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おひるやすみをすぎて
まんぷくになった おなかをかかえ
デスクにむかう
カタカタ キーボードをうつおと
カチカチ マウスをクリックするおと
フィルムをかかえて パタパタこばしりにはりるお ....
空をあおいだとき
こころはすでに羽ばたいている
青空に溶け
どこまでも広がる未来を抱えて
翼をもたない、にんげんも
たえまなく てりそそぐ たいようが
ふいに しんこきゅう したときのような
きづき
あじさいの あわい いろの
むらさきの ときのなかでいきつづける ゆめ
ひかり はなつ てのひら
く ....
やさしい ということばを
ほんとうに つかえているひとは
どのくらいいるのだろう
ふるえてる かたを そっと
だきよせる ことの むずかしさ
かすかな おとを たてることさえ
こわれて ....
ピアノバーで
その男は
いまでも
ピアノを弾いているらしい
アップライトピアノが
備えつけられている
小さなバーで
*
夕焼けが
川のどこかに隠れていると
聞いたのは
....
ご先祖様の温もりが
土に宿っているから
日本は大丈夫なん
命の糸がそこらじゅうにめぐらされてるん
太陽の恵みには そうしたもんがこめられてるん
そう言ったおばあちゃんが
交差点のま ....
ちびたいろえんぴつのしんを
なめながら
おえかきをするこどもがいた
あたらしいいろえんぴつ
かってあげると
ぶんぼうぐやへさそっても
ぎゅっとそのこは
えんぴつをにぎりしめたまま ....
美しい木は
幾百年ものあいだ
その土地に立ち続けている
カナリアたちが
愛したその木は
誰もいったことがない場所
誰もがいったことがある場所に
根をおろしている
朝の光でくちば ....
毎朝一缶のお酒を買う
ちいねえちゃんのことを思いながら
それを飲む
僕は頭のなかにいる人達を整列させる
たいていは 小さな羽アリに変身していて
ほとんどぼやけて見 ....
「月が明るい夜は
外に出てはいけない
みどりのコートを着たコドモが
生まれる時間だから」
そう聞かされていた
街のはずれの丘は
建設工事が中止になって ....
あんな これ かあさんの べにやねん
ところどころはえかけの ふぞろいのは
にかっと みせて
おろしたてのきものをき
しょうじょが みつおりついて ごあいさつ
しゃしんでしか
しらなか ....
恋月 ぴのさんのminaさんおすすめリスト
(11)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
りそうの
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mina
未詩・独白
2
06-10-9
空の階段
-
mina
携帯写真+ ...
6
06-9-4
はじまり
-
mina
未詩・独白
4
06-6-23
泣きそうと思うとすでに溢れてる_夕立のヒト_愛するヒト
-
mina
未詩・独白
7
06-6-19
夕焼けが眠る川
-
mina
自由詩
2
06-5-6
大丈夫なん
-
mina
未詩・独白
5
06-5-3
はんげつのぼく
-
mina
未詩・独白
4
06-2-15
美しい木
-
mina
未詩・独白
5
06-2-5
ちいねえちゃんと羽
-
mina
自由詩
4
06-1-8
みどりのコートを着たコドモ
-
mina
自由詩
9
06-1-5
あたらしいとし
-
mina
自由詩
3
06-1-2
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