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娘が誕生日にプレゼントをくれた
そういえば
最近娘とは会話もしていなかった
細長い化粧箱
包装紙をやぶいて中を見ると
ドライバーが一本入っていた
私がそれを手にするのを確認する ....
三月ですから
春の匂いをただよわせる風も吹き
草木の色も何となく鮮やかに見えるのです
あなたは
うまくふくこともできない口笛で
僕が知らないメロディーを
そんなものたちに聴かせるように ....
忙しいと言いながら
忙しそうにしている人がいた
忙しい毎日が嫌だとぼやきながら
忙しいのは何故かしらと呟きながら
忙しさから解放されそうになると
忙しく何かを探しはじめる
忙し ....
少し湿った空気のせいにして
ずっと見つめていられない
まばたきするのと同じ一瞬で
咲いては散る火の花は
たくさんの星を集めたように
火薬の匂いをひいて流れてゆく
ほら
星が夜空に ....
台風が近づいてくるという
天気予報通りに降りだした雨に
慌てて部屋の窓を閉めました
(淋しさというものは
そんなささいなところに隠れていて)
窓の外から聞こえてくる雨音を
半歩遠 ....
僕はきっと虫なのだと思うありふれた夜。
その理由はいくつかあるのだけど、つまりそれは虫であるはずもない僕の外見からは想像もつかない。たとえば横断歩道をわたろうとするとき、わき腹のあたりがむずむず ....
つくんと
ときおり胸で感じる痛みを
悲しみのせいだとは
思いたくないから、僕らは
うたおうとする
好きな歌を
思い出せないフレーズで
立ち止まってはいけないと
覚えてるとこ ....
恋月 ぴのさんのベンジャミンさんおすすめリスト
(7)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
娘からのプレゼント
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ベンジャ ...
自由詩
5*
11-4-8
雨模様
-
ベンジャ ...
自由詩
6*
11-3-1
忙しい人
-
ベンジャ ...
自由詩
13*
05-8-13
花火の花びら
-
ベンジャ ...
自由詩
11*
05-7-26
雨が止むのを待ってます
-
ベンジャ ...
自由詩
14*
05-7-26
僕はきっと虫なのだと思うありふれた夜。
-
ベンジャ ...
自由詩
23*
05-7-16
そうやってうたえばいい
-
ベンジャ ...
自由詩
17*
05-7-14
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