すべてのおすすめ
冷たい空気
りんごは蒼に染まって
夜を形作っている

街は静か
だれも目を伏せて
雪が降る季節までもう少し

動かない
ホームレス達の息遣いが
白く
空に昇って
月は悲しみ　.... alfa.---

風に乗り空を遠く渡っていくために
鳥は翼を手に入れた
遠く遠く　自分の生まれた場所など忘れ遠く飛ぶために

どこまでも似た大地が続き
同じ海原が続いた
地平線一杯に　.... 朝　ちゃんと起きられない

煙草をやめられない

満員電車に慣れない

新聞を読まない

爪を噛む癖が抜けない

目を見ながら話せない

煙草をやめられない

うまく話　.... 遠い海の向こうに旅立った夏を惜しんで
夜露にハイビスカスは濡れている

もはや冷たい空気が僕らに厳しい季節を旋律させる

命は
守らなければ溶け出してしまうのだと
白昼夢から覚めたよ　.... 雨の音色に耳を澄ます
変化するリズムに
何某かの意図があるような気がする

天は雨を
世界に降らせ
その音で
何を語ろうとするのか

人間の社会は
砂漠だから森の国だからと
もう　.... 　車両の硝子越しに夜の街を眺めてぼんやりと揺られていた
車両が地下にもぐると街が写っていたところに不意に自分の顔が重なって見えた
　疲れた顔だ　夏なので汗ばんでいたし
眠そうな目は滲んだ青い　.... もういいと
何時からだろう
硬い殻に閉じこもった
わずかの養分と
わずかの水分とを持って
硬く硬く閉ざした

もういいと
放っておいてと
何時からだろう
光に触れないように
　.... 青いきらきらした羽毛の
美しい鳥が
朝焼けの中を飛んでいた

光はまだ世界に行き渡っていなくて
冷えた雲が灰色に固まったままオレンジに照らされ
荘厳に渦巻いている空

地上では
カラ　.... 　果たされなかった約束の面影や
　叶えられなかった願いの欠片達が
　光の飛沫になってとび
　漂い
　空気に溶けて香る
　夏の夕べ

　深呼吸すれば
　また私の中に戻ってくる
　今　....
恋月　ぴのさんのマッドビーストさんおすすめリスト（9）
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
BlueApple- マッドビ ...未詩・独白6*06-11-21
slight_fever_(trial010)- マッドビ ...未詩・独白506-10-1
incompetent- マッドビ ...未詩・独白206-9-28
cricket- マッドビ ...自由詩306-9-22
nature_song- マッドビ ...未詩・独白206-9-18
Make_it!- マッドビ ...未詩・独白206-7-13
種- マッドビ ...未詩・独白306-7-10
ニュクス＼ヒュプノス＼タナトス- マッドビ ...未詩・独白406-7-7
夕涼み- マッドビ ...未詩・独白505-7-13
Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する