくあふれてきみを溶かしてしまえと願った。
そのラインをなでるのはなんだか億劫だからね、
せめて想像で書けるようにはしたくて
....
あなたが知っているのは遠くの記憶と貶めかたであり、
それらをもってしての言動にはいつも薔薇のような棘がつきもの
いくつも刺さってしまえば、存外痛くないことに気が付いた。
(小指をぶつけ ....
きみのあいが何故か痛い日。
あたし達は未熟だからね、
(上手なやさしさの提供の仕方がわからない。)
不器用ではないのよ、あたし達。
誰でも最初は戸惑うものね。
(教科書に載って ....
目の前が真っ暗さ、チェリー。
かすんだソーダ水がもたらした微かな希望は
拳の間から するり はらり とけおちてった。
君がくれたもの、なんだっけ
(ほら、だって僕は君がいるだけでい ....